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 後悔はするが反省はしないッ!
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 女性には色々謎な部分が多いと思い始めた今日この頃です。
 例えば髪の毛。
 席替えして隣りになった女性先輩は非常に髪の毛が長いのですが(お尻に届くくらい)、もの凄くコンパクトに纏めている時があります。
 まぁ、俗に言う『お団子』ですね。
 で、その髪型はどうやって作っているのか聞いたことがありまして。まぁ言われれば「なんだ」と思えるような内容だったのですが、その時に、


「じゃあ、飛乃さんも一度ロン毛にしてみれば?」


 という言葉が飛び出しまして。

 死語、だよなぁ……。
 とか思いつつも、彼女の年齢を示唆してしまうので発言は控えました(化粧で誤魔化していますが、入社17年目の大ベテランさんです)。

 そしてつい一週間ほど前。
 ちょっと彼女のグチっぽい話を聞く機会がありまして。席も隣で性格も穏和なため話しかけやすく、分からないことをよく教えてくれたりしているので、別にこのくらいいっかー、とか思っていると、


「そしたらさー、隣に座ったオバタリアンがねー」













 オ……。










 死語です。












 間違いなく死語です。










 言うべきか言わざるべきか。
 激しく葛藤しましたが、結局口に出すことが出来ませんでした。



 で、今日。
 商品の配合を彼女と一緒に検討している時、他社製品の話が持ち上がってきました。
 あんな会社のシェアなんか全部取っちゃえー、みたいな。
 すると、


「あーあー、全然大丈夫だいじょーぶ。あそこのなんてアウトオブ眼中だから」



















レッドカード!


















 いや、言いましたよ。
 さすがに。












 怒涛の如く死語ですって。














 ホント、女性には謎が多いですね。


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 えー、今日。ちょっとした一身上の都合がありまして。会社に遅れてしまいました。
 でも大丈夫。
 我が社には『フレックス』という強い味方があります。
 フレックスとは平たく言えば、『いつ来ていつ帰ってもいいよー、ちゃんと仕事終わるんならなというルールであります。

 まぁ、仕事が終わるかどうかは置いといて(ぇ)、例え事後申請であっても上司に伝えればそれでオッケーです。
 そしていつもより一時間遅れて出社。
 完全な違反ではないとは言え、周りからは冷たい目を浴びせられ……

「おお! 飛乃君ちゃんと来たんだ! 凄いじゃん!」

 ……へ?

「風邪なのにプレゼンのために無理してきたの? やるねー」

 な、な……。





 なぜか褒めらてれる?





 まぁ確かに、今日私はちょっとしたプレゼンの予定がありますが……。

「でもまー疲れてる時はちゃんと休んだ方が良いよ? 効率悪いからさ」

 いや、あの……。

「ま、頑張れよ。ちゃんとフォローしてやっからさ」

 あまり好きではない上司までが、私にねぎらいの言葉を……。













い、言えない……。















 遅刻した理由が、















 単なる寝坊だなんて。































 ところで皆さん『嘘の方程式』って知ってます?
 *嘘の方程式……ついてしまった嘘を貫くために、更に嘘を重ねること

 何だか泥沼になりそうな予感……。


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 『未完の魂、死の予定表』を読んで下さったお二方! どうも有り難うございました! 面白いと言って頂けて光栄です! Chapter2もハリキって書きます!
 十二時から十三時までの時間。
 それが会社の昼休み。
 取りあえず十五分くらいで昼飯を食べ、十分くらい掛けて一服し、五分くらいネットサーフィン。
 後の三十分はどうするか。


 当然、お昼寝です。


 コレに関しては譲るつもりはありません(何)。

 三十分ほどウトウトすれば午後はもぅオメメパッチリ。パワー二十%回復です(微妙)。
 それにどうでもいい雑務も押しつけられなくなります。
 「ちょっとこれコピーしといて」とか「会議室にコーヒー用意しといてくれる?」とか。
 
 お前がやれよ、というような雑用をたまに押しつけられるんですよ。

 
 昼休みなのに。


 しかし眠っていれば大丈夫。
 さすがに叩き起こしてまでやらせるほど非常ではないようです。


 ――が、B型自己中ブッチーは違います。


 常にマイペース。


 その度合いは常人の枠を遙かに越えます。


 今日の午後。私がいつものように昼寝をしていると、


「飛乃君飛乃君」


 お構いなしで話しかけてきました。

 取りあえず無視です。寝たふりです。
 だって夢の世界に片足突っ込んでるんですもの。


「飛乃君飛乃君」


 無視無視。


「飛乃くーん」

 寝たふり寝たふり。


「ねぇねぇ、飛乃君ってば」


 この野郎、あろう事か私の肩を揺すって起こしやがりました。
 さすがにそこまでされれば目も覚めます。何か急な用事なのかと思って目を開けると、






「あ、起きた起きた。はいコレ。お土産の『かぼすゼリー』。昨日、九州に出張行って来たんだ」












 後でいいだろ!









 と思いつつも「あ、有り難うございます」と、苦笑いを浮かべながら受け取りました。
 ソレを机の上に置いて、私は瞑目。
 邪魔されたせいで夢の世界からは少し遠ざかってしまいましたが、しばらくするとまたウトウトと気持ちよくなってきました。
 が――


「飛乃君」


 後ろから再び悪魔の声が。
 彼は私の肩に手を置き、なぜか肩もみをしてきます。
 もぅ安眠も何もあった物ではありません。こんなことをしている間に時間はドンドン過ぎ去り、昼休みは残り五分。

 私は少し嫌そうな視線を後ろに向けて、「何ですか?」と聞くと、








「さっきはゴメンネ、寝てるトコ起こしちゃってさ」











 お前わざとやってるだろ。











 最近、彼に対しては包み隠すことなく喋るべきか本気で悩んでいます。orz


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---------------------------------------- web拍手へのお礼コメント
>ひょっとして……3~5部のファンですか?(笑)
 その通りで御座います! あの頭脳バトルには多分に影響を受けました(笑)。
 情報の共有化。
 それは業務を効率的に遂行するための必須事項。
 私の会社では、雑誌や新聞で役に立つ情報を見かけたら、ソレをコピーしてみんなに回覧する決まりがあります。
 で、今日。隣の女性先輩(席替えで優しい先輩が隣になりました)が、


「はい。結構重要だから見といて」


 と言って新聞のコピーの一部を渡してくれました。


 ソレがコレです。














(゚Д゚)!?














 皆さんなら最初にどこに目が行きましたか?
 


 私は勿論、最もフォントの大きい活字に目が釘付けになりました。




 ど、どういう意味だ? 陰湿なイジメか? コレが噂の逆セクハラ? それともまさか本気で心配を……?


 どちらにせよ、前のコワイお局様よりタチが悪いです。


 私は混乱しきった頭で、この記事の意味を聞いてみました。
 すると、


「ちょっと、何言ってんの飛乃さーん。見て欲しいのはココ。『食品添加物 さらに除外』ってとこ」


 指さされたのは左上の欄。
 た、確かに。コレなら納得です。




「もー、セクハラで訴えますよ?」







 




 コッチがな。










 いやだって……悪いの私じゃないです、よね?



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---------------------------------------- web拍手へのお礼コメント
>飛乃剣弥さんの雑記見て、うわあああああ!!!って。元気が出ます。

 こんなヘタレな雑記で元気が出たと言っていただけると、私の方まで元気が出てきます! また色々とネタ話をお披露目していきますので、お互い健康で元気に頑張っていきましょう!
 今日の朝一。パイロットでちょっとした試作の予定でした。
 『パイロット』というのはまぁ言ってみればラボスケールと工場スケールの間みたいなモノで、大量生産の適性を確認したり、ちょっとサンプルが大目に欲しい時とかに使います。
 会社に来てすぐ機械を組み立て、材料を仕込んで夕方頃までほっぽとくつもりでした。一度動かし始めれば、後は機械が勝手にやってくれるので。

 が、トラブル発生。

 部品が足りません。

 しかも一番肝心の部分が。
 大きさは片手に乗るくらいですが、購入すると一つ十数万円もする部品で、当然予備などありません。
 非常に精密な部品で、注意して扱わないと壊れてしまいます。
 この機械を使っていそうな人達全員に電話して確認しましたが、誰も知りません。修理に出しているとか、そういうのではないようです。

 結局、午前中一杯掛けて探し回りましたが見つかりませんでした。

 で、昼休み。
 食堂でご飯を食べ終え、居室で「う~ん……」と呻りながら困った顔をしていると、前の席に座っている、いつぞやのB型自己中ブッチーが、

「どしたの。難しい顔して」

 と、話しかけてきました。
 少し前に席替えをして、彼と近くなったんですね。
 が、席は近くてもやっている仕事内容は全く違います。彼は基礎研究。私はどちらかというとその情報を元にして商品を開発する側の人間です。
 なので彼に相談しても解決するはずがありません。それに私自身、彼のことがあまり好きではありませんし。
 とは言え無視するわけにもいかず、取りあえず事情を端折って説明することに。
 すると――





「ああ。それ。あるよココに





 ……は?





 机の引き出しを開け、彼は手の平サイズの円盤状の物体を取り出しました。

 ソレです。間違いありません。
 一体どういうことか聞いてみると……


「いやさー、コレって面白いよねー。昨日パイロットで見つけたんだけどさー。すっげー細かく分解できるんだよ。俺子供の時からこういうの超好きでさー。親が機械メーカーで働いててねー」








 ンなこと聞いてねぇよ!








 なんで黙って持ってってんだよ!













 ってか分解するなよ!






彼の親は機械の分解の仕方は教えても、『人の物は勝手に使わない』という初歩的なことは教えなかったようです。




 俺の午前中返せよ! ヽ(`Д′)ノ  ウワァァァァァァン!!
  

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 昨日の会社帰りのことです。私が交差点にさしかかった時、信号が点滅し始めました。別に急ぐこともなかったので次の青信号で渡ろうとのんびり歩いていると、突然後ろから自転車が猛スピードで走り抜けていったのです。
 危うくぶつかりそうになり、いきなりのことに私は思わず大声を上げてしまいそうになりました。

 ところで話は変わりますが、私の取引先にもの凄く態度の悪い人がいます。
 どう悪いかというと、コチラが電話をしてもなかなか出ないんです。
 いつも事務の女性に取り次いで貰うのですが、保留音が聞こえて来るばかりでなかなか出ようとしません。
 しかし彼でないと仕入れられないブツとかもありますので(怪しい物とかじゃないですよ? 格安というだけです(汗))、それが必要な時には出てくれるのを待たざるを得ません。
 で、今日。その問題児に連絡を取らなければなりませんでした。

「あ、もしもし。私、飛乃と申しますけれども、猿右衛門さん(仮名)いらっしゃいますか?」

「猿右衛門ですね。少々お待ち下さい」

 そして聞こえてくる保留音。
 が、五分経っても出ません。
 まぁ、いつものことなので私は辛抱強く待っていました。

 更に二分経ちましたが出る気配はありません。
 何だか暇になってきたので、隣の先輩と雑談を始めました。
 話題は昨日の接触未遂事故のことです。

「――て、ことがあってですねー。もうちょっとでぶつかりそうになったんですよー」

「ふーん。まぁ、よくあることじゃん」

「そっすかー?」

「それでどうかしたの?」

「いやまぁ、別にどうもしないんですけどー。いきなりのことだったんで、ビックリして――」

『もしもしー。猿右衛門ですがー』


「あ、思わず飛乃ですけど」







 …………。






 ……………………。




































 穴があったら埋葬して欲しい……。orz


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 本日、ISOの抜き打ち内部監査がありました。
 以前の日記でも述べましたが、ISOとは社内の決まり事を誰でも分かる形でまとめた物のことです。そして内部監査とは、その決まり事が本当にちゃんと分かるように管理できているかを調査することです。
 で、昨日まで「あの記録がない」「ここにハンコ押してない」「データベースではあるのに、紙ベースで残ってない」などなど、業務には全く関係のない雑務に追われておりました。
 不二家のあの一件があった直後の内部監査ですから、非常に厳しいことが十分に予測されます。
 それでみんなもー、ホント余裕がなくて、殺気立っちゃって……。
 隣の席にいるコワーイお局様などは、ガンくれ表情がデフォルトになっておりました(滝汗)。

 そして今日。
 本番当日。
 まぁ、私も色々聞かれましたよ。


「これはどうして紙ではなく、データベースでの管理しかしていないんですか?」

「紙資源を無駄にしないため、省エネと環境対策への一環です」(建前)
『メンドいからです』(本音)

「食品を開発する上で心がけていることはなんですか?」

「お客様にメリットのある商品を、いかに低価格でご提供するかということです」(建前)
『さっさと仕事終わらせて定時に帰ることです』(本音)


「御社の品質方針はどのようになっていますか?」

「健康に満ちたより良い毎日を送るため、食生活を通じて体の内側の美を探求する、です」(社内規定)
『当たり障りなく、のらりくらりと働く、です』(俺規定)




 とまぁ、色々緊張した場面もありましたが何とかクリア。
 いやー、ホッとしましたよ。
 今日の感想は? と聞かれれば、まぁ『何とかなるモンだ』というのが二番に来るところですねぇ。

 一番?
 そりゃあ決まってますよ。





 一応、名目上は『抜き打ち内部監査』なのに、











全く抜き打ちになってない











 ということでしょうか。





 まぁ、ホントに抜き打たれたらボロが山のように出てきそうですが(笑)。世の中、何とかなるように出来てるんです。きっと。


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 あおいさん、『キミの口から腹話術、してくれますか?』へのご感想どうも有り難うございました! 近日中に返信させていただきますので、少々お待ち下さい!
 最近あったかくなってきましたね。まだ2月だというのにちょっとした小春日和です。
 ところで今日。商品開発の打ち合わせをしようとしたんですが、時間になってもなかなかメンバーが集まりませんでした。
 しばらく待ってもなかなか来ません。
 すると時間を潰すためか、すでに来ていたもう一人の年輩の人が雑談をしてきました。

「飛乃さんさー、最近調子どうよ」

 まぁ、当たり障りのない会話です。
 ボチボチですねー、と返すと、

「俺さー。最近超ブルーなんだよねー。まーた悩み事増えちゃったよ」

 ほぅほぅ、悩み事ですか。何でしょう。

地球の温暖化。今ちょっとおかしいよ」

 ……は?

「冬なのにこんな暖かいの絶対おかしいって。きっと今頃、南極の氷ドロドロに溶けてんだぜ?」

 まぁ、そうかも知れませんが……。

「ほらあそことか見てよー。もー、煙突からケムリもくもく出しちゃってさー。絶対に地球に悪いって。税金とか二酸化炭素減らすために使ってくれるんだったら、俺バンバン払うんだけどね」

 まぁ、確かにねぇ……。

「絶対さ、あと十年以内くらいに天変地異起こるよ。そんで人口の三分の一くらいは死んじゃうんだぜ。間違いないって。俺の今年の大予想。ハハハッ」

 そ、そうですか……(ちょっと、ヒキ気味)。

「今大体60億だろ? だから20億は死ぬね。まぁ俺はそん中には入んないんだけど、ウチの所長とか絶対入るよ。つーか入って欲しい

 是非、所長の目の前でご発言を……。

「だからさー、今のウチに二酸化炭素削減機とか作っとけば、絶対に儲かるって。そんでこんな会社辞めた方がいいよ。絶対。だって全然将来性ないもん

 …………。

「って訳だからさー。最近、温暖化のこと心配で、寝付き悪いんだよねー。ねー飛乃さんさー、この地球の病気なんとかなんないかなー」







自分の病気の心配しろよ







 良い人なのか、悪い人なのか、精神分裂症なのかよく分からないキャラでした。
 まぁ、宗教にでも入るしかないな。


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 「マスティック」という物があります。
 ギリシャでしか取れない樹脂らしくて、形状はガムにソックリです。
 コレを噛んでいると虫歯や歯周病を予防してくれるという、大変有り難いモノです。

 で、このマスティック。
 実は私の会社でも扱っていたりします(なんでも幅広くやってるよなぁ)。
 その開発担当者が、私の席の右斜め前におります。
 自分で扱う商品なので、いつ見てもくちゃくちゃと噛んでおります。ガムの強度や、口当たりの善し悪しを確かめているのでしょう。

 今日の夕方頃。私がトイレに行くと、そのマスティックの開発担当の人が歯を磨いておりました。
 あまり見ない光景です。だってマスティック噛んでりゃ良いじゃないですか。
 私が、どうしてそんなことをしているのか聞いてみると、


「ああ、今から歯医者行ってくるんだ」


 歯医者? え? マスティック噛んでてもやっぱ虫歯になる時はなるんですか?


「いや、そうじゃなくてさ……」


 彼は少し恥ずかしそうに声を小さくして、


銀歯、とれちゃって……」








意味ないじゃん。










 ガムの強度や、口当たり以前の大問題が浮上したようです。

 頑張ってね。草葉の陰から応援してますんで(笑)。 


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 えー。今、私ドレッシングの開発を主にやっておりまして。その中の仕事の一つに『コストダウン』というモノがあります。
 まぁ、ドコの会社でもやっていることですよね。

 より安い素材で、より良い物を。

 非常に無理難題なのですが、仕事である以上やらざるをえません。
 一ヶ月掛け、取りあえず改良品第一号は完成しました。

 で、改良品と現行品に違いがあるかどうかを調べるために、他の社員さん達の協力を仰いで識別してもらいます。
 まぁこの場合、『違いがない』もしくは『改良品の方が良い』という結果が得られれば大成功。識別をして貰う時は当然、どれが現行品でどれが改良品かは隠して食べて貰います。

 調査の結果、見事『有意差なし』というデータが得られました。万々歳です。
 そしてホコホコ顔で後片づけをしている時、一緒に調査を手伝ってくれていた先輩がこんな事を言ってきました。


「ねぇ、飛乃君さ。アタシ達もやってみる?」


 どうやら作り手である私達も、識別テストをやってみようという提案のようです。

 フフフ……舐めて貰っては困りますよ、先輩。

 そのドレッシングを作ったのはこの私。

 いくら現行品に近づけているとは言え、どの味がどう違うのか、私が一番良く知っています。

 先輩は即席のテストを用意し、私にどっちが改良品が当てるように言ってきました。

 もぅね、一口食べただけで分かりましたよ。

 私は自信満々で、


「コッチが改良品ですね」


 と、言い切りました。

 ――が、先輩は渋い顔になってしばらく沈黙。
 そして、私から目をそらせて、


「ほ、ほら! 作った人も分からないっていうくらい出来が良いって事じゃない? 凄い凄い!」










 そんな同情いらねぇよ。








 ……うん、普通にヘコみました。orz


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>とちさん
『キミの口から腹話術、してくれますか?』最後まで読んで下さってどうも有り難うございました! ファースト・ジェネレーションの最終話はいかがでしたでしょうか。



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プロフィール

Author:飛乃剣弥
最近、色んなことがどーでもよくなってきた。
それでも20%の酸素は必要。
特技は暴飲暴食と上司にタメ口。
スタンドは『ザ・ワールド』(よく無自覚に空気を凍り付かせる)。
ある種の相方

Side:バナジウム虎吉
 かえってきたツッコミ猫。
 マジに怒るとヒゲにシワがよるらしい。
 あと♀。
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登場人物相関図

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登場人物紹介
『魔女』
 現部署の同僚。女性。その柔和な微笑みは5人もの男をたぶらかし、飾り気のない言葉はオヤジ衆限定で大ウケする。真面目で頑張り屋さんなんだけど、薄氷でできた心を持つ、庶民的魔女の代表格。上唇の産毛が、近距離だとヒゲっぽく見えるのは、私が墓場へ持ち込むアーティファクトの一つ。


『漢♀』
 現部署の後輩。一応女性(諸説あるらしい)。2010年三の月に舞い降りた世紀末の大悪魔。万物流転の原理すらねじ曲げ、彼女の覇道にぺんぺん草なし。推定年齢50億26歳。今の地球は彼女が小学校の時に、図工の課題でやっつけ的に作ったというのが最も有力。


『イジメてちゃん』
 現部署、他チームのリーダー。男性。高い権力と低い物腰を併せ持つ、癒し系愛すべきバカ。仕事のふられっぷりは一人前、小言を言われる時は一番前。リーダーオーラ皆無、人生運皆無。「コラ!」と言えない、「いいえ」も言えない。身長A、性格S、男前度B、ストレス性胃腸炎度SS。


『毒メン』
 現部署の後輩。男性。世にいる大半の女性をトロかす甘いマスクから、悪意皆無の猛毒を吐き出す。ポリシーは一貫する、周りからの視線は完スルー。自分大好き、自分が一番、自分よければ全てよし。取り合えず俺最高。身長A、性格D、男前度SS、ジャイアン度SS。


『テキトー』
 現部署のリーダー。男性。貫禄のあるお腹が特徴的な三等身デフォルメキャラ。人生テキトー、大の甘党。体の大部分はチョコレートで構成されており、糖分が切れると極端に動きが鈍くなる。身長A、性格A、男前度B、無責任度SS。


『大胆撫子』
 現部署の新人さん。直属の後輩女性。清廉、華憐、お淑やかと三拍子揃った、大和撫子の純血を受け継ぐ絶滅危惧種。彼女の存在プライスレス、ホントにこの会社で良かったのかプレイスレス。時々飛び出す予想外の発言が、おじさん心を巧みにくすぐる。身長B、性格A+、美人度A+、言葉のマジシャン度S。


『逆コナン』
 現部署のボス。自他共に認めるスケベ親父。オンリーワンが大好き、ロンリーワンが大嫌い。本人は周りから人気があると思い込んでいるが、半分以上が同情であることに気付いていない。身長A、性格B、男前度B-、ロリコン度S+。


『シャドウゲイト』
 現部署の先輩女性。女性では最年長。ビーバー顔、フィーバー体質。おだててやれば際限なくテンションは上がっていくが、お世辞だと見抜かれると急降下。そして死。身長B、性格C-、美人度D、おかあさん度SS。


『ザラキ』
 現部署の後輩女性。帰国子女。英語ペラペラ、日本心ペラペラ。“気遣い”の意味を若干はき違えているところがあり、親切心で人の精神を谷底へと突き落とす。身長C、性格B+、美人度A、クリティカル率S。


『ジェシー』
 本妻。五年間連れ添い、数々の艱難辛苦を共に分かち合ってきた喪服美人。しかし旦那の勝手な都合でオーバークロックさせられ、メモリを半減させられ、あまつさえ超ハイスペックな側妻に旦那を寝取られてしまった悲劇の団地妻。復帰のため、側妻に呪いを施し中、らしい……。


『キャサリン』
 側妻。最新のCPUを内蔵した、超ハイスペックなキャリアウーマン。が、非常にプライドが高くて気むずかしく、起動させるだけで多大な労力を割かれることもしばしば。また起動後も、こっそりアイコンを消したり、DVDドライブをガン無視したりなどのお茶目なイタズラを連発し、旦那を振り回している。


『トリビアン』
 元上司。すでに退職。男性。四十代後半。強い者に弱く、弱い者に強い。常に底知れない小物オーラをまとう。何にでも『へぇーへぇー』と返すため、ソレが重要かどうかの判断が非常に難しい。必殺技は『赤ちゃん喋り』。


『アバウト・ミー』
 前テーマのリーダー。男性。三十代後半。血迷って大手企業を退職し、我が社の所長の怪電波に捕らわれた哀れな中途採用者。生き方もいいかげんなら、言動のすべてがいいかげん。なんとなく『ヨソ様』に通じるところがある。必殺技は『KYっておいしいの?』。


『デコっぱら』
 前部署の先輩。女性。三十代前半。人当たりがよく、愛嬌もあり、十人中九人が可愛いと言うだろう容貌の持ち主であるが、残念ながら額に三段腹がある。必殺技は当然『上目遣いから怪光線』。


『年下おかみ』
 前部署の後輩。女性。二十代半ば。肌の色、言葉遣い、身にまとうオーラ、全てが白い。一見すると良家のお嬢様だが、実はとんでもない秘密兵器を隠し持っている……と勝手に妄想して私が一方的に崇め奉っていた……が、本当に持っていたことが発覚。その必殺技は『暗黒面オーラ』。聞く者の服従心を強制的に引き出す恐ろしい技である。コレにより『年下あねご』から『年下おかみ』にクラスチェンジ


『人妻カオス』
 前部署の先輩。女性。三十代後半。やることなすこと全てが突飛で人畜有害。自爆することもしばしば。社歴が長いわりにルーチンワーク専門。必殺技は『残念なことが。失敗しちゃった』。


『お局様』
 前々々部署で非常にお世話になった女性。推定年齢五千歳。妖怪の生まれ変わりとのウワサも。いろんな意味で怖い。


『飛躍魔人』
 前々部署の直属の上司。女性。三十代後半。頭はキレるが、思考に脈絡のないことが多い。面倒見はいいが、軽い口調で大仕事をふる。怖い。


『死語使い』
 前々部署の大先輩。女性。三十代後半。「ロン毛」「アウトオブ眼中」などの死語をたくみに使いこなす。美人だが静かにキレる。怖い。


『ミス・ミスター』
 本社に異動となった一期上の先輩。女性。三十代前半。「液々しちゃう」「照りっぱなし」など、地球外言語をよくたれ流す。基本的にほわほわとした性格だが、笑顔でキレる。怖い。


『ブラック・マジョム』
 前々部署の先輩。女性。三十代前半。結婚願望が非常に強く、食虫植物のように相手を狙っている。声は幼く可愛らしいが頭の方はそれ以上に幼く、言って良いことと悪いことの区別がついてない。素で破滅の言葉をバラまく。怖い。


『ヨソ様』
 四つ下の後輩。男性。二十代前半。とにかく怖いもの知らずで、常に我が道を行く。本人の知らないところで、私に実害が及んでいるケースが多い。怖い。


『ザ・ハーレム』
 本社に異動となった前々上司。男性。四十代後半。五人の女性を一度に相手にしたことがあるらしい。「女子大生」と「女子大学生」の違いに異常なこだわりを持つ。ヌルい。


『サリ平』
 元特許部署の人。男性。三十代後半。「サリーちゃんのパパ」と「波平」のキメラ体。現在は退職してプー。基本的に毛深いが大切なところは薄い。ハゲい。
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