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 後悔はするが反省はしないッ!
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 昨日、雨は大したことなかったんですが、風がもの凄かったですよねー。
 私の部屋、駅から帰るまでに踏切が一つあるのですが、昨日はソレがなかなか開きませんでした。多分、徐行運転とかしていたのでしょう。電車がノロノロと通り過ぎたのに「→」のランプが消えず、また次の電車待ちという感じで……。
 車は大渋滞。待っている人達も当然イライラしてきます。
 すると私の隣にいた、ちょっとガラの悪そうな中学生くらいのにーちゃん二人が、

「いつんなったら開くんだよ。こっちゃ忙しいんだよ」

「ホントだよ、ったく。誰が税金払ってると思ってんだ」

「遮断機へし折るぞ、コラ」

「もぅコレ『行列のできる法律相談所』に送るしかねーな」

「カンカンカンカン、いい加減うっせーんだよ。閑古鳥かっつーハナシだよ」

「ソレ言うならアホウドリじゃね?」


『わはははははは!』












 アタマ悪すぎ。

 











 いやね……。これほど教養のない会話、久しぶりに聞きましたよ。
 そんな調子でえんえんと文句を垂れ流し、そして五分後。ようやく踏切が開きました。
 そして彼らはダッシュで渡りながら、



「シーユー!」


 ( ゚Д゚)!?



「ハブア グッナーイ!」


 (゚Д゚ )!?


 カタコトの英語で別れの挨拶。
 いやぁ、ビックリしました。
 単に知性の低いバカだとばかり思っていたのですが……



















 
 救いようのないド低脳だったとは。



















 うん、やっぱ人は見た目じゃないですね。


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 『未完の魂、死の予定表 チャプター3』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! かなの早朝でしたが、睡眠時間は大丈夫でしたか? そして『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』を読んで下さった方! どうも有り難うございました! 夜水月の悪党っぷり、堪能していただけましたでしょうか?

>ヴィルアスさん
 『未完の魂、死の予定表 チャプター3』へのご感想どうも有り難うございます! またメールにてご返信させていただきます!
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 今日は一歩も外に出ずに、お家でゴロゴロしておりました。
 洗濯物をしたり、布団を干したり、執筆したり、ネットしたり……。
 ところで最近(でもないか)ヤフーのトップページの広告に、バイトの情報とかがよく出るようになりましたね。特に短期バイトが多いです。
 私も大学生時代は色々とバイトしてました。
 スイミングのインストラクターやら戦隊モノの着ぐるみショー、スーパーでの売り子など。こういうのは大体ド短期で、日給で支払われることが多いです。そして時給に換算すると600円くらい……。
 非常に割に合わないバイトです。

 しかーし、そんな肉体労働だけしていたわけではありません。頭も使ってたりしてました。
 それは家庭教師のバイト。時給、なんと2500円!




 破格です。




 しかも待遇のいいところはオヤツや晩ご飯まで出てきたりもします。
 何人か教え子を持ちましたが、中には一個五百円くらいするような高級ケーキを食べさせてくれた所も(今の私の一食分以上のお値段orz)。



 しかも、ヌルい。



 親御さんは『別に成績上がらなくても良いですから、この子のお兄ちゃんになったつもりで居てください』とまで言ってくれました。






 いいんですか?








 お言葉に甘えちゃいますよ?







 と、当時の私は社交辞令という言葉を知らず、本当にダラダラと授業もどきを続けておりました。
 そんなある日。
 いつものように最初の一時間ダベりながら、ダラダラお勉強。
 そしていつものようにオヤツターイム。
 今日も今日とて高そうな洋菓子が出されて参りました。
 私はチョコレートケーキを頬張り、スポンジをほぐすために出されたジュースを口に含んで……












 ブッ!














 思わず吐き出しそうになりました。


 












 激甘。















 教え子の方に目をやると、彼も難しそうな顔でストローをくわえています。
 そして、

























 互いに目が合い、












やりますか?















受けて立とう。















 早飲み合戦が始まりました。














 今思うとアホだなーと思います。

 でもその時は男と男の真剣勝負。
 喉元にドロリと絡みつく粘着質な液体を、気合いと根性で胃に流し込んでいきます。飲むか飲まれるか。まさに男の意地とプライドを賭けた一進一退の攻防。









 そして五分後。









 勝者は私。







 
 その日は爽快な気分異常な胸焼けが複雑に絡み合ったまま、仕事を終えました。









 で、次の週。
 私がまた同じ家に行くと、



「あ、先生ー。この間はどーもスイマセンでした」



 いきなり向こうの親御さんに頭を下げられました。
 事情が掴めないので詳しく聞いてみると、


「いや、先週出した飲み物。甘かったでしょー」


 はぁ……まぁ、この世の物とは思えない甘さでしたけど……。







「あれね。本当は10倍に薄めて飲むんですよ。それを原液のまま出しちゃって」


































 やっぱ人の言葉に甘えすぎてはいけませんよね。



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『ちょっとだけ成仏、してくれますか?』を最後まで読んで下さったお二方! どうも有り難うございました! 太郎の奇行、楽しんでいただけたでしょうか?
 私の会社では研究目的の買い物ならば、取り合えず一万円まで許されています。事後報告で済むようになっています。ただ、清算する時には当然レシートが要ります。
 今、私はドレッシングの開発を担当しているのですが、他社商品の研究も仕事のウチ。お店で他社の新商品などを見かけたら買って会社に持っていき、他の人達と一緒に味を見て研究します。
 で、今日。
 晩ご飯の買い物に行くと、春の新商品だったりリニューアル品だったりが色々と出ておりました。目に付いたモノを手当たり次第買い物かごに入れていきます。どーせ会社のお金なので遠慮はしません(笑)。
 一通り目新しいモノを確保し、次は晩ご飯のオカズ選びに。
 ココは当然シビアです。タイムセールス品や古くなった値引き品など、十円でも安い食材を求めて歩き回ります。

 十分後、全ての買い物を終えていざレジに。
 一番すいている列を狙って並びました。
 が、それが運の尽き。
 レジ打ちにいたにーちゃん。
 彼は以前紹介した、『スピード重視』の無礼定員でした。
 相変わらず、


「518え、なぁっす」(518円になります)

「ありっざしたー」(有り難うございましたー)


 と、喋りもスピード重視。
 この列がすいていたのは、そういうことか……。


 が、気付いたときには次の次が私の番。さすがに他の列に並び直す気はおきません。
 なので仕方なく彼にレジ打ちして貰うことにしました。

 数分後。
 いよいよ私の番です。
 まず会社で清算する物は、レシートを分けて貰わないといけません。いくら何でも私物を会社の金で買うような、どっかの政治家みたいなマネをするわけにはいきませんから(笑)。
 まぁそのことを彼に言えばモチロン会計を分けてくれるでしょうが、問題はその時の対応。これまでの言動からすると、非常に不愉快なことが起こりそうです。
 が――
















はいっ、わかりました!














 な、何という極上のスマイル……。一瞬別人かと思ってしまいました。
 なんだ、やれば出来るじゃありませんか。ちょっと見直――


「3512え、なあっす」


 ――すのは一時保留です。

 ひとまずドレッシングの方の会計はコレで終了。
 次は私の晩ご飯のオカズ。


「215え、なぁっす」


 モヤシと、消費期限が今日までなので50%引きのトリのもも肉です。
 ご飯は冷凍したモノがあります。自炊すれば300円もあればお腹一杯食べられるんですよ、ふふふのふ(何)。

 が、ココに来て以前と同じ失態をおかしてしまっていることが発覚。








 ポイントカードを出し忘れました。








 ああ! 学習してない俺!
 この店員は「ポイントカードよろしいですか?」と言わないんだった!
 せっかく会社のお金で買った物が大量にあるのに!


 しかし、前回とは大きく違う点があります。
 それは会計をしている最中にそのことに気付いたということ。 
 ならばやり直しがきくはず。
 しかし嫌な顔はされるでしょう。多分、彼でなくても「今更かよ」みたいな表情にはなると思います。

 が――
















分かりました! 少々お待ち下さい!














 彼は笑顔で言った後、私のカードを持ってサービスカウンターまでダッシュ!
 予想を遙かに上回る好意的かつ迅速対応!


 なんだなんだ。ホントやれば出来るじゃんっ。
 最初の評価が低すぎたせいもあるんでしょうが、ちょっと見直しましたよ。
 ただまぁ、



















 215円分しかポイントついてないけどな





















 取り合えず他か良かったので、目を瞑ることにします(笑)。 


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>あおいさん
 『未完の魂、死の予定表』チャプター2へのご感想どうも有り難うございました! またいつも通りメールにてご返信させていただきますので少々お待ち下さい!
 執筆が思うように進まない。
 そんな時は迷わずお散歩です。
 足から来る刺激で脳が活性化。百発百中と言うわけではありませんが、それなりに何とかなります。

 で、今日のお散歩中。通行人の中に何やら懐かしい服装の人を発見。
 過去の記憶に眠る何かが、私の大脳新皮質を刺激。扁桃核からA10神経に情動信号が送られ、ニューロンからドーパミンを一斉射出! シナプス間隙で撒き起こる快楽信号の雨嵐!(ここまで約0.3秒)


 閃いた!


 あの服装は私が大学院生の時、同じ研究室のアイツがしていた物と同じだ! 

 彼の通り名は、そう――












 妄想族!















 名前の通り非常に怪しいです。
 さて、どんな職種かと言いますと。
 例えば、要らなくなったダンボールを纏めるために、私が紐で十字に縛っていたりすると、





「あ、ダメですよ飛乃さん。ココはちゃんと亀甲縛りにしないと」

 
 と言ってきたり。

 実験で使う溶液を無菌にするために、私が注射器を使って無菌フィルターに通していたりすると、






「飛乃さーん。ソレって俗に言う、ピストン運動ってヤツですよねー」


 と茶々を入れてきたり。

 実験室で買い置きしている紅茶のTパックを使おうとすると、










「なんか、TパックとTバックってそっくりですよねー」



 とか妄想する奴なんです。


 ま、一言で言えば、














 変態













 というヤツですな。

で、彼に関するエピソードで私が絶対に忘れられないことがあります。
 それは研究室に、新しい試薬メーカーの営業さんが挨拶に来た時のこと。
 営業さんもウチの先生も二人とも女性でした
 彼女たちの会話を聞き終えた妄想族君は、

「飛乃さーん。また妄想しちゃいましたよ」

 と、いやらしい顔で話しかけてきます。しかし私にはサッパリ分かりませんでした。
 以下が、問題の会話です。 
 





『あ、どうも先生。これから色々とお世話になります』

『いえいえ、コチラこそ。安くて良い商品、沢山紹介してくださいよ』

『あっはははは。そうですね。私の方も営業努力しますんで、今後とも是非ヨロシクお願いしますよ』

『ええそうでね。お互い持ちつ持たれつですから』

『あ、それで今日は手ぶらで恐縮なんですが、また新商品などを持って改めて来させていただきますんで』

『はいはい、お待ちしております』






 以上。

 どうですか? 分かりましたか?

 では、妄想先生による模範解答を。
















「飛乃さん飛乃さん、僕『今日は手ぶらで恐縮なんですが』で妄想しちゃいましたよ」




 ???









「だから『今日はブラジャー代わりで恐縮なんですが』って聞こえません?」

















 お前アホやろ。
















 いや、これだけ聞くと単なる変態なんですが、色々話をしているとなかなか良い変態なんですよ。まあこんなどーしよーもない変態ですが、生暖かい目で見てやって下さい。


 なんか彼の事を思い出したせいで『してくれますか?』シリーズの真宮寺太郎を動かしたくなってしまった……。


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 今日、晩ご飯の材料を買いに行った時のこと。ついでに本屋とか寄りながらブラブラしていると、ちょっと疲れてしまい、自分で作るのがメンド臭くなってきました(もぅ年です)。
 で、こんな時に便利なのがお惣菜屋さん(コンビニ弁当は高いのでパスです)。
 唐揚げが100g、120円とかで売っていて非常に安いです。
 白米はお家に冷凍したモノがあるので、サラダと唐揚げを持ってレジへ。時間が時間なので結構並んでいました。しかもレジ打ちのところにいたのが、若いにーちゃん。高校生か、へたしたら中学生くらいにも見えます。
 彼はまだ不慣れなせいか、人差し指一本でポコポコとレジを打ちやがります。
 五分くらい待ち、ようやく次が私の番だというところまで来ました。しかし前にいたお婆さんの会計がなかなか終わりません。
 私はてっきり店番のにーちゃんの対応が遅いのかと思っていましたが、どうやらお婆さんの方がお金を出すのに手間取っているようです。
 レジに表示されていた金額は「688円」
 お婆さんは千円札を出したまま、さらに財布の中をごそごそと探しています。まさか88円を出そうとしているのでしょうか。
 が――


「はい、これでお願いね」


 やっと出し終えたのは2枚の100円玉。
 合計1200円。
 それに何の意味があるのか一瞬分かりませんでしたが、にーちゃんがその数字を打ち込んでオツリを表示させると、



 512円。



 おお! なるほど!
 これでちょっとでも財布の中を軽くしようとしていたんですね!






 でも返ってきたのは12円と……











100円玉5枚ですから!















 残念!















 空気の読めない厨房、斬りぃ!



 そーいやこの人消えちゃったね。今何してんのかな?


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>あおいさん
 『未完の魂、死の予定表』へのご感想どうも有り難うございました! 楽しんで頂けているようで一安心です! またメールにしてご返信させていただきますので、少々お待ち下さい!
 今日のお昼。部屋にインターホンが響き渡りました。
 別にAmazonで買い物はしていないし、誰か来客の予定があったわけでもありません。
 不審に思いながらも出てみると、

「あ、近畿設備の者なんですけどもー。あのー、レンジのフードファンに付けるフィルターの販売をしていてですね。コチラのマンションの方には全員使っていただいてるんですけどもー」

 どうやら訪問販売のようです。普通なら門前払いの所ですが、レンジのフードファンと聞いてちょっと興味をそそられました。
 私、油料理をよくするせいか、フードファンへの油のこびりつきが酷いんです。料理をしている最中、上に溜まった油が私の手に被弾することがよくあります。
 まぁ説明も十分程度と言うことなので、取りあえず上がって貰うことにしました。

「あ、どうも初めましてー。近畿設備の島田といいますー。えーっと、コチラのフィルターなんですけどもー……」

 販売員は間延びした声で説明を始めます。関西訛りだったのでちょっと親近感も湧き、説明も分かり易く、本当にフィルターで油を吸着してくれそうでした。値段もそんなに高くありません。
 なので本格的な交渉に入り、値切りやアフターサービスのことを喋っていると、

「あれ、飛乃さんってひょっとして関西出身の人ですか?」

 私はコチラでは標準語で喋るようにしているのですが、やはり西の方の人が聞くと訛っているのはすぐに分かるようです。

「いやー、私も出身は和歌山なんですけどねー。コッチ来てから中途半端に東京弁にそまってしまいましてー」

 私も関西出身だと知って向こうも親近感が湧いたのでしょうか。取引に関係のない話をベラベラと喋ってきます。

「いやー、仕事でコッチ来てからなかなか実家に帰れなくて……」

 だんだんとイライラしてきました。彼が来てからすでに三十分は経っています。

「それでもまー、この前。ムリヤリ有給取って実家に帰ったんですけどねー」

 私は愛想笑いを止め、本気で嫌そうな顔を向けました。
 が、彼の話は止まりません。

「その時親から『お前どこの言葉喋ってんねん』って言われましてねー。ホントもうこの中途半端な喋り戻らないんですかねー」





 知らねーよ。





「治そう治そうと努力してるんですけど、なかなかねー」






 聞いてねーよ。






「飛乃さんはどうですか? 実家帰った時、『お前キショ!』とか言われません?」











もう帰れよ。












 いやー、まさかこんな昼間から酔っ払いに遭遇するとは思いませんでしたよ。あっはっは。
 白昼堂々と私にケンカを売ってきた者として、後世に語り継ぎたいと思います。


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 『ロスト・チルドレン』を読んで下さった方! どうも有り難うございました!
 2月14日。
 バレンタインデー。
 男性の皆さん、本命チョコ貰えましたか? 女性の皆さん、意中の方に渡せましたか?
 私の会社では女性社員から男性社員に一つずつ渡すという風習があるようで、一応貰いましたが甘い物があまり好きではない私……。一ヶ月後の出費がコワイです。

 まぁソレはさておき。
 この時期になると決まって思い出すことがあるんです。
 バレンタインデーといえばいわゆる告白イベント。

 告白……あぁ何て甘美な響き。脳裏によみがえる青春。男子校で額に汗した部活動。
 夏休みの昼下がり。蒸し暑い体育館。バドミントンラケット片手に、シャトルを追い掛ける私。

 忘れもしません。8月15日でした。



 私、告白されたんですよ。



 同じ学校の部活の後輩に。



 え? のろけ話が始まるのかって?
 いやいや、ちょっと前の文章を見てください。
 私の通っていた学校は『奈良学園』といいます。

 中高一貫の私立で、今でこそ共学ですが、当時は立派な男子校でした。



 え? そうですよ?



 告白されましたよ?









 男にな。









 返事?

 そりゃあ断りましたよ。私はいたってノーマルですから。
 ただまあ、何と言いますか。私の中ではその話しに続きがあってですね……。

 えー、我が母校である奈良学園の文化祭では、ちょっと変わった催し物をやっていたんですよ。
 その名も『ミス奈良学園』。通称『ミス奈良』
 他校の女子生徒をゲスト出演させて、その美しさを競うのかって? 

 ノンノン。
 



 出演者は全員、我が校の生徒です。






 そうです。






 ご想像の通りです。











 女装ですよ。







 ああ! 何て恐ろしい悪魔の発想!

 怒濤のごとき枯れた青春!

 思わず目を覆いたくなる究極の自給自足!





 そりゃあもぅ酷い物ですよ。
 場末のゲイバーを彷彿とさせてくれます。


 ……でもね、中には例外がいるんですよ。
 恐ろしいことに。

 まぁ綺麗な衣装と、艶やかな照明効果もあったんでしょうが。



 うん、ぶっちゃけ可愛いって思えるヤローもいるんですよ、ああああぁぁぁぁ!(魂の叫び)




 ソイツは『ミス奈良』でダントツの一位をキープし続ける







 っえー、ここまで言えば察しの言い方はご想像できたかとは思いますが……あえて言いましょう。







 ソイツです。








 私に告白しやがったヤローは。








 で、ちょっとだけね。ホントちょっとだけ……























 ってなった自分がいたんですよ!


























 ホント、あの時は額に汗した部活動でした。









 冷や汗だけどな。





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 えー、先程。今晩の食材を仕入れるために、スーパーに行ってきました。
 昨日はお肉を食べたので今日はお魚にしようかと思って見ていると、都合のいいことに特売品が。
 ちょっと幸せな気分になりながら、私は買い物かごを取りに行きました(先に取ると要らない物まで入れちゃうので(汗))。
 すると買い物カゴが置かれている場所に小さな子供が。
 また六歳か七歳くらいでしょうか。小学校に上がりたてといった感じです。
 いやー、子供ってカワイイですよねー。無垢というか純心というか。




 まぁ、カゴん中に手ぇツッコんで遊んでいなければ、の話ですが。




 最近よくいるんですよ。


 まだ子供なんだから大目に見てねっ』的な思考をした困ったちゃん達が。


 その子も私がカゴを取りたそうな視線を向けているのに知らん顔。
 人の迷惑など微塵も考えず、ひたすら自分の世界に没頭しています。
 だんだんイライラしてきました。
 しかたなく私はその子に手をどけて貰うため、声を掛けようとしました。すると――


「コラ!」


 隣りに立っていたおばさんが、凄い声で怒鳴りました。


「そんなことしちゃダメっていつも言ってるでしょ!」


 どうやら母親のようです。


「ホントに何回言ったら分かるの!」


 母親は殆ど叫びながらその子の頭を叩き、さらにほっぺたをつねり上げました。子供は完全に涙目になり、母親を恨めしそうに見つめます。すると――


「何よ! その目は!」


 母親はまた頭を叩きました。


 この時点で私はちょっと恐くなったので退散することに。
 横目に怒られている子供を見ながら、心の中で一言、









(まぁまぁお母さん。その辺にしておきましょうよ。まだ子供なんだし








 と残してスーパーを出ました。
 
 なんと言いますか、あれも教育の一環なんでしょうねぇ。一歩間違えれば幼児虐待とか言われるこのご時世。親も子供も大変ですなぁ。






 ……で。







 俺は何したかったんだっけか?


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>観柳さん
 『キミの口から腹話術、してくれますか?』へのご感想どうも有り難うございました! またメールにてご返信させていただきますので、少々お待ち下さい!
 ついさっき実家に電話したんですよ。
 まぁ年末年始に酷いことになっていたので、どうなったかちょっと探りを入れるために。こういうのはやはり時間で解決するしかないですよね。
 そしたらですね。なんと弟が帰って来てるって言うんですよ。
 年明け、実家から仕事場の方に戻ってくる時、


「俺もオカンの言う誠意ってヤツ見せてみるわ」


 とか大人な発言をしてどうするのかと思っていたのですが、どうやらこまめに実家に顔を出すようにしたらしいです。
 まぁ仕事場が神戸なんで大阪に帰るのに一時間ちょっとらしいですから、そんなに負担にはならないと思うんですけどね。



 金銭的には。



 精神的な負担は、想像を超絶するでしょうが(血汗)。


 しかしまぁ、ホント。弟も大人になったものです。
 昔は割とやりたい放題たるタイプで、周りの言うことなど殆ど聞かなかったのですが。
 代わりにオカンがちょっと激情家になってしまいました。以前は天然ボケボケで、家庭に明るい雰囲気をもたらしてくれていたのに。

 あれはまだ、私も弟も中学生の時です。
 当時の弟はヤンチャ盛りで、親であろうと教師であろうと自分の気に入らないことがあれば片っ端から噛み付いていました。
 ある時、父親が弟のハサミを勝手に使ったと言って、二人が大喧嘩になったことがありました。
 今思えばどうしてそんなことくらいで、と冷静になれるのですが、中学高校といえば多感な年頃。自分の物に勝手に触れられたくなかったのでしょう。
 口の立つ弟は父親を好き放題罵倒し、最後に捨てゼリフとして、


「二度と俺の部屋入んなや! ハゲ!」


 と吐き散らして部屋に籠もりました。
 さて、こういう時の仲裁役は大抵オカンです。
 空気を読めず、悩みのなさそうな脳天気な顔で弟の部屋に行きます。私も一緒に行きました。
 そして優しい口調で弟を諭すように、


「ほら、アンタ。お父さんにあんなこと言ったらアカンやないの」


 うんうん。そうだね。

 さらに弟の頭を撫でてやりながら、


「お父さんかて傷付くやろ。最近ホンマにハゲてきてんねんから」













 ツッコムトコちゃうやろ。












 とまぁこんな感じて、訳の分からない和やかムードを作りだしてくれていたものです。
 ホント、これから弟とオカンはどーなるんでしょーね。
 私に矛先が向かなければいいんですが(え? 心配するとこ違うって?)。


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 えー、昨日に引き続き飲酒運転ネタです。
 これも私が大学生の時の話。
 その日の講義が終わり、帰ろうとした時にあまり話したこともない同じクラスの女の子に引き留められました。
 そして「後でどうしても相談したいことがある」と言われ、悩み事を居酒屋でお酒を飲みながら聞くことになりました。恐らく彼女にしてみれば、お酒の力を借りて思いきりぶちまけたかったのでしょう。
 実は私、その時まで女性と二人でお酒を飲むなどと言う行為をしたことがなかったので、もうドキドキです(笑)。もしかして告白されるのではないかと、バカ丸出しの単純思考が、ピンクの羽根をはやして頭の中を駆け回っていました。
 場所は一人暮らしをしている彼女の家の近くの居酒屋だったので、ちょっと遠かったですが、友達から原チャリを借り、アホほど気合い入れて件の居酒屋に急行。帰りはまぁ、最悪押して帰ってくればいいかと思っておりました。

 で、相談内容は私の友達の男に告白したいのだがどうすればいいか、と言うモノでした。
 うん。世の中甘くはありません。

 彼女は生ビールを中ジョッキで次々と開けながら、彼はどんな物が好きか、どんな女性がタイプなのかなどを私に聞いてきます。
 後半、殆ど愚痴になっていた話に付き合い、バッチリ、ラストオーダーまで居座っていました。
 店を出たのは十時過ぎ
 彼女は満足しきった表情で帰っていきました。
 私はと言えば聞いてばかりだったので、あまりお酒も飲めずツマミも食えず(なのにワリカン)、虚しいばかりの気持ちで一杯です。
 当時は実家通いで、片道一時間半
 帰るのも面倒だったので、今しかだ彼女に相談されたばかりの彼の部屋に泊めて貰うことにしました。
 が、私は彼の部屋に一度も行ったことがありません。そのことを電話で伝えると、親切にも向かえに来てくれると言ってくれました。良い奴です。

 そして十分後。
 彼も原チャリで居酒屋前に到着。私は殆ど酔っていなかったので、そのまま原チャリに乗って彼の後を付いていきました。
 冷たい夜風を顔で受けながら走ること五分。
 突然、前を走っていた彼がUターンし始めたのです。
 彼は私とすれ違いざま、「早しろ!」と言って後ろに消えて行きました。
 私は何事かと思い、取りあえずUターンして彼に付いていくことに。
 すると後ろから、

『前の二台! 止まりなさい!』

 拡声器で叫ぶ声が。




 警察でした。




 私達は捕まえられ、例のアルコール検知袋(名前知らない)にふーっと息を吹き込むハメに。勿論彼からは何も検出されませんでしたが、少しだけ飲んでいた私は見事に引っかかってしまいました。

 
 免許の点数を1点プラスされ、厳重注意を受けた後に、彼の部屋でどうしてUターンなどしたのか聞くと、


「いや、だってお前。こんな時間まで飲んでてんから、そーとー酔っ払ってるやろ? 逃げな捕まるやんけ














 『逃げたから』捕まったんだよ!











 そりゃ目の前でUターンなんかされたら警察じゃなくても追ってきますよ。

 「俺は今やましいことしてるぞ! 捕まえみやがれ!」って力説してるようなモンですから。
 
 え? その後二人はどうなったかって?
 なんか彼の方に、もう二年も付き合ってる女性がいたみたいで、フッたらしいんですけどね。可愛かったのに勿体ない……。

 なにも彼女までUターンさせることないのに、ねぇ?

 
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プロフィール

Author:飛乃剣弥
最近、色んなことがどーでもよくなってきた。
それでも20%の酸素は必要。
特技は暴飲暴食と上司にタメ口。
スタンドは『ザ・ワールド』(よく無自覚に空気を凍り付かせる)。
ある種の相方

Side:バナジウム虎吉
 かえってきたツッコミ猫。
 マジに怒るとヒゲにシワがよるらしい。
 あと♀。
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登場人物紹介
『魔女』
 現部署の同僚。女性。その柔和な微笑みは5人もの男をたぶらかし、飾り気のない言葉はオヤジ衆限定で大ウケする。真面目で頑張り屋さんなんだけど、薄氷でできた心を持つ、庶民的魔女の代表格。上唇の産毛が、近距離だとヒゲっぽく見えるのは、私が墓場へ持ち込むアーティファクトの一つ。


『漢♀』
 現部署の後輩。一応女性(諸説あるらしい)。2010年三の月に舞い降りた世紀末の大悪魔。万物流転の原理すらねじ曲げ、彼女の覇道にぺんぺん草なし。推定年齢50億26歳。今の地球は彼女が小学校の時に、図工の課題でやっつけ的に作ったというのが最も有力。


『イジメてちゃん』
 現部署、他チームのリーダー。男性。高い権力と低い物腰を併せ持つ、癒し系愛すべきバカ。仕事のふられっぷりは一人前、小言を言われる時は一番前。リーダーオーラ皆無、人生運皆無。「コラ!」と言えない、「いいえ」も言えない。身長A、性格S、男前度B、ストレス性胃腸炎度SS。


『毒メン』
 現部署の後輩。男性。世にいる大半の女性をトロかす甘いマスクから、悪意皆無の猛毒を吐き出す。ポリシーは一貫する、周りからの視線は完スルー。自分大好き、自分が一番、自分よければ全てよし。取り合えず俺最高。身長A、性格D、男前度SS、ジャイアン度SS。


『テキトー』
 現部署のリーダー。男性。貫禄のあるお腹が特徴的な三等身デフォルメキャラ。人生テキトー、大の甘党。体の大部分はチョコレートで構成されており、糖分が切れると極端に動きが鈍くなる。身長A、性格A、男前度B、無責任度SS。


『大胆撫子』
 現部署の新人さん。直属の後輩女性。清廉、華憐、お淑やかと三拍子揃った、大和撫子の純血を受け継ぐ絶滅危惧種。彼女の存在プライスレス、ホントにこの会社で良かったのかプレイスレス。時々飛び出す予想外の発言が、おじさん心を巧みにくすぐる。身長B、性格A+、美人度A+、言葉のマジシャン度S。


『逆コナン』
 現部署のボス。自他共に認めるスケベ親父。オンリーワンが大好き、ロンリーワンが大嫌い。本人は周りから人気があると思い込んでいるが、半分以上が同情であることに気付いていない。身長A、性格B、男前度B-、ロリコン度S+。


『シャドウゲイト』
 現部署の先輩女性。女性では最年長。ビーバー顔、フィーバー体質。おだててやれば際限なくテンションは上がっていくが、お世辞だと見抜かれると急降下。そして死。身長B、性格C-、美人度D、おかあさん度SS。


『ザラキ』
 現部署の後輩女性。帰国子女。英語ペラペラ、日本心ペラペラ。“気遣い”の意味を若干はき違えているところがあり、親切心で人の精神を谷底へと突き落とす。身長C、性格B+、美人度A、クリティカル率S。


『ジェシー』
 本妻。五年間連れ添い、数々の艱難辛苦を共に分かち合ってきた喪服美人。しかし旦那の勝手な都合でオーバークロックさせられ、メモリを半減させられ、あまつさえ超ハイスペックな側妻に旦那を寝取られてしまった悲劇の団地妻。復帰のため、側妻に呪いを施し中、らしい……。


『キャサリン』
 側妻。最新のCPUを内蔵した、超ハイスペックなキャリアウーマン。が、非常にプライドが高くて気むずかしく、起動させるだけで多大な労力を割かれることもしばしば。また起動後も、こっそりアイコンを消したり、DVDドライブをガン無視したりなどのお茶目なイタズラを連発し、旦那を振り回している。


『トリビアン』
 元上司。すでに退職。男性。四十代後半。強い者に弱く、弱い者に強い。常に底知れない小物オーラをまとう。何にでも『へぇーへぇー』と返すため、ソレが重要かどうかの判断が非常に難しい。必殺技は『赤ちゃん喋り』。


『アバウト・ミー』
 前テーマのリーダー。男性。三十代後半。血迷って大手企業を退職し、我が社の所長の怪電波に捕らわれた哀れな中途採用者。生き方もいいかげんなら、言動のすべてがいいかげん。なんとなく『ヨソ様』に通じるところがある。必殺技は『KYっておいしいの?』。


『デコっぱら』
 前部署の先輩。女性。三十代前半。人当たりがよく、愛嬌もあり、十人中九人が可愛いと言うだろう容貌の持ち主であるが、残念ながら額に三段腹がある。必殺技は当然『上目遣いから怪光線』。


『年下おかみ』
 前部署の後輩。女性。二十代半ば。肌の色、言葉遣い、身にまとうオーラ、全てが白い。一見すると良家のお嬢様だが、実はとんでもない秘密兵器を隠し持っている……と勝手に妄想して私が一方的に崇め奉っていた……が、本当に持っていたことが発覚。その必殺技は『暗黒面オーラ』。聞く者の服従心を強制的に引き出す恐ろしい技である。コレにより『年下あねご』から『年下おかみ』にクラスチェンジ


『人妻カオス』
 前部署の先輩。女性。三十代後半。やることなすこと全てが突飛で人畜有害。自爆することもしばしば。社歴が長いわりにルーチンワーク専門。必殺技は『残念なことが。失敗しちゃった』。


『お局様』
 前々々部署で非常にお世話になった女性。推定年齢五千歳。妖怪の生まれ変わりとのウワサも。いろんな意味で怖い。


『飛躍魔人』
 前々部署の直属の上司。女性。三十代後半。頭はキレるが、思考に脈絡のないことが多い。面倒見はいいが、軽い口調で大仕事をふる。怖い。


『死語使い』
 前々部署の大先輩。女性。三十代後半。「ロン毛」「アウトオブ眼中」などの死語をたくみに使いこなす。美人だが静かにキレる。怖い。


『ミス・ミスター』
 本社に異動となった一期上の先輩。女性。三十代前半。「液々しちゃう」「照りっぱなし」など、地球外言語をよくたれ流す。基本的にほわほわとした性格だが、笑顔でキレる。怖い。


『ブラック・マジョム』
 前々部署の先輩。女性。三十代前半。結婚願望が非常に強く、食虫植物のように相手を狙っている。声は幼く可愛らしいが頭の方はそれ以上に幼く、言って良いことと悪いことの区別がついてない。素で破滅の言葉をバラまく。怖い。


『ヨソ様』
 四つ下の後輩。男性。二十代前半。とにかく怖いもの知らずで、常に我が道を行く。本人の知らないところで、私に実害が及んでいるケースが多い。怖い。


『ザ・ハーレム』
 本社に異動となった前々上司。男性。四十代後半。五人の女性を一度に相手にしたことがあるらしい。「女子大生」と「女子大学生」の違いに異常なこだわりを持つ。ヌルい。


『サリ平』
 元特許部署の人。男性。三十代後半。「サリーちゃんのパパ」と「波平」のキメラ体。現在は退職してプー。基本的に毛深いが大切なところは薄い。ハゲい。
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