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 後悔はするが反省はしないッ!
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 ついさっき実家に電話したんですよ。
 まぁ年末年始に酷いことになっていたので、どうなったかちょっと探りを入れるために。こういうのはやはり時間で解決するしかないですよね。
 そしたらですね。なんと弟が帰って来てるって言うんですよ。
 年明け、実家から仕事場の方に戻ってくる時、


「俺もオカンの言う誠意ってヤツ見せてみるわ」


 とか大人な発言をしてどうするのかと思っていたのですが、どうやらこまめに実家に顔を出すようにしたらしいです。
 まぁ仕事場が神戸なんで大阪に帰るのに一時間ちょっとらしいですから、そんなに負担にはならないと思うんですけどね。



 金銭的には。



 精神的な負担は、想像を超絶するでしょうが(血汗)。


 しかしまぁ、ホント。弟も大人になったものです。
 昔は割とやりたい放題たるタイプで、周りの言うことなど殆ど聞かなかったのですが。
 代わりにオカンがちょっと激情家になってしまいました。以前は天然ボケボケで、家庭に明るい雰囲気をもたらしてくれていたのに。

 あれはまだ、私も弟も中学生の時です。
 当時の弟はヤンチャ盛りで、親であろうと教師であろうと自分の気に入らないことがあれば片っ端から噛み付いていました。
 ある時、父親が弟のハサミを勝手に使ったと言って、二人が大喧嘩になったことがありました。
 今思えばどうしてそんなことくらいで、と冷静になれるのですが、中学高校といえば多感な年頃。自分の物に勝手に触れられたくなかったのでしょう。
 口の立つ弟は父親を好き放題罵倒し、最後に捨てゼリフとして、


「二度と俺の部屋入んなや! ハゲ!」


 と吐き散らして部屋に籠もりました。
 さて、こういう時の仲裁役は大抵オカンです。
 空気を読めず、悩みのなさそうな脳天気な顔で弟の部屋に行きます。私も一緒に行きました。
 そして優しい口調で弟を諭すように、


「ほら、アンタ。お父さんにあんなこと言ったらアカンやないの」


 うんうん。そうだね。

 さらに弟の頭を撫でてやりながら、


「お父さんかて傷付くやろ。最近ホンマにハゲてきてんねんから」













 ツッコムトコちゃうやろ。












 とまぁこんな感じて、訳の分からない和やかムードを作りだしてくれていたものです。
 ホント、これから弟とオカンはどーなるんでしょーね。
 私に矛先が向かなければいいんですが(え? 心配するとこ違うって?)。


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 えー、昨日に引き続き飲酒運転ネタです。
 これも私が大学生の時の話。
 その日の講義が終わり、帰ろうとした時にあまり話したこともない同じクラスの女の子に引き留められました。
 そして「後でどうしても相談したいことがある」と言われ、悩み事を居酒屋でお酒を飲みながら聞くことになりました。恐らく彼女にしてみれば、お酒の力を借りて思いきりぶちまけたかったのでしょう。
 実は私、その時まで女性と二人でお酒を飲むなどと言う行為をしたことがなかったので、もうドキドキです(笑)。もしかして告白されるのではないかと、バカ丸出しの単純思考が、ピンクの羽根をはやして頭の中を駆け回っていました。
 場所は一人暮らしをしている彼女の家の近くの居酒屋だったので、ちょっと遠かったですが、友達から原チャリを借り、アホほど気合い入れて件の居酒屋に急行。帰りはまぁ、最悪押して帰ってくればいいかと思っておりました。

 で、相談内容は私の友達の男に告白したいのだがどうすればいいか、と言うモノでした。
 うん。世の中甘くはありません。

 彼女は生ビールを中ジョッキで次々と開けながら、彼はどんな物が好きか、どんな女性がタイプなのかなどを私に聞いてきます。
 後半、殆ど愚痴になっていた話に付き合い、バッチリ、ラストオーダーまで居座っていました。
 店を出たのは十時過ぎ
 彼女は満足しきった表情で帰っていきました。
 私はと言えば聞いてばかりだったので、あまりお酒も飲めずツマミも食えず(なのにワリカン)、虚しいばかりの気持ちで一杯です。
 当時は実家通いで、片道一時間半
 帰るのも面倒だったので、今しかだ彼女に相談されたばかりの彼の部屋に泊めて貰うことにしました。
 が、私は彼の部屋に一度も行ったことがありません。そのことを電話で伝えると、親切にも向かえに来てくれると言ってくれました。良い奴です。

 そして十分後。
 彼も原チャリで居酒屋前に到着。私は殆ど酔っていなかったので、そのまま原チャリに乗って彼の後を付いていきました。
 冷たい夜風を顔で受けながら走ること五分。
 突然、前を走っていた彼がUターンし始めたのです。
 彼は私とすれ違いざま、「早しろ!」と言って後ろに消えて行きました。
 私は何事かと思い、取りあえずUターンして彼に付いていくことに。
 すると後ろから、

『前の二台! 止まりなさい!』

 拡声器で叫ぶ声が。




 警察でした。




 私達は捕まえられ、例のアルコール検知袋(名前知らない)にふーっと息を吹き込むハメに。勿論彼からは何も検出されませんでしたが、少しだけ飲んでいた私は見事に引っかかってしまいました。

 
 免許の点数を1点プラスされ、厳重注意を受けた後に、彼の部屋でどうしてUターンなどしたのか聞くと、


「いや、だってお前。こんな時間まで飲んでてんから、そーとー酔っ払ってるやろ? 逃げな捕まるやんけ














 『逃げたから』捕まったんだよ!











 そりゃ目の前でUターンなんかされたら警察じゃなくても追ってきますよ。

 「俺は今やましいことしてるぞ! 捕まえみやがれ!」って力説してるようなモンですから。
 
 え? その後二人はどうなったかって?
 なんか彼の方に、もう二年も付き合ってる女性がいたみたいで、フッたらしいんですけどね。可愛かったのに勿体ない……。

 なにも彼女までUターンさせることないのに、ねぇ?

 
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 今日、久しぶりに同期の連中と一緒に飲んできました。
 仕事の話題メインで色々と話しをしましたが、一番盛り上がったのは『飲酒運転』について。まぁ、こんな事言って良いのかどうかは分かりませんが、皆さん昔はなかなかのワルだったようです(笑)。

 で、私にもやはり経験はあります。
 だだし、私の場合は飲酒運転をされた方ですが。

 あれは私が大学生の時です。当時、私はバドミントンサークルに所属していたのですが、その時飲み会で三次会まであったことがありました。
 かなり遅くなってしまい、当然終電などありません。
 しかたなく始発まで、カラオケにでも行って時間を潰そうと思っていたのですが、先輩の一人が親切にも送ってくれると言ってくれました。


 車で。


 ちなみにその先輩は酒豪でありますが、かなりの量をめしていらっしゃいました。
 しかし酔っぱらいはコチラも同じです。

「マジッスか? 有り難うございます!」

 不安など抱くことなく上機嫌で頭を下げていました。

 私はサイドシートに座り、心地よい車の揺れに身を任せながら窓の外を見ておりました。
 深夜で車通りもまばらな、見通しの良い一車線。
 コレでは事故を起こせと言う方が無理です。
 なので私は安心し、少しウトウトしていました。

 しばらく何事もなく走っていたのですが、突然車が横へ横へとズレ始めたではありませんか。
 まさか居眠り運転かと思い、私はビックリりして先輩の方を見ました。
しかし先輩はパッチリと目を開き、前をシッカリ見つめています。

「あ、あの。先輩? 何してんですか?」

「は? 何って何がや」

 こんな会話をしている間にも、車はドンドンに横に。まばらとは言え、車通りが完全に無いわけではありません。へたすりゃ正面衝突です。


「い、いやだから……なんで車線からずれて走ってるんですか!」



「はぁ、何ゆーとんねんお前。ちょっと追い越し車線入っただけやんけ」












 逆車線なんだよ!












 次の日、その先輩は昨日のことを殆ど覚えていませんでした。

 教訓:「俺は酔っ払ってない!」は酔っ払ってる証拠。


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 昨日の会社帰りのことです。私が交差点にさしかかった時、信号が点滅し始めました。別に急ぐこともなかったので次の青信号で渡ろうとのんびり歩いていると、突然後ろから自転車が猛スピードで走り抜けていったのです。
 危うくぶつかりそうになり、いきなりのことに私は思わず大声を上げてしまいそうになりました。

 ところで話は変わりますが、私の取引先にもの凄く態度の悪い人がいます。
 どう悪いかというと、コチラが電話をしてもなかなか出ないんです。
 いつも事務の女性に取り次いで貰うのですが、保留音が聞こえて来るばかりでなかなか出ようとしません。
 しかし彼でないと仕入れられないブツとかもありますので(怪しい物とかじゃないですよ? 格安というだけです(汗))、それが必要な時には出てくれるのを待たざるを得ません。
 で、今日。その問題児に連絡を取らなければなりませんでした。

「あ、もしもし。私、飛乃と申しますけれども、猿右衛門さん(仮名)いらっしゃいますか?」

「猿右衛門ですね。少々お待ち下さい」

 そして聞こえてくる保留音。
 が、五分経っても出ません。
 まぁ、いつものことなので私は辛抱強く待っていました。

 更に二分経ちましたが出る気配はありません。
 何だか暇になってきたので、隣の先輩と雑談を始めました。
 話題は昨日の接触未遂事故のことです。

「――て、ことがあってですねー。もうちょっとでぶつかりそうになったんですよー」

「ふーん。まぁ、よくあることじゃん」

「そっすかー?」

「それでどうかしたの?」

「いやまぁ、別にどうもしないんですけどー。いきなりのことだったんで、ビックリして――」

『もしもしー。猿右衛門ですがー』


「あ、思わず飛乃ですけど」







 …………。






 ……………………。




































 穴があったら埋葬して欲しい……。orz


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 本日、ISOの抜き打ち内部監査がありました。
 以前の日記でも述べましたが、ISOとは社内の決まり事を誰でも分かる形でまとめた物のことです。そして内部監査とは、その決まり事が本当にちゃんと分かるように管理できているかを調査することです。
 で、昨日まで「あの記録がない」「ここにハンコ押してない」「データベースではあるのに、紙ベースで残ってない」などなど、業務には全く関係のない雑務に追われておりました。
 不二家のあの一件があった直後の内部監査ですから、非常に厳しいことが十分に予測されます。
 それでみんなもー、ホント余裕がなくて、殺気立っちゃって……。
 隣の席にいるコワーイお局様などは、ガンくれ表情がデフォルトになっておりました(滝汗)。

 そして今日。
 本番当日。
 まぁ、私も色々聞かれましたよ。


「これはどうして紙ではなく、データベースでの管理しかしていないんですか?」

「紙資源を無駄にしないため、省エネと環境対策への一環です」(建前)
『メンドいからです』(本音)

「食品を開発する上で心がけていることはなんですか?」

「お客様にメリットのある商品を、いかに低価格でご提供するかということです」(建前)
『さっさと仕事終わらせて定時に帰ることです』(本音)


「御社の品質方針はどのようになっていますか?」

「健康に満ちたより良い毎日を送るため、食生活を通じて体の内側の美を探求する、です」(社内規定)
『当たり障りなく、のらりくらりと働く、です』(俺規定)




 とまぁ、色々緊張した場面もありましたが何とかクリア。
 いやー、ホッとしましたよ。
 今日の感想は? と聞かれれば、まぁ『何とかなるモンだ』というのが二番に来るところですねぇ。

 一番?
 そりゃあ決まってますよ。





 一応、名目上は『抜き打ち内部監査』なのに、











全く抜き打ちになってない











 ということでしょうか。





 まぁ、ホントに抜き打たれたらボロが山のように出てきそうですが(笑)。世の中、何とかなるように出来てるんです。きっと。


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 あおいさん、『キミの口から腹話術、してくれますか?』へのご感想どうも有り難うございました! 近日中に返信させていただきますので、少々お待ち下さい!
 最近あったかくなってきましたね。まだ2月だというのにちょっとした小春日和です。
 ところで今日。商品開発の打ち合わせをしようとしたんですが、時間になってもなかなかメンバーが集まりませんでした。
 しばらく待ってもなかなか来ません。
 すると時間を潰すためか、すでに来ていたもう一人の年輩の人が雑談をしてきました。

「飛乃さんさー、最近調子どうよ」

 まぁ、当たり障りのない会話です。
 ボチボチですねー、と返すと、

「俺さー。最近超ブルーなんだよねー。まーた悩み事増えちゃったよ」

 ほぅほぅ、悩み事ですか。何でしょう。

地球の温暖化。今ちょっとおかしいよ」

 ……は?

「冬なのにこんな暖かいの絶対おかしいって。きっと今頃、南極の氷ドロドロに溶けてんだぜ?」

 まぁ、そうかも知れませんが……。

「ほらあそことか見てよー。もー、煙突からケムリもくもく出しちゃってさー。絶対に地球に悪いって。税金とか二酸化炭素減らすために使ってくれるんだったら、俺バンバン払うんだけどね」

 まぁ、確かにねぇ……。

「絶対さ、あと十年以内くらいに天変地異起こるよ。そんで人口の三分の一くらいは死んじゃうんだぜ。間違いないって。俺の今年の大予想。ハハハッ」

 そ、そうですか……(ちょっと、ヒキ気味)。

「今大体60億だろ? だから20億は死ぬね。まぁ俺はそん中には入んないんだけど、ウチの所長とか絶対入るよ。つーか入って欲しい

 是非、所長の目の前でご発言を……。

「だからさー、今のウチに二酸化炭素削減機とか作っとけば、絶対に儲かるって。そんでこんな会社辞めた方がいいよ。絶対。だって全然将来性ないもん

 …………。

「って訳だからさー。最近、温暖化のこと心配で、寝付き悪いんだよねー。ねー飛乃さんさー、この地球の病気なんとかなんないかなー」







自分の病気の心配しろよ







 良い人なのか、悪い人なのか、精神分裂症なのかよく分からないキャラでした。
 まぁ、宗教にでも入るしかないな。


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 「マスティック」という物があります。
 ギリシャでしか取れない樹脂らしくて、形状はガムにソックリです。
 コレを噛んでいると虫歯や歯周病を予防してくれるという、大変有り難いモノです。

 で、このマスティック。
 実は私の会社でも扱っていたりします(なんでも幅広くやってるよなぁ)。
 その開発担当者が、私の席の右斜め前におります。
 自分で扱う商品なので、いつ見てもくちゃくちゃと噛んでおります。ガムの強度や、口当たりの善し悪しを確かめているのでしょう。

 今日の夕方頃。私がトイレに行くと、そのマスティックの開発担当の人が歯を磨いておりました。
 あまり見ない光景です。だってマスティック噛んでりゃ良いじゃないですか。
 私が、どうしてそんなことをしているのか聞いてみると、


「ああ、今から歯医者行ってくるんだ」


 歯医者? え? マスティック噛んでてもやっぱ虫歯になる時はなるんですか?


「いや、そうじゃなくてさ……」


 彼は少し恥ずかしそうに声を小さくして、


銀歯、とれちゃって……」








意味ないじゃん。










 ガムの強度や、口当たり以前の大問題が浮上したようです。

 頑張ってね。草葉の陰から応援してますんで(笑)。 


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 昨日届いたDVD「うる星やつら」を見ていました。
 勿論絵は古いし、声優さんもぎこちないかんじで、違和感アリまくりなんですけど……

 何て言うんですか?

 ソレがまたいい。


 癒されます。


 おじさんです(笑)。


 で、TV版以外にも劇場版なるモノがあるようで。全部見終わったらソッチも買おうかなーなんて思いながらAmazonをチラチラと覗いてました。
 一番最初に目にとまったのがコレ。






『いつだって・マイダーリン』







 なにやら、ラムの一途すぎる純愛を描いた物語のようです。
 ただこれじゃイマイチ、パッケージが分かりづらい。
 なんでその下にある「イメージを拡大」ボタンをクリック。

































 …………。
 ……うん。









 確かに拡大してるね。




















 1倍にな。





















 物語とは全く関係のないところで、好感度ダウンしました。



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 『キミの口から腹話術、してくれますか?』を読んで下さったお二方! どうも有り難うございました! 特に「面白かった」とコメントして下さった方、大感謝です! 素晴らしい日曜日の朝を迎えることが出来ました!(笑)
 一昨日、衝動的に「うる星やつら」を見たくなってAmazonでDVDを25枚大人買いしました(ぇ)。
 普通ならDVD-BOXを買うところですが、ここはあえてバラ買いです。
 理由は至って単純。

 そっちの方が格段に安いから。

 普通、まとめて買うと安くなりそうなものですが、「うる星やつら」のDVD-BOXはなぜか高くなっていました。しかも5~6万円くらい。
 一枚一枚クリックしてカートに入れていくのはかなり手間でしたが、15万円の品物が10万円になると思えば楽なものです。
 ただ25枚の販売元は全て同じではなく、かなりバラけて届くようになってしまいました。後で送られてきたメールで確認してみると、4つのお店から届くようです。

 で、今日。そのDVD達が届きました。


 一斉に。


 一発目はペリカン。
 朝の8時に来やがりました。
 最悪の寝起きにプリプリしながらも、ハンコを押して「ごくろうさまでしたー」。

 休日にこんなに早く起きたことはなかったので何だか暇です。
 なので珍しく朝ご飯を作ってみました(いつもは朝食べない派)。
 冷蔵庫を開けると賞味期限が昨日までのモヤシとチンゲンサイ発見。コレを炒める事に決定。
 で、せっかく珍しいことをするのですから、とことんこだわろうと、私はカッコつけてコンロでタバコに火を付け(髪の毛ちょっと焦げました)、くわえタバコしながら鼻歌交じりにフライパンを振っておりました(かなり怪しい)。
 すると、

 ピンポーン

 二発目はヤマトでした。
 せっかく気分が乗ってきたのに台無しです。殆ど吸っていないタバコをもみ消し、コンロの火を消して、プリプリしながら対応。

 午前10時。
 早くから胃を動かしたせいか、腸の活動も早くなったようです。
 私は朝のお通じをしにトイレへ。
 すると、

 ピンポーン

 三発目は聞いたことのない「西湘運輸」というところ。
 何という間の悪さ。私は生理的欲求を強引に押さえ込み、苦い顔で対応。

 この調子だと四発目もバッドタイミングで来そうです。
 なので私は警戒して、すぐに対応できるように待ちかまえていました。
 が、来ません。五時をまわってもチャイムは鳴りません。
 六時、七時を過ぎても来ないので今日は打ち止めかと思い、私はイメチェンのため髪の毛を染め始めました(自分でヤル派なんですよ、私は。フフフ……)。

 部屋に暖房を効かせて上半身裸になり(シャツを着たままだと脱ぐ時に汚れるので)、毛染め液を丁寧に塗っていきます。その作業が終わった時の髪型はオールバック。髪の毛は厚みを無くし、頭皮にぺっちゃりと付いています。


 ぶっちゃけかなりコワイです。


 後はこの状態で一時間ほど待って、シャワーで洗い流せば完了。
 そして30分ほどが経過した時、


 ピンポーン


 来ましたよ。

 来やがりましたよ。
 
 出ますよ。
 
 出ればいいんでしょ。


 私はちょっとキレ気味で対応。
 郵便物は近くの郵便局からでした。
 そして半裸オールバックの私を見た郵便局員は、


「あ、ど、ども、お取り込み中、でしたね……」






目ぇそらすんじゃねぇよ。








 いやね……別に良いんですよ。悪いことは続くって言うし。
 ただね、実際に体験した私が言うのも何なんですが、














 どこの三流コメディだよ

 










 ってこと。
 や、正直この記事の内容は信じてくれなくてもいいですよ? 私だって信じられませんから。
 

 教訓:事実は小説よりも奇なり


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 『約束の保証、してくれますか?』を読んで下さった方! どうも有り難うございました!

 >アキトさん
 お久しぶりです! そして『キミの口から腹話術、してくれますか?』を読んで下さって有り難うございます! 近い内に二部も始めるつもりですので、その時はまたヨロシクお願いします!
 えー。今、私ドレッシングの開発を主にやっておりまして。その中の仕事の一つに『コストダウン』というモノがあります。
 まぁ、ドコの会社でもやっていることですよね。

 より安い素材で、より良い物を。

 非常に無理難題なのですが、仕事である以上やらざるをえません。
 一ヶ月掛け、取りあえず改良品第一号は完成しました。

 で、改良品と現行品に違いがあるかどうかを調べるために、他の社員さん達の協力を仰いで識別してもらいます。
 まぁこの場合、『違いがない』もしくは『改良品の方が良い』という結果が得られれば大成功。識別をして貰う時は当然、どれが現行品でどれが改良品かは隠して食べて貰います。

 調査の結果、見事『有意差なし』というデータが得られました。万々歳です。
 そしてホコホコ顔で後片づけをしている時、一緒に調査を手伝ってくれていた先輩がこんな事を言ってきました。


「ねぇ、飛乃君さ。アタシ達もやってみる?」


 どうやら作り手である私達も、識別テストをやってみようという提案のようです。

 フフフ……舐めて貰っては困りますよ、先輩。

 そのドレッシングを作ったのはこの私。

 いくら現行品に近づけているとは言え、どの味がどう違うのか、私が一番良く知っています。

 先輩は即席のテストを用意し、私にどっちが改良品が当てるように言ってきました。

 もぅね、一口食べただけで分かりましたよ。

 私は自信満々で、


「コッチが改良品ですね」


 と、言い切りました。

 ――が、先輩は渋い顔になってしばらく沈黙。
 そして、私から目をそらせて、


「ほ、ほら! 作った人も分からないっていうくらい出来が良いって事じゃない? 凄い凄い!」










 そんな同情いらねぇよ。








 ……うん、普通にヘコみました。orz


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>とちさん
『キミの口から腹話術、してくれますか?』最後まで読んで下さってどうも有り難うございました! ファースト・ジェネレーションの最終話はいかがでしたでしょうか。



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プロフィール

Author:飛乃剣弥
最近、色んなことがどーでもよくなってきた。
それでも20%の酸素は必要。
特技は暴飲暴食と上司にタメ口。
スタンドは『ザ・ワールド』(よく無自覚に空気を凍り付かせる)。
ある種の相方

Side:バナジウム虎吉
 かえってきたツッコミ猫。
 マジに怒るとヒゲにシワがよるらしい。
 あと♀。
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登場人物相関図

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登場人物紹介
『魔女』
 現部署の同僚。女性。その柔和な微笑みは5人もの男をたぶらかし、飾り気のない言葉はオヤジ衆限定で大ウケする。真面目で頑張り屋さんなんだけど、薄氷でできた心を持つ、庶民的魔女の代表格。上唇の産毛が、近距離だとヒゲっぽく見えるのは、私が墓場へ持ち込むアーティファクトの一つ。


『漢♀』
 現部署の後輩。一応女性(諸説あるらしい)。2010年三の月に舞い降りた世紀末の大悪魔。万物流転の原理すらねじ曲げ、彼女の覇道にぺんぺん草なし。推定年齢50億26歳。今の地球は彼女が小学校の時に、図工の課題でやっつけ的に作ったというのが最も有力。


『イジメてちゃん』
 現部署、他チームのリーダー。男性。高い権力と低い物腰を併せ持つ、癒し系愛すべきバカ。仕事のふられっぷりは一人前、小言を言われる時は一番前。リーダーオーラ皆無、人生運皆無。「コラ!」と言えない、「いいえ」も言えない。身長A、性格S、男前度B、ストレス性胃腸炎度SS。


『毒メン』
 現部署の後輩。男性。世にいる大半の女性をトロかす甘いマスクから、悪意皆無の猛毒を吐き出す。ポリシーは一貫する、周りからの視線は完スルー。自分大好き、自分が一番、自分よければ全てよし。取り合えず俺最高。身長A、性格D、男前度SS、ジャイアン度SS。


『テキトー』
 現部署のリーダー。男性。貫禄のあるお腹が特徴的な三等身デフォルメキャラ。人生テキトー、大の甘党。体の大部分はチョコレートで構成されており、糖分が切れると極端に動きが鈍くなる。身長A、性格A、男前度B、無責任度SS。


『大胆撫子』
 現部署の新人さん。直属の後輩女性。清廉、華憐、お淑やかと三拍子揃った、大和撫子の純血を受け継ぐ絶滅危惧種。彼女の存在プライスレス、ホントにこの会社で良かったのかプレイスレス。時々飛び出す予想外の発言が、おじさん心を巧みにくすぐる。身長B、性格A+、美人度A+、言葉のマジシャン度S。


『逆コナン』
 現部署のボス。自他共に認めるスケベ親父。オンリーワンが大好き、ロンリーワンが大嫌い。本人は周りから人気があると思い込んでいるが、半分以上が同情であることに気付いていない。身長A、性格B、男前度B-、ロリコン度S+。


『シャドウゲイト』
 現部署の先輩女性。女性では最年長。ビーバー顔、フィーバー体質。おだててやれば際限なくテンションは上がっていくが、お世辞だと見抜かれると急降下。そして死。身長B、性格C-、美人度D、おかあさん度SS。


『ザラキ』
 現部署の後輩女性。帰国子女。英語ペラペラ、日本心ペラペラ。“気遣い”の意味を若干はき違えているところがあり、親切心で人の精神を谷底へと突き落とす。身長C、性格B+、美人度A、クリティカル率S。


『ジェシー』
 本妻。五年間連れ添い、数々の艱難辛苦を共に分かち合ってきた喪服美人。しかし旦那の勝手な都合でオーバークロックさせられ、メモリを半減させられ、あまつさえ超ハイスペックな側妻に旦那を寝取られてしまった悲劇の団地妻。復帰のため、側妻に呪いを施し中、らしい……。


『キャサリン』
 側妻。最新のCPUを内蔵した、超ハイスペックなキャリアウーマン。が、非常にプライドが高くて気むずかしく、起動させるだけで多大な労力を割かれることもしばしば。また起動後も、こっそりアイコンを消したり、DVDドライブをガン無視したりなどのお茶目なイタズラを連発し、旦那を振り回している。


『トリビアン』
 元上司。すでに退職。男性。四十代後半。強い者に弱く、弱い者に強い。常に底知れない小物オーラをまとう。何にでも『へぇーへぇー』と返すため、ソレが重要かどうかの判断が非常に難しい。必殺技は『赤ちゃん喋り』。


『アバウト・ミー』
 前テーマのリーダー。男性。三十代後半。血迷って大手企業を退職し、我が社の所長の怪電波に捕らわれた哀れな中途採用者。生き方もいいかげんなら、言動のすべてがいいかげん。なんとなく『ヨソ様』に通じるところがある。必殺技は『KYっておいしいの?』。


『デコっぱら』
 前部署の先輩。女性。三十代前半。人当たりがよく、愛嬌もあり、十人中九人が可愛いと言うだろう容貌の持ち主であるが、残念ながら額に三段腹がある。必殺技は当然『上目遣いから怪光線』。


『年下おかみ』
 前部署の後輩。女性。二十代半ば。肌の色、言葉遣い、身にまとうオーラ、全てが白い。一見すると良家のお嬢様だが、実はとんでもない秘密兵器を隠し持っている……と勝手に妄想して私が一方的に崇め奉っていた……が、本当に持っていたことが発覚。その必殺技は『暗黒面オーラ』。聞く者の服従心を強制的に引き出す恐ろしい技である。コレにより『年下あねご』から『年下おかみ』にクラスチェンジ


『人妻カオス』
 前部署の先輩。女性。三十代後半。やることなすこと全てが突飛で人畜有害。自爆することもしばしば。社歴が長いわりにルーチンワーク専門。必殺技は『残念なことが。失敗しちゃった』。


『お局様』
 前々々部署で非常にお世話になった女性。推定年齢五千歳。妖怪の生まれ変わりとのウワサも。いろんな意味で怖い。


『飛躍魔人』
 前々部署の直属の上司。女性。三十代後半。頭はキレるが、思考に脈絡のないことが多い。面倒見はいいが、軽い口調で大仕事をふる。怖い。


『死語使い』
 前々部署の大先輩。女性。三十代後半。「ロン毛」「アウトオブ眼中」などの死語をたくみに使いこなす。美人だが静かにキレる。怖い。


『ミス・ミスター』
 本社に異動となった一期上の先輩。女性。三十代前半。「液々しちゃう」「照りっぱなし」など、地球外言語をよくたれ流す。基本的にほわほわとした性格だが、笑顔でキレる。怖い。


『ブラック・マジョム』
 前々部署の先輩。女性。三十代前半。結婚願望が非常に強く、食虫植物のように相手を狙っている。声は幼く可愛らしいが頭の方はそれ以上に幼く、言って良いことと悪いことの区別がついてない。素で破滅の言葉をバラまく。怖い。


『ヨソ様』
 四つ下の後輩。男性。二十代前半。とにかく怖いもの知らずで、常に我が道を行く。本人の知らないところで、私に実害が及んでいるケースが多い。怖い。


『ザ・ハーレム』
 本社に異動となった前々上司。男性。四十代後半。五人の女性を一度に相手にしたことがあるらしい。「女子大生」と「女子大学生」の違いに異常なこだわりを持つ。ヌルい。


『サリ平』
 元特許部署の人。男性。三十代後半。「サリーちゃんのパパ」と「波平」のキメラ体。現在は退職してプー。基本的に毛深いが大切なところは薄い。ハゲい。
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