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 後悔はするが反省はしないッ!
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 今日、朝から会議がありました。
 その時に、これまで配合検討してきた商品を出さなければなりません。
 私が今携わっている商品はドレッシングです。
 その中でも『コールスロー』という種類を作っています。
 ほら、昔学校の給食とかで出ませんでしたか? こういうの。






 キャベツとかにかかってて、レモンの酸味がきいているアレです。
 で、ドレッシング単体での風味も勿論見て貰うのですが、キャベツにかけた時の味も見て貰わなければなりません。
 なので朝一からキャベツの千切りをしました。
 私、一応自炊はしていますが、千切りなどというメンドくさいことは一切しません。てゆーか初体験でした。さらに時間が無いのも手伝って、誤って包丁を……。

 まぁ、指を切ってしまいまして。
 とりあえず応急処置をして、急いでキャベツを会議室に持っていきました。
 そして上司たちに食べて貰っている時に、

「お、飛乃。その指どうしたんだよ」

 と、バンソーコーを張っている指を見られてしまいまして。
 別に隠すこともなかったので、正直に事情を説明。
 「気を付けろよー」とか「そんなになるまで頑張ったのかー」とか、ねぎらいの言葉を掛けてくれるのかなー、と思いきや、







「キャベツにお前の血ぃ付いてねーだろーな














 
 冷血。
















 ……まぁ、いいですけどね。
 もぅ慣れましたし。

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 女性には色々謎な部分が多いと思い始めた今日この頃です。
 例えば髪の毛。
 席替えして隣りになった女性先輩は非常に髪の毛が長いのですが(お尻に届くくらい)、もの凄くコンパクトに纏めている時があります。
 まぁ、俗に言う『お団子』ですね。
 で、その髪型はどうやって作っているのか聞いたことがありまして。まぁ言われれば「なんだ」と思えるような内容だったのですが、その時に、


「じゃあ、飛乃さんも一度ロン毛にしてみれば?」


 という言葉が飛び出しまして。

 死語、だよなぁ……。
 とか思いつつも、彼女の年齢を示唆してしまうので発言は控えました(化粧で誤魔化していますが、入社17年目の大ベテランさんです)。

 そしてつい一週間ほど前。
 ちょっと彼女のグチっぽい話を聞く機会がありまして。席も隣で性格も穏和なため話しかけやすく、分からないことをよく教えてくれたりしているので、別にこのくらいいっかー、とか思っていると、


「そしたらさー、隣に座ったオバタリアンがねー」













 オ……。










 死語です。












 間違いなく死語です。










 言うべきか言わざるべきか。
 激しく葛藤しましたが、結局口に出すことが出来ませんでした。



 で、今日。
 商品の配合を彼女と一緒に検討している時、他社製品の話が持ち上がってきました。
 あんな会社のシェアなんか全部取っちゃえー、みたいな。
 すると、


「あーあー、全然大丈夫だいじょーぶ。あそこのなんてアウトオブ眼中だから」



















レッドカード!


















 いや、言いましたよ。
 さすがに。












 怒涛の如く死語ですって。














 ホント、女性には謎が多いですね。


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 えー、今日。ちょっとした一身上の都合がありまして。会社に遅れてしまいました。
 でも大丈夫。
 我が社には『フレックス』という強い味方があります。
 フレックスとは平たく言えば、『いつ来ていつ帰ってもいいよー、ちゃんと仕事終わるんならなというルールであります。

 まぁ、仕事が終わるかどうかは置いといて(ぇ)、例え事後申請であっても上司に伝えればそれでオッケーです。
 そしていつもより一時間遅れて出社。
 完全な違反ではないとは言え、周りからは冷たい目を浴びせられ……

「おお! 飛乃君ちゃんと来たんだ! 凄いじゃん!」

 ……へ?

「風邪なのにプレゼンのために無理してきたの? やるねー」

 な、な……。





 なぜか褒めらてれる?





 まぁ確かに、今日私はちょっとしたプレゼンの予定がありますが……。

「でもまー疲れてる時はちゃんと休んだ方が良いよ? 効率悪いからさ」

 いや、あの……。

「ま、頑張れよ。ちゃんとフォローしてやっからさ」

 あまり好きではない上司までが、私にねぎらいの言葉を……。













い、言えない……。















 遅刻した理由が、















 単なる寝坊だなんて。































 ところで皆さん『嘘の方程式』って知ってます?
 *嘘の方程式……ついてしまった嘘を貫くために、更に嘘を重ねること

 何だか泥沼になりそうな予感……。


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 『未完の魂、死の予定表』を読んで下さったお二方! どうも有り難うございました! 面白いと言って頂けて光栄です! Chapter2もハリキって書きます!
 えー、何だか久しぶりの完全新作な気がします。続編やら、サブストーリーばかり書いてて、ソレはソレで良いんですが、「真っ白な紙に書きたい!」と、唐突に思い立ちまして(笑)。今作のプロットを練り始めたのが三週間ほど前ですか。
 どーせ書くんなら、これまで書いたことのないジャンル……と考えた時に、そうだ! ミステリーだ! と思い立ちまして。本作『未完の魂、死の予定表』の構想を練り始めたわけであります。
 で、前々から書いてみたかった舞台がありまして。それが『洋館という閉鎖空間』。私個人としては、謎めいた雰囲気を出してくれる所なんか非常に好きでして。『学校という閉鎖空間』とどちらにしようかと悩んでいたのですが、ストーリーテラーみたいなの配置したいなーと思い、洋館になりました。

 さて、本作はモザイクノベルの形式を取っております。モザイクノベルとは多視点で一つの事象を追った小説のことで、『ブギーポップ』などが有名どころでしょうか。あと、ココに置かれている『三度目の正直』も一応モザイクノベルです。
 招待客五人の視点から一連の流れを語ることにより、どうして死ぬことになったしまったのかが分かるように書いていくつもりです。

 ただ、まぁ、暗いです(汗)
 特に『してくれますか?』と後だと、鬼のように暗いです。一応ベルグがフォローっぽいことはしてくれているんですけどね。

 それでは、次はChapter2でお会いしましょう。果たして次は誰が死ぬことになるのでしょーか(鬼畜)。ではではー。


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 『三度目の正直』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! 随分遅い時間でしたけど、睡眠の方は大丈夫ですか?

>アキトさん
 どーもお久しぶりです。さっそく『未完の魂、死の予定表』を読んでいただき、更にメッセージまで送って下さって感謝感謝です。
 やっぱりデスノートっぽく見られてしまいますよねー。私もある程度は覚悟しておりました。けど、全然違う展開にするつもりです。なので最後までお付き合いいただければ幸いです。
 それではまたChapter2で。ではではー。
 今日のお昼。部屋にインターホンが響き渡りました。
 別にAmazonで買い物はしていないし、誰か来客の予定があったわけでもありません。
 不審に思いながらも出てみると、

「あ、近畿設備の者なんですけどもー。あのー、レンジのフードファンに付けるフィルターの販売をしていてですね。コチラのマンションの方には全員使っていただいてるんですけどもー」

 どうやら訪問販売のようです。普通なら門前払いの所ですが、レンジのフードファンと聞いてちょっと興味をそそられました。
 私、油料理をよくするせいか、フードファンへの油のこびりつきが酷いんです。料理をしている最中、上に溜まった油が私の手に被弾することがよくあります。
 まぁ説明も十分程度と言うことなので、取りあえず上がって貰うことにしました。

「あ、どうも初めましてー。近畿設備の島田といいますー。えーっと、コチラのフィルターなんですけどもー……」

 販売員は間延びした声で説明を始めます。関西訛りだったのでちょっと親近感も湧き、説明も分かり易く、本当にフィルターで油を吸着してくれそうでした。値段もそんなに高くありません。
 なので本格的な交渉に入り、値切りやアフターサービスのことを喋っていると、

「あれ、飛乃さんってひょっとして関西出身の人ですか?」

 私はコチラでは標準語で喋るようにしているのですが、やはり西の方の人が聞くと訛っているのはすぐに分かるようです。

「いやー、私も出身は和歌山なんですけどねー。コッチ来てから中途半端に東京弁にそまってしまいましてー」

 私も関西出身だと知って向こうも親近感が湧いたのでしょうか。取引に関係のない話をベラベラと喋ってきます。

「いやー、仕事でコッチ来てからなかなか実家に帰れなくて……」

 だんだんとイライラしてきました。彼が来てからすでに三十分は経っています。

「それでもまー、この前。ムリヤリ有給取って実家に帰ったんですけどねー」

 私は愛想笑いを止め、本気で嫌そうな顔を向けました。
 が、彼の話は止まりません。

「その時親から『お前どこの言葉喋ってんねん』って言われましてねー。ホントもうこの中途半端な喋り戻らないんですかねー」





 知らねーよ。





「治そう治そうと努力してるんですけど、なかなかねー」






 聞いてねーよ。






「飛乃さんはどうですか? 実家帰った時、『お前キショ!』とか言われません?」











もう帰れよ。












 いやー、まさかこんな昼間から酔っ払いに遭遇するとは思いませんでしたよ。あっはっは。
 白昼堂々と私にケンカを売ってきた者として、後世に語り継ぎたいと思います。


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 『ロスト・チルドレン』を読んで下さった方! どうも有り難うございました!
 十二時から十三時までの時間。
 それが会社の昼休み。
 取りあえず十五分くらいで昼飯を食べ、十分くらい掛けて一服し、五分くらいネットサーフィン。
 後の三十分はどうするか。


 当然、お昼寝です。


 コレに関しては譲るつもりはありません(何)。

 三十分ほどウトウトすれば午後はもぅオメメパッチリ。パワー二十%回復です(微妙)。
 それにどうでもいい雑務も押しつけられなくなります。
 「ちょっとこれコピーしといて」とか「会議室にコーヒー用意しといてくれる?」とか。
 
 お前がやれよ、というような雑用をたまに押しつけられるんですよ。

 
 昼休みなのに。


 しかし眠っていれば大丈夫。
 さすがに叩き起こしてまでやらせるほど非常ではないようです。


 ――が、B型自己中ブッチーは違います。


 常にマイペース。


 その度合いは常人の枠を遙かに越えます。


 今日の午後。私がいつものように昼寝をしていると、


「飛乃君飛乃君」


 お構いなしで話しかけてきました。

 取りあえず無視です。寝たふりです。
 だって夢の世界に片足突っ込んでるんですもの。


「飛乃君飛乃君」


 無視無視。


「飛乃くーん」

 寝たふり寝たふり。


「ねぇねぇ、飛乃君ってば」


 この野郎、あろう事か私の肩を揺すって起こしやがりました。
 さすがにそこまでされれば目も覚めます。何か急な用事なのかと思って目を開けると、






「あ、起きた起きた。はいコレ。お土産の『かぼすゼリー』。昨日、九州に出張行って来たんだ」












 後でいいだろ!









 と思いつつも「あ、有り難うございます」と、苦笑いを浮かべながら受け取りました。
 ソレを机の上に置いて、私は瞑目。
 邪魔されたせいで夢の世界からは少し遠ざかってしまいましたが、しばらくするとまたウトウトと気持ちよくなってきました。
 が――


「飛乃君」


 後ろから再び悪魔の声が。
 彼は私の肩に手を置き、なぜか肩もみをしてきます。
 もぅ安眠も何もあった物ではありません。こんなことをしている間に時間はドンドン過ぎ去り、昼休みは残り五分。

 私は少し嫌そうな視線を後ろに向けて、「何ですか?」と聞くと、








「さっきはゴメンネ、寝てるトコ起こしちゃってさ」











 お前わざとやってるだろ。











 最近、彼に対しては包み隠すことなく喋るべきか本気で悩んでいます。orz


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---------------------------------------- web拍手へのお礼コメント
>ひょっとして……3~5部のファンですか?(笑)
 その通りで御座います! あの頭脳バトルには多分に影響を受けました(笑)。
 情報の共有化。
 それは業務を効率的に遂行するための必須事項。
 私の会社では、雑誌や新聞で役に立つ情報を見かけたら、ソレをコピーしてみんなに回覧する決まりがあります。
 で、今日。隣の女性先輩(席替えで優しい先輩が隣になりました)が、


「はい。結構重要だから見といて」


 と言って新聞のコピーの一部を渡してくれました。


 ソレがコレです。














(゚Д゚)!?














 皆さんなら最初にどこに目が行きましたか?
 


 私は勿論、最もフォントの大きい活字に目が釘付けになりました。




 ど、どういう意味だ? 陰湿なイジメか? コレが噂の逆セクハラ? それともまさか本気で心配を……?


 どちらにせよ、前のコワイお局様よりタチが悪いです。


 私は混乱しきった頭で、この記事の意味を聞いてみました。
 すると、


「ちょっと、何言ってんの飛乃さーん。見て欲しいのはココ。『食品添加物 さらに除外』ってとこ」


 指さされたのは左上の欄。
 た、確かに。コレなら納得です。




「もー、セクハラで訴えますよ?」







 




 コッチがな。










 いやだって……悪いの私じゃないです、よね?



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---------------------------------------- web拍手へのお礼コメント
>飛乃剣弥さんの雑記見て、うわあああああ!!!って。元気が出ます。

 こんなヘタレな雑記で元気が出たと言っていただけると、私の方まで元気が出てきます! また色々とネタ話をお披露目していきますので、お互い健康で元気に頑張っていきましょう!
 2月14日。
 バレンタインデー。
 男性の皆さん、本命チョコ貰えましたか? 女性の皆さん、意中の方に渡せましたか?
 私の会社では女性社員から男性社員に一つずつ渡すという風習があるようで、一応貰いましたが甘い物があまり好きではない私……。一ヶ月後の出費がコワイです。

 まぁソレはさておき。
 この時期になると決まって思い出すことがあるんです。
 バレンタインデーといえばいわゆる告白イベント。

 告白……あぁ何て甘美な響き。脳裏によみがえる青春。男子校で額に汗した部活動。
 夏休みの昼下がり。蒸し暑い体育館。バドミントンラケット片手に、シャトルを追い掛ける私。

 忘れもしません。8月15日でした。



 私、告白されたんですよ。



 同じ学校の部活の後輩に。



 え? のろけ話が始まるのかって?
 いやいや、ちょっと前の文章を見てください。
 私の通っていた学校は『奈良学園』といいます。

 中高一貫の私立で、今でこそ共学ですが、当時は立派な男子校でした。



 え? そうですよ?



 告白されましたよ?









 男にな。









 返事?

 そりゃあ断りましたよ。私はいたってノーマルですから。
 ただまあ、何と言いますか。私の中ではその話しに続きがあってですね……。

 えー、我が母校である奈良学園の文化祭では、ちょっと変わった催し物をやっていたんですよ。
 その名も『ミス奈良学園』。通称『ミス奈良』
 他校の女子生徒をゲスト出演させて、その美しさを競うのかって? 

 ノンノン。
 



 出演者は全員、我が校の生徒です。






 そうです。






 ご想像の通りです。











 女装ですよ。







 ああ! 何て恐ろしい悪魔の発想!

 怒濤のごとき枯れた青春!

 思わず目を覆いたくなる究極の自給自足!





 そりゃあもぅ酷い物ですよ。
 場末のゲイバーを彷彿とさせてくれます。


 ……でもね、中には例外がいるんですよ。
 恐ろしいことに。

 まぁ綺麗な衣装と、艶やかな照明効果もあったんでしょうが。



 うん、ぶっちゃけ可愛いって思えるヤローもいるんですよ、ああああぁぁぁぁ!(魂の叫び)




 ソイツは『ミス奈良』でダントツの一位をキープし続ける







 っえー、ここまで言えば察しの言い方はご想像できたかとは思いますが……あえて言いましょう。







 ソイツです。








 私に告白しやがったヤローは。








 で、ちょっとだけね。ホントちょっとだけ……























 ってなった自分がいたんですよ!


























 ホント、あの時は額に汗した部活動でした。









 冷や汗だけどな。





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 今日の朝一。パイロットでちょっとした試作の予定でした。
 『パイロット』というのはまぁ言ってみればラボスケールと工場スケールの間みたいなモノで、大量生産の適性を確認したり、ちょっとサンプルが大目に欲しい時とかに使います。
 会社に来てすぐ機械を組み立て、材料を仕込んで夕方頃までほっぽとくつもりでした。一度動かし始めれば、後は機械が勝手にやってくれるので。

 が、トラブル発生。

 部品が足りません。

 しかも一番肝心の部分が。
 大きさは片手に乗るくらいですが、購入すると一つ十数万円もする部品で、当然予備などありません。
 非常に精密な部品で、注意して扱わないと壊れてしまいます。
 この機械を使っていそうな人達全員に電話して確認しましたが、誰も知りません。修理に出しているとか、そういうのではないようです。

 結局、午前中一杯掛けて探し回りましたが見つかりませんでした。

 で、昼休み。
 食堂でご飯を食べ終え、居室で「う~ん……」と呻りながら困った顔をしていると、前の席に座っている、いつぞやのB型自己中ブッチーが、

「どしたの。難しい顔して」

 と、話しかけてきました。
 少し前に席替えをして、彼と近くなったんですね。
 が、席は近くてもやっている仕事内容は全く違います。彼は基礎研究。私はどちらかというとその情報を元にして商品を開発する側の人間です。
 なので彼に相談しても解決するはずがありません。それに私自身、彼のことがあまり好きではありませんし。
 とは言え無視するわけにもいかず、取りあえず事情を端折って説明することに。
 すると――





「ああ。それ。あるよココに





 ……は?





 机の引き出しを開け、彼は手の平サイズの円盤状の物体を取り出しました。

 ソレです。間違いありません。
 一体どういうことか聞いてみると……


「いやさー、コレって面白いよねー。昨日パイロットで見つけたんだけどさー。すっげー細かく分解できるんだよ。俺子供の時からこういうの超好きでさー。親が機械メーカーで働いててねー」








 ンなこと聞いてねぇよ!








 なんで黙って持ってってんだよ!













 ってか分解するなよ!






彼の親は機械の分解の仕方は教えても、『人の物は勝手に使わない』という初歩的なことは教えなかったようです。




 俺の午前中返せよ! ヽ(`Д′)ノ  ウワァァァァァァン!!
  

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 えー、先程。今晩の食材を仕入れるために、スーパーに行ってきました。
 昨日はお肉を食べたので今日はお魚にしようかと思って見ていると、都合のいいことに特売品が。
 ちょっと幸せな気分になりながら、私は買い物かごを取りに行きました(先に取ると要らない物まで入れちゃうので(汗))。
 すると買い物カゴが置かれている場所に小さな子供が。
 また六歳か七歳くらいでしょうか。小学校に上がりたてといった感じです。
 いやー、子供ってカワイイですよねー。無垢というか純心というか。




 まぁ、カゴん中に手ぇツッコんで遊んでいなければ、の話ですが。




 最近よくいるんですよ。


 まだ子供なんだから大目に見てねっ』的な思考をした困ったちゃん達が。


 その子も私がカゴを取りたそうな視線を向けているのに知らん顔。
 人の迷惑など微塵も考えず、ひたすら自分の世界に没頭しています。
 だんだんイライラしてきました。
 しかたなく私はその子に手をどけて貰うため、声を掛けようとしました。すると――


「コラ!」


 隣りに立っていたおばさんが、凄い声で怒鳴りました。


「そんなことしちゃダメっていつも言ってるでしょ!」


 どうやら母親のようです。


「ホントに何回言ったら分かるの!」


 母親は殆ど叫びながらその子の頭を叩き、さらにほっぺたをつねり上げました。子供は完全に涙目になり、母親を恨めしそうに見つめます。すると――


「何よ! その目は!」


 母親はまた頭を叩きました。


 この時点で私はちょっと恐くなったので退散することに。
 横目に怒られている子供を見ながら、心の中で一言、









(まぁまぁお母さん。その辺にしておきましょうよ。まだ子供なんだし








 と残してスーパーを出ました。
 
 なんと言いますか、あれも教育の一環なんでしょうねぇ。一歩間違えれば幼児虐待とか言われるこのご時世。親も子供も大変ですなぁ。






 ……で。







 俺は何したかったんだっけか?


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>観柳さん
 『キミの口から腹話術、してくれますか?』へのご感想どうも有り難うございました! またメールにてご返信させていただきますので、少々お待ち下さい!
プロフィール

Author:飛乃剣弥
最近、色んなことがどーでもよくなってきた。
それでも20%の酸素は必要。
特技は暴飲暴食と上司にタメ口。
スタンドは『ザ・ワールド』(よく無自覚に空気を凍り付かせる)。
ある種の相方

Side:バナジウム虎吉
 かえってきたツッコミ猫。
 マジに怒るとヒゲにシワがよるらしい。
 あと♀。
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登場人物相関図

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登場人物紹介
『魔女』
 現部署の同僚。女性。その柔和な微笑みは5人もの男をたぶらかし、飾り気のない言葉はオヤジ衆限定で大ウケする。真面目で頑張り屋さんなんだけど、薄氷でできた心を持つ、庶民的魔女の代表格。上唇の産毛が、近距離だとヒゲっぽく見えるのは、私が墓場へ持ち込むアーティファクトの一つ。


『漢♀』
 現部署の後輩。一応女性(諸説あるらしい)。2010年三の月に舞い降りた世紀末の大悪魔。万物流転の原理すらねじ曲げ、彼女の覇道にぺんぺん草なし。推定年齢50億26歳。今の地球は彼女が小学校の時に、図工の課題でやっつけ的に作ったというのが最も有力。


『イジメてちゃん』
 現部署、他チームのリーダー。男性。高い権力と低い物腰を併せ持つ、癒し系愛すべきバカ。仕事のふられっぷりは一人前、小言を言われる時は一番前。リーダーオーラ皆無、人生運皆無。「コラ!」と言えない、「いいえ」も言えない。身長A、性格S、男前度B、ストレス性胃腸炎度SS。


『毒メン』
 現部署の後輩。男性。世にいる大半の女性をトロかす甘いマスクから、悪意皆無の猛毒を吐き出す。ポリシーは一貫する、周りからの視線は完スルー。自分大好き、自分が一番、自分よければ全てよし。取り合えず俺最高。身長A、性格D、男前度SS、ジャイアン度SS。


『テキトー』
 現部署のリーダー。男性。貫禄のあるお腹が特徴的な三等身デフォルメキャラ。人生テキトー、大の甘党。体の大部分はチョコレートで構成されており、糖分が切れると極端に動きが鈍くなる。身長A、性格A、男前度B、無責任度SS。


『大胆撫子』
 現部署の新人さん。直属の後輩女性。清廉、華憐、お淑やかと三拍子揃った、大和撫子の純血を受け継ぐ絶滅危惧種。彼女の存在プライスレス、ホントにこの会社で良かったのかプレイスレス。時々飛び出す予想外の発言が、おじさん心を巧みにくすぐる。身長B、性格A+、美人度A+、言葉のマジシャン度S。


『逆コナン』
 現部署のボス。自他共に認めるスケベ親父。オンリーワンが大好き、ロンリーワンが大嫌い。本人は周りから人気があると思い込んでいるが、半分以上が同情であることに気付いていない。身長A、性格B、男前度B-、ロリコン度S+。


『シャドウゲイト』
 現部署の先輩女性。女性では最年長。ビーバー顔、フィーバー体質。おだててやれば際限なくテンションは上がっていくが、お世辞だと見抜かれると急降下。そして死。身長B、性格C-、美人度D、おかあさん度SS。


『ザラキ』
 現部署の後輩女性。帰国子女。英語ペラペラ、日本心ペラペラ。“気遣い”の意味を若干はき違えているところがあり、親切心で人の精神を谷底へと突き落とす。身長C、性格B+、美人度A、クリティカル率S。


『ジェシー』
 本妻。五年間連れ添い、数々の艱難辛苦を共に分かち合ってきた喪服美人。しかし旦那の勝手な都合でオーバークロックさせられ、メモリを半減させられ、あまつさえ超ハイスペックな側妻に旦那を寝取られてしまった悲劇の団地妻。復帰のため、側妻に呪いを施し中、らしい……。


『キャサリン』
 側妻。最新のCPUを内蔵した、超ハイスペックなキャリアウーマン。が、非常にプライドが高くて気むずかしく、起動させるだけで多大な労力を割かれることもしばしば。また起動後も、こっそりアイコンを消したり、DVDドライブをガン無視したりなどのお茶目なイタズラを連発し、旦那を振り回している。


『トリビアン』
 元上司。すでに退職。男性。四十代後半。強い者に弱く、弱い者に強い。常に底知れない小物オーラをまとう。何にでも『へぇーへぇー』と返すため、ソレが重要かどうかの判断が非常に難しい。必殺技は『赤ちゃん喋り』。


『アバウト・ミー』
 前テーマのリーダー。男性。三十代後半。血迷って大手企業を退職し、我が社の所長の怪電波に捕らわれた哀れな中途採用者。生き方もいいかげんなら、言動のすべてがいいかげん。なんとなく『ヨソ様』に通じるところがある。必殺技は『KYっておいしいの?』。


『デコっぱら』
 前部署の先輩。女性。三十代前半。人当たりがよく、愛嬌もあり、十人中九人が可愛いと言うだろう容貌の持ち主であるが、残念ながら額に三段腹がある。必殺技は当然『上目遣いから怪光線』。


『年下おかみ』
 前部署の後輩。女性。二十代半ば。肌の色、言葉遣い、身にまとうオーラ、全てが白い。一見すると良家のお嬢様だが、実はとんでもない秘密兵器を隠し持っている……と勝手に妄想して私が一方的に崇め奉っていた……が、本当に持っていたことが発覚。その必殺技は『暗黒面オーラ』。聞く者の服従心を強制的に引き出す恐ろしい技である。コレにより『年下あねご』から『年下おかみ』にクラスチェンジ


『人妻カオス』
 前部署の先輩。女性。三十代後半。やることなすこと全てが突飛で人畜有害。自爆することもしばしば。社歴が長いわりにルーチンワーク専門。必殺技は『残念なことが。失敗しちゃった』。


『お局様』
 前々々部署で非常にお世話になった女性。推定年齢五千歳。妖怪の生まれ変わりとのウワサも。いろんな意味で怖い。


『飛躍魔人』
 前々部署の直属の上司。女性。三十代後半。頭はキレるが、思考に脈絡のないことが多い。面倒見はいいが、軽い口調で大仕事をふる。怖い。


『死語使い』
 前々部署の大先輩。女性。三十代後半。「ロン毛」「アウトオブ眼中」などの死語をたくみに使いこなす。美人だが静かにキレる。怖い。


『ミス・ミスター』
 本社に異動となった一期上の先輩。女性。三十代前半。「液々しちゃう」「照りっぱなし」など、地球外言語をよくたれ流す。基本的にほわほわとした性格だが、笑顔でキレる。怖い。


『ブラック・マジョム』
 前々部署の先輩。女性。三十代前半。結婚願望が非常に強く、食虫植物のように相手を狙っている。声は幼く可愛らしいが頭の方はそれ以上に幼く、言って良いことと悪いことの区別がついてない。素で破滅の言葉をバラまく。怖い。


『ヨソ様』
 四つ下の後輩。男性。二十代前半。とにかく怖いもの知らずで、常に我が道を行く。本人の知らないところで、私に実害が及んでいるケースが多い。怖い。


『ザ・ハーレム』
 本社に異動となった前々上司。男性。四十代後半。五人の女性を一度に相手にしたことがあるらしい。「女子大生」と「女子大学生」の違いに異常なこだわりを持つ。ヌルい。


『サリ平』
 元特許部署の人。男性。三十代後半。「サリーちゃんのパパ」と「波平」のキメラ体。現在は退職してプー。基本的に毛深いが大切なところは薄い。ハゲい。
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