後悔はするが反省はしないッ!
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今日、隣の女性の先輩が突然こんな事を言い出しました。
「ねぇ、コレって濡れない?」
彼女が持っていたのはドレッシングの容器。商品の保存テストが終わり、処分しようとしていた物のようです。彼女の言い分では結露しているのだとか。でも屋内ですよ? そんなことあるはずないじゃないですか。しかも見る限りそんな様子はまったくありません。
「じゃあちょっと持ってみてよ」
そう言われたので私はドレッシングのビンを受け取り、触ってみました。
が、やはり濡れてなどいない。
念入りに何度も何度も擦ってみましたが、手に水が付く気配はありませんでした。
「えーっ? 絶対濡れてるよー」
しかし彼女は譲りません。
「あ、分かった。飛乃君の手、乾燥してんじゃない?」
むぅ、言われてみればそうかも知れません。
「ほら、アタシの手って、凄く潤ってるからー」
朗らかに笑う彼女。私は自然な流れで、
「いやー、僕ももう年ですからねー、あははははー」
「それをアタシの前で言うかなー、あははははー」
ははは……は。
…………。
……あの。
目が恐いんですけど。
三十越えた女性の前で『年』の言葉を出すのは、プロレスフリークの前で『これって台本あるよね?』って言うくらい危険です。覚えておいて損はないと思います。
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『貴方に捧げる死神の謳声 第二部』最後まで読んで下さった方! どうも有り難うございました! 感謝いたします!
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「ねぇ、コレって濡れない?」
彼女が持っていたのはドレッシングの容器。商品の保存テストが終わり、処分しようとしていた物のようです。彼女の言い分では結露しているのだとか。でも屋内ですよ? そんなことあるはずないじゃないですか。しかも見る限りそんな様子はまったくありません。
「じゃあちょっと持ってみてよ」
そう言われたので私はドレッシングのビンを受け取り、触ってみました。
が、やはり濡れてなどいない。
念入りに何度も何度も擦ってみましたが、手に水が付く気配はありませんでした。
「えーっ? 絶対濡れてるよー」
しかし彼女は譲りません。
「あ、分かった。飛乃君の手、乾燥してんじゃない?」
むぅ、言われてみればそうかも知れません。
「ほら、アタシの手って、凄く潤ってるからー」
朗らかに笑う彼女。私は自然な流れで、
「いやー、僕ももう年ですからねー、あははははー」
「それをアタシの前で言うかなー、あははははー」
ははは……は。
…………。
……あの。
目が恐いんですけど。
三十越えた女性の前で『年』の言葉を出すのは、プロレスフリークの前で『これって台本あるよね?』って言うくらい危険です。覚えておいて損はないと思います。
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今日、仕事で使っていた容器がなくなりました。
5リットルほどの液体が入る、丈夫で非常に使い勝手のいい容器です。私達はソレを普通『キュービ』と呼んでいます。
コレです。

で、新しく注文するためにカタログを捲りました。
ところがいくら『キュービ』で探しても出てきません。女の先輩に聞くと、どうやら正式名称は別のようです。しかし彼女はその名前を知りませんでした。
そこでわりと物知りな、隣の席にいる男の先輩に聞きました。
すると、
「ああ、『キューカンバ』でしょ」
さすがです。即答でした。
しかし『キューカンバ』ですか。まぁ『キュー』は分かるのですが、『カンバ』とは……。ちょっと気になったので『カンバ』の意味をネットで調べてみました。
カンバ【ボリビアで、アマゾンの低地やそこに住む人たちをさす俗語】
…………。
……いったいどんな繋がりがあるのでしょうか。
「キュービってアマゾンとかの商品なんですかね?」
さっきの先輩に聞いてみました。
あの辺りの木から取れた樹脂を使っているとかだったら、辛うじて納得行くのですが……。
「アマゾン? まぁ、あそこは何でも置いてるからね」
それは知りませんでした。大自然の恵みというヤツなんでしょうか。
「キュウリも売ってんじゃない?」
まぁそりゃ、キュウリくらいあってもおかしくないでしょうね。でもやけに限定してきましたね。ひょっとして菜食主義者?
「そこのキュウリとかよく買うんですか?」
「いや、それは買わないけど、この前パソコン買った」
…………。
……パソコン? アマゾンで?
「アマゾンでですか?」
「ああ、Amazonでな」
……ん?
「で、『キュービ』の正式名称って『キューカンバ』なんですよね?」
「そ。『キュウリ』は『キューカンバ』って言うの。勉強になった?」
……話がかみ合ってない?
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『約束の保証、してくれますか?』を最後まで読んで下さった方。どうも有り難うございます。大変、励みになります。
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web拍手で温かいお言葉を下さった方。ほんとーにどうも有り難うございます。ジョジョは大好きなので、色々ネタにさせてもらっています(笑)。
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5リットルほどの液体が入る、丈夫で非常に使い勝手のいい容器です。私達はソレを普通『キュービ』と呼んでいます。
コレです。
で、新しく注文するためにカタログを捲りました。
ところがいくら『キュービ』で探しても出てきません。女の先輩に聞くと、どうやら正式名称は別のようです。しかし彼女はその名前を知りませんでした。
そこでわりと物知りな、隣の席にいる男の先輩に聞きました。
すると、
「ああ、『キューカンバ』でしょ」
さすがです。即答でした。
しかし『キューカンバ』ですか。まぁ『キュー』は分かるのですが、『カンバ』とは……。ちょっと気になったので『カンバ』の意味をネットで調べてみました。
カンバ【ボリビアで、アマゾンの低地やそこに住む人たちをさす俗語】
…………。
……いったいどんな繋がりがあるのでしょうか。
「キュービってアマゾンとかの商品なんですかね?」
さっきの先輩に聞いてみました。
あの辺りの木から取れた樹脂を使っているとかだったら、辛うじて納得行くのですが……。
「アマゾン? まぁ、あそこは何でも置いてるからね」
それは知りませんでした。大自然の恵みというヤツなんでしょうか。
「キュウリも売ってんじゃない?」
まぁそりゃ、キュウリくらいあってもおかしくないでしょうね。でもやけに限定してきましたね。ひょっとして菜食主義者?
「そこのキュウリとかよく買うんですか?」
「いや、それは買わないけど、この前パソコン買った」
…………。
……パソコン? アマゾンで?
「アマゾンでですか?」
「ああ、Amazonでな」
……ん?
「で、『キュービ』の正式名称って『キューカンバ』なんですよね?」
「そ。『キュウリ』は『キューカンバ』って言うの。勉強になった?」
……話がかみ合ってない?
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本日出張で、とある製造委託メーカーに行ってまいりました。
色々な機械が置いてあり、物珍しそうに見ながら工場見学をしていると、目立つ場所に張り紙を発見。
『5Sを必ず守ろう!』
そう書かれていました。
で、5Sとは? と下の方を見ていくと、
『整理』
ほうほう。
『整頓』
なるほど。
『清潔』
ごもっとも。
『清掃』
大切だよね。
『躾』
うんう……んん!?
『躾』!? (゚Д゚;≡゚Д゚;) !?
いや、流れ的におかしいでしょ。
もう明らかに『無理矢理五個考えてみました』的なオーラが悲しいくらいに伝わって来ました。その時の衝撃を言い表すとすれば、
『料理の“さしすせそ”と言えば』
『さ』砂糖
『し』塩
『す』酢
『せ』醤油
『そ』そば粉
(゚Д゚)!?
『戦隊モノ五人の色と言えば』
『レッド』
『ブルー』
『グリーン』
『イエロー』
『グロスオプティマイザ』
(゚Д゚)!!??
『五大陸と言えば』
『ヨーロッパ』
『アジア』
『アフリカ』
『アメリカ』
『エロマンガ島』
(゚Д゚)!!!???
とまぁ、このくらい笑撃的だった訳ですが……伝わりました?
---------------------------------------
『約束の保証、してくれますか?』を最後まで読んで下さった方。どうも有り難うございます。
>細かい表現が上手いです。思わず笑ってしまいました。
柚木と一弥では同じ物を見ても、それぞれ感じ方が当然違うので、その辺りの表現には結構懲りましたね。笑って頂けてなによりです。
>素直な話ですごく面白かったです~。
いや、ホント有り難いお言葉です。励みになります。最後まで楽しんで頂けたようで作者冥利に尽きます。
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色々な機械が置いてあり、物珍しそうに見ながら工場見学をしていると、目立つ場所に張り紙を発見。
『5Sを必ず守ろう!』
そう書かれていました。
で、5Sとは? と下の方を見ていくと、
『整理』
ほうほう。
『整頓』
なるほど。
『清潔』
ごもっとも。
『清掃』
大切だよね。
『躾』
うんう……んん!?
『躾』!? (゚Д゚;≡゚Д゚;) !?
いや、流れ的におかしいでしょ。
もう明らかに『無理矢理五個考えてみました』的なオーラが悲しいくらいに伝わって来ました。その時の衝撃を言い表すとすれば、
『料理の“さしすせそ”と言えば』
『さ』砂糖
『し』塩
『す』酢
『せ』醤油
『そ』そば粉
(゚Д゚)!?
『戦隊モノ五人の色と言えば』
『レッド』
『ブルー』
『グリーン』
『イエロー』
『グロスオプティマイザ』
(゚Д゚)!!??
『五大陸と言えば』
『ヨーロッパ』
『アジア』
『アフリカ』
『アメリカ』
『エロマンガ島』
(゚Д゚)!!!???
とまぁ、このくらい笑撃的だった訳ですが……伝わりました?
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『約束の保証、してくれますか?』を最後まで読んで下さった方。どうも有り難うございます。
>細かい表現が上手いです。思わず笑ってしまいました。
柚木と一弥では同じ物を見ても、それぞれ感じ方が当然違うので、その辺りの表現には結構懲りましたね。笑って頂けてなによりです。
>素直な話ですごく面白かったです~。
いや、ホント有り難いお言葉です。励みになります。最後まで楽しんで頂けたようで作者冥利に尽きます。

商品企画案。書きましたよ。ええ書きましたとも。
つーか、気分的には『書いてやったぞコラ、敬ってへつらえ』ってな感じです。
で、この商品企画案、職制を通じて出さねばならないようです。職制というのは職場の繋がりのことで、具体的に言うと課長、部長と見せて、部長が役員に持って行くって流れです。
最初、直属の上司である課長に見せた時、私は一発オッケーだと信じて疑いませんでした。
だって書いてあげたんですから。
しかも小説で鍛えた語彙力全開で。なんで非常に濃い文体になりました。他の奴らじゃこの味出せねーだろーってなモンです。
ところが、
「あ、飛乃君さ。まず分かりにくいよね。目的が見えないんだけど」
ほぅ、分かりにくいと来ましたか。ソレは確かにいけませんね(リテイク1)。
「うん。目的はハッキリしてるんだけど、今度はステップが抽象的なんだよね」
ううむ、言われてみればそうかも(リテイク2)。
「ステップに奇抜性が無いね」
左様で御座いますか(リテイク3)。
「ちょっと現実味が無いと思うんだけど」
やりすぎましたかね(リテイク4)。
「うん、目的もステップも良いんだけど、文体に主体性がないよね。もうちょっと、自分はコレを提案したいんだってのをアピールした方が良いよ」
……分かりました(リテイク5)。
「ああ、違う違う。これじゃ評論家っぽいからさ。なんかエラそうなんだよね。提案書なんだってことを意識して直してみて」
…………(リテイク6)。
「そうだねー、じゃあと商品名もうちょっとひねってみようか」
……………………(リテイク7)。
「うん、いいんじゃない。で、今更で悪いんだけどさ。文章がゴチャゴチャし過ぎてるから、いらない修飾語とか取ってもうちょっとスッキリさせてみようか」
本当に今更だな、おい。
こんな感じで課長のチェックは突破しました。
で、ソレを部長に持っていくと、
「もうちょっと、エラそうに言い切った方が良いんじゃない? 自分の意志を強く押し出すことも踏まえて」



わかりました。
嗚呼、悲しき雇われの身……。
でもまぁ心の中では、

ってくらい怒ってたんですけどね。
まぁ、何はともあれ終わって本当によかったですよ。

「自分で自分を褒めたいと思います」
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つーか、気分的には『書いてやったぞコラ、敬ってへつらえ』ってな感じです。
で、この商品企画案、職制を通じて出さねばならないようです。職制というのは職場の繋がりのことで、具体的に言うと課長、部長と見せて、部長が役員に持って行くって流れです。
最初、直属の上司である課長に見せた時、私は一発オッケーだと信じて疑いませんでした。
だって書いてあげたんですから。
しかも小説で鍛えた語彙力全開で。なんで非常に濃い文体になりました。他の奴らじゃこの味出せねーだろーってなモンです。
ところが、
「あ、飛乃君さ。まず分かりにくいよね。目的が見えないんだけど」
ほぅ、分かりにくいと来ましたか。ソレは確かにいけませんね(リテイク1)。
「うん。目的はハッキリしてるんだけど、今度はステップが抽象的なんだよね」
ううむ、言われてみればそうかも(リテイク2)。
「ステップに奇抜性が無いね」
左様で御座いますか(リテイク3)。
「ちょっと現実味が無いと思うんだけど」
やりすぎましたかね(リテイク4)。
「うん、目的もステップも良いんだけど、文体に主体性がないよね。もうちょっと、自分はコレを提案したいんだってのをアピールした方が良いよ」
……分かりました(リテイク5)。
「ああ、違う違う。これじゃ評論家っぽいからさ。なんかエラそうなんだよね。提案書なんだってことを意識して直してみて」
…………(リテイク6)。
「そうだねー、じゃあと商品名もうちょっとひねってみようか」
……………………(リテイク7)。
「うん、いいんじゃない。で、今更で悪いんだけどさ。文章がゴチャゴチャし過ぎてるから、いらない修飾語とか取ってもうちょっとスッキリさせてみようか」
本当に今更だな、おい。
こんな感じで課長のチェックは突破しました。
で、ソレを部長に持っていくと、
「もうちょっと、エラそうに言い切った方が良いんじゃない? 自分の意志を強く押し出すことも踏まえて」

わかりました。
嗚呼、悲しき雇われの身……。
でもまぁ心の中では、
ってくらい怒ってたんですけどね。
まぁ、何はともあれ終わって本当によかったですよ。
「自分で自分を褒めたいと思います」

以前、と言ってもかなり前ですが、一日で大きく二回ヘコんだことがありました。その内の一回は11/11の雑記で書いた「昇進のための資格取り」。
で、今回はもう一つの方を書きたいと思います。
事の発端は今を遡ること約一ヶ月。そう、あれは私がデスクワークの息抜きとして、バレンタインデーに女性社員から貰った『サボテン』に、スポイトで水をあげていた時のことでした。
「飛乃君、さ。今時間ある?」
あまり相性のよろしくない部長から声を掛けられました。
さすがに「無い」とは言えませんでしたので、「はぁ」と曖昧に返しました。
で、連れて行かれた先は応接室。私のような下っ端社員が足を踏み入れる機会など滅多にない場所です。
部長は妙に神妙な顔つきでこう切り出しました。
「再来年、さ。ウチの会社五十周年なの、知ってるよね」
ちっとも知りませんでしたが、取りあえず「はぁ」と曖昧に返しました。
「でね、その時に商品一杯出したいんだけど。企画案がちょっと足りないんだわ」
何を言いたいのかはこの時点で分かりましたが、知らないフリして「はぁ」と曖昧に返しました。
「この事、別に飛乃君だけに言ってるんじゃなくてミンナに言ってるんだけど。ちょっと何か考えてみてくれない?」

と、言ってやりたかったのですが、さすがにそれだけの勇気はなく、「はぁ」と曖昧に返すことしかできませんでした。
「あ、いや。別に嫌ならいいんだ。でもまぁ、出来ればやって欲しいって思うけどね。だから強制じゃないんだけど」
私の『断る』オーラが通じたのでしょうか。部長はやけに下手に出ます。
「まぁ、他にも候補者は沢山いるからさ。だから強制じゃないんだけど」
…………。
「ただまぁ……うん。会社に自分の事をアピールするには良い機会だと思うんだ。別に強制じゃないんだけど」
…………。
……………………。
「けどまぁ、もし採用されたらウチの部署もかなり認められるしさ。それなりに賞金も出るし。やってみる価値はあると思うんだよね。強制じゃないんだけど」

まぁ、そんな感じで商品企画を出すことになりまして。
この一ヶ月、それなりの時間を割かれていました。ようやくソレが収拾したので、皆さんにお知らせしようかと思った次第で御座います。
どんな紆余曲折があったかは、また次回と言うことで。
ホームサイトへの案内状
で、今回はもう一つの方を書きたいと思います。
事の発端は今を遡ること約一ヶ月。そう、あれは私がデスクワークの息抜きとして、バレンタインデーに女性社員から貰った『サボテン』に、スポイトで水をあげていた時のことでした。
「飛乃君、さ。今時間ある?」
あまり相性のよろしくない部長から声を掛けられました。
さすがに「無い」とは言えませんでしたので、「はぁ」と曖昧に返しました。
で、連れて行かれた先は応接室。私のような下っ端社員が足を踏み入れる機会など滅多にない場所です。
部長は妙に神妙な顔つきでこう切り出しました。
「再来年、さ。ウチの会社五十周年なの、知ってるよね」
ちっとも知りませんでしたが、取りあえず「はぁ」と曖昧に返しました。
「でね、その時に商品一杯出したいんだけど。企画案がちょっと足りないんだわ」
何を言いたいのかはこの時点で分かりましたが、知らないフリして「はぁ」と曖昧に返しました。
「この事、別に飛乃君だけに言ってるんじゃなくてミンナに言ってるんだけど。ちょっと何か考えてみてくれない?」
と、言ってやりたかったのですが、さすがにそれだけの勇気はなく、「はぁ」と曖昧に返すことしかできませんでした。
「あ、いや。別に嫌ならいいんだ。でもまぁ、出来ればやって欲しいって思うけどね。だから強制じゃないんだけど」
私の『断る』オーラが通じたのでしょうか。部長はやけに下手に出ます。
「まぁ、他にも候補者は沢山いるからさ。だから強制じゃないんだけど」
…………。
「ただまぁ……うん。会社に自分の事をアピールするには良い機会だと思うんだ。別に強制じゃないんだけど」
…………。
……………………。
「けどまぁ、もし採用されたらウチの部署もかなり認められるしさ。それなりに賞金も出るし。やってみる価値はあると思うんだよね。強制じゃないんだけど」
まぁ、そんな感じで商品企画を出すことになりまして。
この一ヶ月、それなりの時間を割かれていました。ようやくソレが収拾したので、皆さんにお知らせしようかと思った次第で御座います。
どんな紆余曲折があったかは、また次回と言うことで。

一週間ほど前、労働組合からカンパ金のお願いが回ってきました。
チリも積もれば山となる。数百円ずつとかでも、ミンナから集めると結構な金額になるんですよ。
集計封筒の中を見ると、五百円玉や百円玉が沢山入っていました。振るとじゃらじゃらと小気味良い音が奏でられます。数百円くらいで良い事をした気分になれるのなら、私もまんざらではありません。
が、財布を開けてみて思い出しました。
前の日、スーパーでお肉と卵とキムチの素を買った時に、ちょうど小銭を放出しきっていたのです。
財布の中にあったのは、一円と五円玉だけ。しかしお札はあります。千円、五千円、一万円。すべて揃っていました。
私はカンパ金の入っている封筒の中を見て悩みました。中には小銭だけでお札は入っていません。
コレも何かの縁です。きっと神は、ここで気前よくお札を入れて勇者になれと言っているのでしょう。そうに違いありません。恵まれない子供に大きな愛の手を差し出せというお告げ。私はそう解釈しました。
で、今日。カンパ金の集計金額がメールにて知らされました。
「今回のカンパ金は65201円集まりました。皆さんどうもありがとう御座いました」
おぅ。まぁとっとけ。
--------------------------------------
『三度目の正直』最後まで読んで下さった方。どうも有り難うございました。最後まで飽きることなく読んでいただけましたでしょうか?
ホームサイトへの案内状
チリも積もれば山となる。数百円ずつとかでも、ミンナから集めると結構な金額になるんですよ。
集計封筒の中を見ると、五百円玉や百円玉が沢山入っていました。振るとじゃらじゃらと小気味良い音が奏でられます。数百円くらいで良い事をした気分になれるのなら、私もまんざらではありません。
が、財布を開けてみて思い出しました。
前の日、スーパーでお肉と卵とキムチの素を買った時に、ちょうど小銭を放出しきっていたのです。
財布の中にあったのは、一円と五円玉だけ。しかしお札はあります。千円、五千円、一万円。すべて揃っていました。
私はカンパ金の入っている封筒の中を見て悩みました。中には小銭だけでお札は入っていません。
コレも何かの縁です。きっと神は、ここで気前よくお札を入れて勇者になれと言っているのでしょう。そうに違いありません。恵まれない子供に大きな愛の手を差し出せというお告げ。私はそう解釈しました。
で、今日。カンパ金の集計金額がメールにて知らされました。
「今回のカンパ金は65201円集まりました。皆さんどうもありがとう御座いました」
おぅ。まぁとっとけ。
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『三度目の正直』最後まで読んで下さった方。どうも有り難うございました。最後まで飽きることなく読んでいただけましたでしょうか?

会社帰り、目の前を知っている人が歩いておりました。
その人との関係は非常に微妙です。
以前一度だけ会ったことのある友達の友達くらい微妙です。
つまり、相手を知らないことはないが共通の話題があるほど知ってるわけでもない。
一番扱いに困ります。赤の他人の方がよっぽどましです。
で、彼を見た時に私の頭に浮かんだ選択肢。
①明るく声を掛けて一緒に帰る。
②目の前を華麗にスルー。
③気配を殺して後ろを付ける。
④コンビニに息を潜めて様子を窺う。
迷うことなく④です。
私、今日とても疲れてます。電車で寝たいです。「どこに住んでるんですか?」とか「休みの日とか何してるんですか?」なんて、極悪に疲れる会話はノーサンクスです。かといってスルーするほどの勇気もありません。後ろを付けた時、突然振り向かれたりすると即死です。
私はコンビニで雑誌を読む振りをしながら、彼が気付くことなく離れていくのを待ちました。そして視界から消えたのを確認。

……よし。
で、意気揚々と外に出た時、
「あ」
誰かが声を上げました。明らかに「失敗した」と言う感じです。
「あ」
彼を見て私も声を上げました。もう失敗どころか、

終わった……。
って感じです。
目の前にいたのは部長。
やり過ごした彼に輪を掛けてタチが悪いです。
どのくらいタチが悪いかというと、
■俺的親密度パラメータ■
親友>弟>両親>>>>やり過ごした彼>>>>(越えられない壁)>>>>>部長
ザックリこんな感じです。
向こうも「微妙なヤツに会っちまったなー」って顔してます。私にしてみれば微妙どころか、1ヨクト(10のマイナス24乗)くらいの矮小な存在でしかないのですがね。
おかけで帰りの電車は散々でした。
「飛乃君、キミはウチの会社で今後何をやりたい?」
四十分間に渡る個人面接の幕開けでした。

--------------------------------------
あおいさん。『貴方に捧げる死神の謳声 第二部 参話』へのご感想、どうもアリガト御座います。毎回、貴女からのメールでエネルギー補充してますんで体の方は大丈夫です。多分ね(笑)。それに物語を書くこと自体好きですしね。また返信メールの方は時間を掛けて書かせていただきますので、もう少々お待ちください。ではではー。
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その人との関係は非常に微妙です。
以前一度だけ会ったことのある友達の友達くらい微妙です。
つまり、相手を知らないことはないが共通の話題があるほど知ってるわけでもない。
一番扱いに困ります。赤の他人の方がよっぽどましです。
で、彼を見た時に私の頭に浮かんだ選択肢。
①明るく声を掛けて一緒に帰る。
②目の前を華麗にスルー。
③気配を殺して後ろを付ける。
④コンビニに息を潜めて様子を窺う。
迷うことなく④です。
私、今日とても疲れてます。電車で寝たいです。「どこに住んでるんですか?」とか「休みの日とか何してるんですか?」なんて、極悪に疲れる会話はノーサンクスです。かといってスルーするほどの勇気もありません。後ろを付けた時、突然振り向かれたりすると即死です。
私はコンビニで雑誌を読む振りをしながら、彼が気付くことなく離れていくのを待ちました。そして視界から消えたのを確認。
……よし。
で、意気揚々と外に出た時、
「あ」
誰かが声を上げました。明らかに「失敗した」と言う感じです。
「あ」
彼を見て私も声を上げました。もう失敗どころか、
終わった……。
って感じです。
目の前にいたのは部長。
やり過ごした彼に輪を掛けてタチが悪いです。
どのくらいタチが悪いかというと、
■俺的親密度パラメータ■
親友>弟>両親>>>>やり過ごした彼>>>>(越えられない壁)>>>>>部長
ザックリこんな感じです。
向こうも「微妙なヤツに会っちまったなー」って顔してます。私にしてみれば微妙どころか、1ヨクト(10のマイナス24乗)くらいの矮小な存在でしかないのですがね。
おかけで帰りの電車は散々でした。
「飛乃君、キミはウチの会社で今後何をやりたい?」
四十分間に渡る個人面接の幕開けでした。
--------------------------------------
あおいさん。『貴方に捧げる死神の謳声 第二部 参話』へのご感想、どうもアリガト御座います。毎回、貴女からのメールでエネルギー補充してますんで体の方は大丈夫です。多分ね(笑)。それに物語を書くこと自体好きですしね。また返信メールの方は時間を掛けて書かせていただきますので、もう少々お待ちください。ではではー。

業者に発注した品物がなかなか届かない。
まぁ、よくある話なんです。
たださすがに一ヶ月も待たされるとコチラとしては非常に困ります。イライラしてきます。個人的にイタ電とかしたくなります。
しかもその商品が十万単位なので、まず見積もりを取って貰わないといけません。それから予算に余裕があるかを確認して、値切り交渉して、上司にハンコ貰って、ようやく購入です(社会人ってメンドくさいでしょ?)。
で、段取り的に今どこら辺かというと、
まだ見積書すら来てない状態です。
あまりに遅いんで、私ちょっとキレ気味に電話で言いました。
「あのー、出来ればですねー、もーちょっと早く見積もり送って欲しいんですけどー。……ああ、いえ! お忙しいのは分かってるんです。ただコチラとしても仕事の都合がありましてですねー、はい。早急にって訳じゃないですが、せめて今週中くらいには……」
…………。
……え? 何ですか?
こんなモンですよ? 社会人って。
全然平気です。もう慣れましたから(あれ? 何かモニターが歪んで見える……)。
で、その会話をしたのが昨日。したらなんと、今日持って来てくれました。しかもFAXではなく、わざわざ営業さんが足運んで。この対応にはなかなかの好感触です。
「スイマセン、遅くなりまして。はい、コレですね」
言いながら営業さんは私に渡してくれました。
見積書と、納品書と、請求書を。
「あ、商品の方も今日お持ちしましたので。えっと、コチラでよろしかったですかね」
いいわけねぇだろ。
ドタマの悪い人間と付き合うのも、社会人としての宿命なのです……(あれ? なんかほっぺに水が……)。
ホームサイトへの案内状
まぁ、よくある話なんです。
たださすがに一ヶ月も待たされるとコチラとしては非常に困ります。イライラしてきます。個人的にイタ電とかしたくなります。
しかもその商品が十万単位なので、まず見積もりを取って貰わないといけません。それから予算に余裕があるかを確認して、値切り交渉して、上司にハンコ貰って、ようやく購入です(社会人ってメンドくさいでしょ?)。
で、段取り的に今どこら辺かというと、
まだ見積書すら来てない状態です。
あまりに遅いんで、私ちょっとキレ気味に電話で言いました。
「あのー、出来ればですねー、もーちょっと早く見積もり送って欲しいんですけどー。……ああ、いえ! お忙しいのは分かってるんです。ただコチラとしても仕事の都合がありましてですねー、はい。早急にって訳じゃないですが、せめて今週中くらいには……」
…………。
……え? 何ですか?
こんなモンですよ? 社会人って。
全然平気です。もう慣れましたから(あれ? 何かモニターが歪んで見える……)。
で、その会話をしたのが昨日。したらなんと、今日持って来てくれました。しかもFAXではなく、わざわざ営業さんが足運んで。この対応にはなかなかの好感触です。
「スイマセン、遅くなりまして。はい、コレですね」
言いながら営業さんは私に渡してくれました。
見積書と、納品書と、請求書を。
「あ、商品の方も今日お持ちしましたので。えっと、コチラでよろしかったですかね」
いいわけねぇだろ。
ドタマの悪い人間と付き合うのも、社会人としての宿命なのです……(あれ? なんかほっぺに水が……)。

今日、会社で昼休みに『デビルメイクライ3』のスーパープレイ動画を見てました。凄いんですよ、ホントに。まさに神業です。指何本あるんだお前、ってな感じです。まぁ会社のパソコンなんで音が出せないのが残念ですが。
で、左隣に居た男の先輩もこのゲームをやっておりまして、二人で「スゲー」「マジで?」とか言いながら見ていました。
昼休みも終わりに近づき、女の先輩が昼食から戻って参りました。で、彼女の席である私の右隣に着席。するとその先輩が、
「二人で何スゴイスゴイ言いながら見てんのかと思ったらそういうことか。やっぱ男の子だね」
……え?
「へー、最近のって動きとか凄いね」
ちょ……。
「これだけ激しかったら、ヤってる方も結構興奮するんじゃない?」
やめ……。
「飛乃君って一日どのくらいヤルの?」
勘違いされるじゃないですか。
なんでそんなヤバい言葉ばっか並べるんですか? わざとですか? あてつけですか? 私に何か恨みでもあるんですか?
……嗚呼、他の女性社員からの視線が痛い。
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で、左隣に居た男の先輩もこのゲームをやっておりまして、二人で「スゲー」「マジで?」とか言いながら見ていました。
昼休みも終わりに近づき、女の先輩が昼食から戻って参りました。で、彼女の席である私の右隣に着席。するとその先輩が、
「二人で何スゴイスゴイ言いながら見てんのかと思ったらそういうことか。やっぱ男の子だね」
……え?
「へー、最近のって動きとか凄いね」
ちょ……。
「これだけ激しかったら、ヤってる方も結構興奮するんじゃない?」
やめ……。
「飛乃君って一日どのくらいヤルの?」
勘違いされるじゃないですか。
なんでそんなヤバい言葉ばっか並べるんですか? わざとですか? あてつけですか? 私に何か恨みでもあるんですか?
……嗚呼、他の女性社員からの視線が痛い。

最近私は色々な部署の応援にかり出されることが多く、沢山の人と知り合う機会が数多くあります。様々な仕事に携わることで、業務に関する見識をより深くするという貴重な体験をしております。
まぁ、別名「雑務処理担当」とも言いますが。
で、一緒に仕事をしている人の中に非常に愛想の良い中年の方がいまして。誰の言うことに対しても「そりゃそうですよね」とあいづちを打っては満面の笑みを浮かべます。大変奥ゆかしく、見ているだけで癒されます。
まぁ、別名「悲しき中間管理職」とも言いますが。
で、この頃はその人と組んで仕事をすることが増え、彼がヘコヘコしているのをかなりの回数見てきました。
例えばこの前、九州に出張に行ってきましたが、実は直前になってエライ人が「俺も行く」と言い出しました。で、言われたのは私でなく、その人の良い中年君。
彼も私もあまり気乗りはしなかったのですが、「ダメ」とは言えず、しぶしぶ中年君が、
「じゃあ朝一の便で飛行機のチケット取っといて下さい」
と言うと、
「え? 俺が取るの?」
エライ人は凄く嫌そうな顔。すると中年君はすかさず、
「ああいや、私が取っときますよ。アハハ、そりゃそうですよね」
そうか?
他にも。
いつも愛妻弁当を会社の昼休みに食べている中年君。珍しくカップラーメンをすすっておりました。で、私がケンカでもしたのかと聞いてみると、
「いやー、今子供が熱出しててさー。学校休んでるんだよ。だから」
いまいち意味が分からなかったのでどういうことか聞くと、
「子供が学校行く時は子供が弁当持って行くから、俺の弁当もついでに作ってくれるんだよ。だから子供の弁当がない時は俺の弁当もなし。アハハ、そりゃそうだよね」
そうなのか?
まだあります。
私と中年君が所長に呼び出された時のこと。呼び出された理由は以前提出した書類に不備があったからでした。書いたのは私ではなく中年君。私の名前は連名という形で記されていました。
「この書類、どっちが書いたの?」
「あ、私ですが」
所長の問いに答える中年君。
「あれ、そうなの? 何か体裁悪いからさー。ちょっと見にくいんだよね。悪いんだけど、表とかもうちょっと見やすくしてくんないかな」
「あ、はい分かりました」
「頼むよ。コレだったら飛乃君の方が上手いんじゃないの?」
「アハハ、そりゃそうですよね」
それでいいのか、アンタ。
こんな感じでなんとも憎めないキャラなのですが、見てて哀れになってきます。私より二周りも年上なのに、後輩に見えるのは何故なんでしょう。
そんな中年君に捧げる言葉。

アンタ、背中がすすけてるぜ。
苦労の星の下に生まれて来た人ってのはいるモンなんですねー。
ガンバレ、中年君! きっと草葉の陰から誰かが応援してくれているぞ!
……え? そんな奴いらない? アハハ、そりゃそうですよね。
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まぁ、別名「雑務処理担当」とも言いますが。
で、一緒に仕事をしている人の中に非常に愛想の良い中年の方がいまして。誰の言うことに対しても「そりゃそうですよね」とあいづちを打っては満面の笑みを浮かべます。大変奥ゆかしく、見ているだけで癒されます。
まぁ、別名「悲しき中間管理職」とも言いますが。
で、この頃はその人と組んで仕事をすることが増え、彼がヘコヘコしているのをかなりの回数見てきました。
例えばこの前、九州に出張に行ってきましたが、実は直前になってエライ人が「俺も行く」と言い出しました。で、言われたのは私でなく、その人の良い中年君。
彼も私もあまり気乗りはしなかったのですが、「ダメ」とは言えず、しぶしぶ中年君が、
「じゃあ朝一の便で飛行機のチケット取っといて下さい」
と言うと、
「え? 俺が取るの?」
エライ人は凄く嫌そうな顔。すると中年君はすかさず、
「ああいや、私が取っときますよ。アハハ、そりゃそうですよね」
そうか?
他にも。
いつも愛妻弁当を会社の昼休みに食べている中年君。珍しくカップラーメンをすすっておりました。で、私がケンカでもしたのかと聞いてみると、
「いやー、今子供が熱出しててさー。学校休んでるんだよ。だから」
いまいち意味が分からなかったのでどういうことか聞くと、
「子供が学校行く時は子供が弁当持って行くから、俺の弁当もついでに作ってくれるんだよ。だから子供の弁当がない時は俺の弁当もなし。アハハ、そりゃそうだよね」
そうなのか?
まだあります。
私と中年君が所長に呼び出された時のこと。呼び出された理由は以前提出した書類に不備があったからでした。書いたのは私ではなく中年君。私の名前は連名という形で記されていました。
「この書類、どっちが書いたの?」
「あ、私ですが」
所長の問いに答える中年君。
「あれ、そうなの? 何か体裁悪いからさー。ちょっと見にくいんだよね。悪いんだけど、表とかもうちょっと見やすくしてくんないかな」
「あ、はい分かりました」
「頼むよ。コレだったら飛乃君の方が上手いんじゃないの?」
「アハハ、そりゃそうですよね」
それでいいのか、アンタ。
こんな感じでなんとも憎めないキャラなのですが、見てて哀れになってきます。私より二周りも年上なのに、後輩に見えるのは何故なんでしょう。
そんな中年君に捧げる言葉。
アンタ、背中がすすけてるぜ。
苦労の星の下に生まれて来た人ってのはいるモンなんですねー。
ガンバレ、中年君! きっと草葉の陰から誰かが応援してくれているぞ!
……え? そんな奴いらない? アハハ、そりゃそうですよね。

プロフィール
Author:飛乃剣弥
最近、色んなことがどーでもよくなってきた。
それでも20%の酸素は必要。
特技は暴飲暴食と上司にタメ口。
スタンドは『ザ・ワールド』(よく無自覚に空気を凍り付かせる)。
最近、色んなことがどーでもよくなってきた。
それでも20%の酸素は必要。
特技は暴飲暴食と上司にタメ口。
スタンドは『ザ・ワールド』(よく無自覚に空気を凍り付かせる)。
ある種の相方
Side:バナジウム虎吉
かえってきたツッコミ猫。
マジに怒るとヒゲにシワがよるらしい。
あと♀。
かえってきたツッコミ猫。
マジに怒るとヒゲにシワがよるらしい。
あと♀。
カレンダー
登場人物紹介
『魔女』
現部署の同僚。女性。その柔和な微笑みは5人もの男をたぶらかし、飾り気のない言葉はオヤジ衆限定で大ウケする。真面目で頑張り屋さんなんだけど、薄氷でできた心を持つ、庶民的魔女の代表格。上唇の産毛が、近距離だとヒゲっぽく見えるのは、私が墓場へ持ち込むアーティファクトの一つ。
『漢♀』 現部署の後輩。一応女性(諸説あるらしい)。2010年三の月に舞い降りた世紀末の大悪魔。万物流転の原理すらねじ曲げ、彼女の覇道にぺんぺん草なし。推定年齢50億26歳。今の地球は彼女が小学校の時に、図工の課題でやっつけ的に作ったというのが最も有力。
『イジメてちゃん』 現部署、他チームのリーダー。男性。高い権力と低い物腰を併せ持つ、癒し系愛すべきバカ。仕事のふられっぷりは一人前、小言を言われる時は一番前。リーダーオーラ皆無、人生運皆無。「コラ!」と言えない、「いいえ」も言えない。身長A、性格S、男前度B、ストレス性胃腸炎度SS。
『毒メン』 現部署の後輩。男性。世にいる大半の女性をトロかす甘いマスクから、悪意皆無の猛毒を吐き出す。ポリシーは一貫する、周りからの視線は完スルー。自分大好き、自分が一番、自分よければ全てよし。取り合えず俺最高。身長A、性格D、男前度SS、ジャイアン度SS。
『テキトー』 現部署のリーダー。男性。貫禄のあるお腹が特徴的な三等身デフォルメキャラ。人生テキトー、大の甘党。体の大部分はチョコレートで構成されており、糖分が切れると極端に動きが鈍くなる。身長A、性格A、男前度B、無責任度SS。
『大胆撫子』 現部署の新人さん。直属の後輩女性。清廉、華憐、お淑やかと三拍子揃った、大和撫子の純血を受け継ぐ絶滅危惧種。彼女の存在プライスレス、ホントにこの会社で良かったのかプレイスレス。時々飛び出す予想外の発言が、おじさん心を巧みにくすぐる。身長B、性格A+、美人度A+、言葉のマジシャン度S。
『逆コナン』
現部署のボス。自他共に認めるスケベ親父。オンリーワンが大好き、ロンリーワンが大嫌い。本人は周りから人気があると思い込んでいるが、半分以上が同情であることに気付いていない。身長A、性格B、男前度B-、ロリコン度S+。
『シャドウゲイト』
現部署の先輩女性。女性では最年長。ビーバー顔、フィーバー体質。おだててやれば際限なくテンションは上がっていくが、お世辞だと見抜かれると急降下。そして死。身長B、性格C-、美人度D、おかあさん度SS。
『ザラキ』
現部署の後輩女性。帰国子女。英語ペラペラ、日本心ペラペラ。“気遣い”の意味を若干はき違えているところがあり、親切心で人の精神を谷底へと突き落とす。身長C、性格B+、美人度A、クリティカル率S。
『ジェシー』
本妻。五年間連れ添い、数々の艱難辛苦を共に分かち合ってきた喪服美人。しかし旦那の勝手な都合でオーバークロックさせられ、メモリを半減させられ、あまつさえ超ハイスペックな側妻に旦那を寝取られてしまった悲劇の団地妻。復帰のため、側妻に呪いを施し中、らしい……。
『キャサリン』
側妻。最新のCPUを内蔵した、超ハイスペックなキャリアウーマン。が、非常にプライドが高くて気むずかしく、起動させるだけで多大な労力を割かれることもしばしば。また起動後も、こっそりアイコンを消したり、DVDドライブをガン無視したりなどのお茶目なイタズラを連発し、旦那を振り回している。
『トリビアン』
元上司。すでに退職。男性。四十代後半。強い者に弱く、弱い者に強い。常に底知れない小物オーラをまとう。何にでも『へぇーへぇー』と返すため、ソレが重要かどうかの判断が非常に難しい。必殺技は『赤ちゃん喋り』。
『アバウト・ミー』
前テーマのリーダー。男性。三十代後半。血迷って大手企業を退職し、我が社の所長の怪電波に捕らわれた哀れな中途採用者。生き方もいいかげんなら、言動のすべてがいいかげん。なんとなく『ヨソ様』に通じるところがある。必殺技は『KYっておいしいの?』。
『デコっぱら』
前部署の先輩。女性。三十代前半。人当たりがよく、愛嬌もあり、十人中九人が可愛いと言うだろう容貌の持ち主であるが、残念ながら額に三段腹がある。必殺技は当然『上目遣いから怪光線』。
『年下おかみ』
前部署の後輩。女性。二十代半ば。肌の色、言葉遣い、身にまとうオーラ、全てが白い。一見すると良家のお嬢様だが、実はとんでもない秘密兵器を隠し持っている……と勝手に妄想して私が一方的に崇め奉っていた……が、本当に持っていたことが発覚。その必殺技は『暗黒面オーラ』。聞く者の服従心を強制的に引き出す恐ろしい技である。コレにより『年下あねご』から『年下おかみ』にクラスチェンジ
『人妻カオス』
前部署の先輩。女性。三十代後半。やることなすこと全てが突飛で人畜有害。自爆することもしばしば。社歴が長いわりにルーチンワーク専門。必殺技は『残念なことが。失敗しちゃった』。
『お局様』
前々々部署で非常にお世話になった女性。推定年齢五千歳。妖怪の生まれ変わりとのウワサも。いろんな意味で怖い。
『飛躍魔人』
前々部署の直属の上司。女性。三十代後半。頭はキレるが、思考に脈絡のないことが多い。面倒見はいいが、軽い口調で大仕事をふる。怖い。
『死語使い』
前々部署の大先輩。女性。三十代後半。「ロン毛」「アウトオブ眼中」などの死語をたくみに使いこなす。美人だが静かにキレる。怖い。
『ミス・ミスター』
本社に異動となった一期上の先輩。女性。三十代前半。「液々しちゃう」「照りっぱなし」など、地球外言語をよくたれ流す。基本的にほわほわとした性格だが、笑顔でキレる。怖い。
『ブラック・マジョム』
前々部署の先輩。女性。三十代前半。結婚願望が非常に強く、食虫植物のように相手を狙っている。声は幼く可愛らしいが頭の方はそれ以上に幼く、言って良いことと悪いことの区別がついてない。素で破滅の言葉をバラまく。怖い。
『ヨソ様』
四つ下の後輩。男性。二十代前半。とにかく怖いもの知らずで、常に我が道を行く。本人の知らないところで、私に実害が及んでいるケースが多い。怖い。
『ザ・ハーレム』
本社に異動となった前々上司。男性。四十代後半。五人の女性を一度に相手にしたことがあるらしい。「女子大生」と「女子大学生」の違いに異常なこだわりを持つ。ヌルい。
『サリ平』
元特許部署の人。男性。三十代後半。「サリーちゃんのパパ」と「波平」のキメラ体。現在は退職してプー。基本的に毛深いが大切なところは薄い。ハゲい。
『漢♀』 現部署の後輩。一応女性(諸説あるらしい)。2010年三の月に舞い降りた世紀末の大悪魔。万物流転の原理すらねじ曲げ、彼女の覇道にぺんぺん草なし。推定年齢50億26歳。今の地球は彼女が小学校の時に、図工の課題でやっつけ的に作ったというのが最も有力。
『イジメてちゃん』 現部署、他チームのリーダー。男性。高い権力と低い物腰を併せ持つ、癒し系愛すべきバカ。仕事のふられっぷりは一人前、小言を言われる時は一番前。リーダーオーラ皆無、人生運皆無。「コラ!」と言えない、「いいえ」も言えない。身長A、性格S、男前度B、ストレス性胃腸炎度SS。
『毒メン』 現部署の後輩。男性。世にいる大半の女性をトロかす甘いマスクから、悪意皆無の猛毒を吐き出す。ポリシーは一貫する、周りからの視線は完スルー。自分大好き、自分が一番、自分よければ全てよし。取り合えず俺最高。身長A、性格D、男前度SS、ジャイアン度SS。
『テキトー』 現部署のリーダー。男性。貫禄のあるお腹が特徴的な三等身デフォルメキャラ。人生テキトー、大の甘党。体の大部分はチョコレートで構成されており、糖分が切れると極端に動きが鈍くなる。身長A、性格A、男前度B、無責任度SS。
『大胆撫子』 現部署の新人さん。直属の後輩女性。清廉、華憐、お淑やかと三拍子揃った、大和撫子の純血を受け継ぐ絶滅危惧種。彼女の存在プライスレス、ホントにこの会社で良かったのかプレイスレス。時々飛び出す予想外の発言が、おじさん心を巧みにくすぐる。身長B、性格A+、美人度A+、言葉のマジシャン度S。
『逆コナン』
現部署のボス。自他共に認めるスケベ親父。オンリーワンが大好き、ロンリーワンが大嫌い。本人は周りから人気があると思い込んでいるが、半分以上が同情であることに気付いていない。身長A、性格B、男前度B-、ロリコン度S+。
『シャドウゲイト』
現部署の先輩女性。女性では最年長。ビーバー顔、フィーバー体質。おだててやれば際限なくテンションは上がっていくが、お世辞だと見抜かれると急降下。そして死。身長B、性格C-、美人度D、おかあさん度SS。
『ザラキ』
現部署の後輩女性。帰国子女。英語ペラペラ、日本心ペラペラ。“気遣い”の意味を若干はき違えているところがあり、親切心で人の精神を谷底へと突き落とす。身長C、性格B+、美人度A、クリティカル率S。
『ジェシー』
本妻。五年間連れ添い、数々の艱難辛苦を共に分かち合ってきた喪服美人。しかし旦那の勝手な都合でオーバークロックさせられ、メモリを半減させられ、あまつさえ超ハイスペックな側妻に旦那を寝取られてしまった悲劇の団地妻。復帰のため、側妻に呪いを施し中、らしい……。
『キャサリン』
側妻。最新のCPUを内蔵した、超ハイスペックなキャリアウーマン。が、非常にプライドが高くて気むずかしく、起動させるだけで多大な労力を割かれることもしばしば。また起動後も、こっそりアイコンを消したり、DVDドライブをガン無視したりなどのお茶目なイタズラを連発し、旦那を振り回している。
『トリビアン』
元上司。すでに退職。男性。四十代後半。強い者に弱く、弱い者に強い。常に底知れない小物オーラをまとう。何にでも『へぇーへぇー』と返すため、ソレが重要かどうかの判断が非常に難しい。必殺技は『赤ちゃん喋り』。
『アバウト・ミー』
前テーマのリーダー。男性。三十代後半。血迷って大手企業を退職し、我が社の所長の怪電波に捕らわれた哀れな中途採用者。生き方もいいかげんなら、言動のすべてがいいかげん。なんとなく『ヨソ様』に通じるところがある。必殺技は『KYっておいしいの?』。
『デコっぱら』
前部署の先輩。女性。三十代前半。人当たりがよく、愛嬌もあり、十人中九人が可愛いと言うだろう容貌の持ち主であるが、残念ながら額に三段腹がある。必殺技は当然『上目遣いから怪光線』。
『年下おかみ』
前部署の後輩。女性。二十代半ば。肌の色、言葉遣い、身にまとうオーラ、全てが白い。一見すると良家のお嬢様だが、実はとんでもない秘密兵器を隠し持っている……と勝手に妄想して私が一方的に崇め奉っていた……が、本当に持っていたことが発覚。その必殺技は『暗黒面オーラ』。聞く者の服従心を強制的に引き出す恐ろしい技である。コレにより『年下あねご』から『年下おかみ』にクラスチェンジ
『人妻カオス』
前部署の先輩。女性。三十代後半。やることなすこと全てが突飛で人畜有害。自爆することもしばしば。社歴が長いわりにルーチンワーク専門。必殺技は『残念なことが。失敗しちゃった』。
『お局様』
前々々部署で非常にお世話になった女性。推定年齢五千歳。妖怪の生まれ変わりとのウワサも。いろんな意味で怖い。
『飛躍魔人』
前々部署の直属の上司。女性。三十代後半。頭はキレるが、思考に脈絡のないことが多い。面倒見はいいが、軽い口調で大仕事をふる。怖い。
『死語使い』
前々部署の大先輩。女性。三十代後半。「ロン毛」「アウトオブ眼中」などの死語をたくみに使いこなす。美人だが静かにキレる。怖い。
『ミス・ミスター』
本社に異動となった一期上の先輩。女性。三十代前半。「液々しちゃう」「照りっぱなし」など、地球外言語をよくたれ流す。基本的にほわほわとした性格だが、笑顔でキレる。怖い。
『ブラック・マジョム』
前々部署の先輩。女性。三十代前半。結婚願望が非常に強く、食虫植物のように相手を狙っている。声は幼く可愛らしいが頭の方はそれ以上に幼く、言って良いことと悪いことの区別がついてない。素で破滅の言葉をバラまく。怖い。
『ヨソ様』
四つ下の後輩。男性。二十代前半。とにかく怖いもの知らずで、常に我が道を行く。本人の知らないところで、私に実害が及んでいるケースが多い。怖い。
『ザ・ハーレム』
本社に異動となった前々上司。男性。四十代後半。五人の女性を一度に相手にしたことがあるらしい。「女子大生」と「女子大学生」の違いに異常なこだわりを持つ。ヌルい。
『サリ平』
元特許部署の人。男性。三十代後半。「サリーちゃんのパパ」と「波平」のキメラ体。現在は退職してプー。基本的に毛深いが大切なところは薄い。ハゲい。
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