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 後悔はするが反省はしないッ!
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 会社帰り、目の前を知っている人が歩いておりました。
 その人との関係は非常に微妙です。
 以前一度だけ会ったことのある友達の友達くらい微妙です。
 つまり、相手を知らないことはないが共通の話題があるほど知ってるわけでもない。
 一番扱いに困ります。赤の他人の方がよっぽどましです。

 で、彼を見た時に私の頭に浮かんだ選択肢。

 ①明るく声を掛けて一緒に帰る。
 ②目の前を華麗にスルー。
 ③気配を殺して後ろを付ける。
 ④コンビニに息を潜めて様子を窺う。
 
 迷うことなく④です。

 私、今日とても疲れてます。電車で寝たいです。「どこに住んでるんですか?」とか「休みの日とか何してるんですか?」なんて、極悪に疲れる会話はノーサンクスです。かといってスルーするほどの勇気もありません。後ろを付けた時、突然振り向かれたりすると即死です。

 私はコンビニで雑誌を読む振りをしながら、彼が気付くことなく離れていくのを待ちました。そして視界から消えたのを確認。







……よし。

 

 で、意気揚々と外に出た時、

「あ」

 誰かが声を上げました。明らかに「失敗した」と言う感じです。

「あ」

 彼を見て私も声を上げました。もう失敗どころか、








終わった……。



 
 って感じです。
 目の前にいたのは部長。
 やり過ごした彼に輪を掛けてタチが悪いです。
 どのくらいタチが悪いかというと、

 ■俺的親密度パラメータ■
 親友>弟>両親>>>>やり過ごした彼>>>>(越えられない壁)>>>>>部長

 ザックリこんな感じです。
 向こうも「微妙なヤツに会っちまったなー」って顔してます。私にしてみれば微妙どころか、1ヨクト(10のマイナス24乗)くらいの矮小な存在でしかないのですがね。
 おかけで帰りの電車は散々でした。

「飛乃君、キミはウチの会社で今後何をやりたい?

 四十分間に渡る個人面接の幕開けでした。












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 あおいさん。『貴方に捧げる死神の謳声 第二部 参話』へのご感想、どうもアリガト御座います。毎回、貴女からのメールでエネルギー補充してますんで体の方は大丈夫です。多分ね(笑)。それに物語を書くこと自体好きですしね。また返信メールの方は時間を掛けて書かせていただきますので、もう少々お待ちください。ではではー。


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 業者に発注した品物がなかなか届かない。
 まぁ、よくある話なんです。
 たださすがに一ヶ月も待たされるとコチラとしては非常に困ります。イライラしてきます。個人的にイタ電とかしたくなります。
 しかもその商品が十万単位なので、まず見積もりを取って貰わないといけません。それから予算に余裕があるかを確認して、値切り交渉して、上司にハンコ貰って、ようやく購入です(社会人ってメンドくさいでしょ?)。
 で、段取り的に今どこら辺かというと、

 まだ見積書すら来てない状態です。

 あまりに遅いんで、私ちょっとキレ気味に電話で言いました。

「あのー、出来ればですねー、もーちょっと早く見積もり送って欲しいんですけどー。……ああ、いえ! お忙しいのは分かってるんです。ただコチラとしても仕事の都合がありましてですねー、はい。早急にって訳じゃないですが、せめて今週中くらいには……

 …………。
 ……え? 何ですか?
 こんなモンですよ? 社会人って。
 全然平気です。もう慣れましたから(あれ? 何かモニターが歪んで見える……)。

 で、その会話をしたのが昨日。したらなんと、今日持って来てくれました。しかもFAXではなく、わざわざ営業さんが足運んで。この対応にはなかなかの好感触です。

「スイマセン、遅くなりまして。はい、コレですね」

 言いながら営業さんは私に渡してくれました。
 見積書と、納品書と、請求書を。

「あ、商品の方も今日お持ちしましたので。えっと、コチラでよろしかったですかね」


 いいわけねぇだろ。


 ドタマの悪い人間と付き合うのも、社会人としての宿命なのです……(あれ? なんかほっぺに水が……)。


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 今日、会社で昼休みに『デビルメイクライ3』のスーパープレイ動画を見てました。凄いんですよ、ホントに。まさに神業です。指何本あるんだお前、ってな感じです。まぁ会社のパソコンなんで音が出せないのが残念ですが。
 で、左隣に居た男の先輩もこのゲームをやっておりまして、二人で「スゲー」「マジで?」とか言いながら見ていました。
 昼休みも終わりに近づき、女の先輩が昼食から戻って参りました。で、彼女の席である私の右隣に着席。するとその先輩が、

「二人で何スゴイスゴイ言いながら見てんのかと思ったらそういうことか。やっぱ男の子だね

 ……え?

「へー、最近のって動きとか凄いね

 ちょ……。

「これだけ激しかったらヤってる方も結構興奮するんじゃない?

やめ……。

「飛乃君って一日どのくらいヤルの?

 勘違いされるじゃないですか。

 なんでそんなヤバい言葉ばっか並べるんですか? わざとですか? あてつけですか? 私に何か恨みでもあるんですか?

 ……嗚呼、他の女性社員からの視線が痛い。



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 最近マウスの調子がおかしく、イライラする日が続いておりました。マウスを動かしても画面のポインタは途中で止まるし、ソレを見越して大きく動かすと、突然スムーズに動いたりするのです。
 で、マウスの中が汚れているのではないかと思い、開けてみました(私のマウスはボール式なのです)。するともぅ、黒い物がびっしり。
 つま楊枝でほじくるようにしてかき出すと取れる取れる。この時の気持ちよさを例えるなら、

 耳の穴からでっかい獲物が取れた時のように(以前、ちょっぴりもでたことありマス)。

 つまったトレイをシュポした時のように(あんまり勢いよくやると大変なことになりマス)。

 夜中の金縛りが解けた時のように(最近、幻聴も一緒に聞こえるようになりマシた)。

 で、綺麗になったマウスにボールを戻して動かしてみると、ビックリするくらい軽やかに動くようになりました。あまりに軽いんで、










 ってな感じで調子乗ってポインタを動かしまくっていると、ちょっと力が入りすぎたのか、人差し指が左クリック。慌てて離すと、まさにドラッグ・アンド・ドロップ。ソレをたまたま開いていたエクスプローラーの上でやってしまったので、












 「どれだか分からないフォルダ」「どこだか分からないフォルダ」に移動してしまいました……orz。いつ、パソコンが動かなくなるか心配でなりません。システムファイルではないこと祈るばかりです。














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 書き上がりますた。ようやく折り返し地点ですわ。あと「四」と「五」で完結の予定です。「四」は多分殆ど戦闘シーンですな。何だか第一部と構成が似ている……何故?
 コレまで張ってきた色々な伏線使って激しい戦闘シーンを書けたらいいなぁと思っております。

 さてさて、今回の参話。本当はもう少し先まで入れる予定だったのですが、キリが良いので止めておきました(笑)。玖音の妹、美柚梨ちゃん。可愛く書けてただろーか。四話では彼女がかなりのキー人物になってきますので、玖音との関係を掘り下げてみました。
 真田家の呪われた儀式とか、冬摩が玖音に……とか、「四」と「五」は私の書きたいシーンが盛りだくさんっ。暴走しないようにしないと(滝汗)。

 また四話でお会いしましょう。飛乃剣弥でしたー。ではでは。


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 最近、吉永小百合が出ているCMをよく見ます。
 ところで皆さん、「小百合」って昔読めました?
 私、小学生の時に塾でやった国語のテストで、「小百合」っていう名前の人が主人公の物語と遭遇したんです。
 その時に「小百合」の文字を見た私はこう読みました。
 
 「こひゃくごう」、と。

 あぁ何て男らしい名前なんでしょう。テストの問題は純文学から出題されることが殆どでしたので、「拓也」とか「貞男」とかジミーな名前ばっか目にしてました。しかし今日は違う。幼い私はあまりに新鮮な名前に戦慄しました。
 が、文章の中で喋っている言葉は何故か女言葉。
 当時の私は思いました。

 そうか、コレはオカマが主人公の物語なんだ、と。

 なんて革命的な国語のテストなんでしょう。オカマが主人公の純文学なんて聞いたことありません。
 で、いよいよ問題。
『縦線部(あ)の引かれた文章から読みとれる、義男の心理を二十文字以内で書きなさい』
 (あ)の線が引かれた文章とは確かこんな感じでした。
『「待って、わたしも一緒に連れて行って」
 小百合は駅のホームで突然そんな事を言い出した。戸惑いを見せる義男。だが、彼の決意は固かった。
「小百合さん。必ず手紙を書くよ」
 そう言って義男は電車へと乗り込む。残された小百合はただ黙って立ちつくしていた。』

 こんな簡単な問題すぐに分かりましたよ。
 
『答え:早く普通に戻りたかった』

 妖怪人間かよ。

 名前はその人の第二の顔です。ちゃんと読めるようになりましょうね。
 ちなみに私は「とびの」ではなく「ひの」です。「飛乃剣弥」であって決して「剣弥」ではありません(最近よく打ち間違えるんだ(涙)。「ま」と「の」って近すぎない?)。

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 『三度目の正直』最後まで読んでくださった方ー。有り難うございますー。伏線ラブコメ(ナニソレ)楽しんでいただけましたか?


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 最近私は色々な部署の応援にかり出されることが多く、沢山の人と知り合う機会が数多くあります。様々な仕事に携わることで、業務に関する見識をより深くするという貴重な体験をしております。

 まぁ、別名「雑務処理担当」とも言いますが。

 で、一緒に仕事をしている人の中に非常に愛想の良い中年の方がいまして。誰の言うことに対しても「そりゃそうですよね」とあいづちを打っては満面の笑みを浮かべます。大変奥ゆかしく、見ているだけで癒されます。

 まぁ、別名「悲しき中間管理職」とも言いますが。

 で、この頃はその人と組んで仕事をすることが増え、彼がヘコヘコしているのをかなりの回数見てきました。

 例えばこの前、九州に出張に行ってきましたが、実は直前になってエライ人が「俺も行く」と言い出しました。で、言われたのは私でなく、その人の良い中年君。
 彼も私もあまり気乗りはしなかったのですが、「ダメ」とは言えず、しぶしぶ中年君が、

「じゃあ朝一の便で飛行機のチケット取っといて下さい」

 と言うと、

「え? 俺が取るの?」

 エライ人は凄く嫌そうな顔。すると中年君はすかさず、

「ああいや、私が取っときますよ。アハハ、そりゃそうですよね

 そうか?

 他にも。
 いつも愛妻弁当を会社の昼休みに食べている中年君。珍しくカップラーメンをすすっておりました。で、私がケンカでもしたのかと聞いてみると、

「いやー、今子供が熱出しててさー。学校休んでるんだよ。だから」

 いまいち意味が分からなかったのでどういうことか聞くと、

「子供が学校行く時は子供が弁当持って行くから、俺の弁当もついでに作ってくれるんだよ。だから子供の弁当がない時は俺の弁当もなし。アハハ、そりゃそうだよね

 そうなのか?

 まだあります。
 私と中年君が所長に呼び出された時のこと。呼び出された理由は以前提出した書類に不備があったからでした。書いたのは私ではなく中年君。私の名前は連名という形で記されていました。

「この書類、どっちが書いたの?」
「あ、私ですが」

 所長の問いに答える中年君。

「あれ、そうなの? 何か体裁悪いからさー。ちょっと見にくいんだよね。悪いんだけど、表とかもうちょっと見やすくしてくんないかな」
「あ、はい分かりました」
「頼むよ。コレだったら飛乃君の方が上手いんじゃないの?」
「アハハ、そりゃそうですよね

 それでいいのか、アンタ。

 こんな感じでなんとも憎めないキャラなのですが、見てて哀れになってきます。私より二周りも年上なのに、後輩に見えるのは何故なんでしょう。

 そんな中年君に捧げる言葉。


アンタ、背中がすすけてるぜ。


 苦労の星の下に生まれて来た人ってのはいるモンなんですねー。
 ガンバレ、中年君! きっと草葉の陰から誰かが応援してくれているぞ!
 ……え? そんな奴いらない? アハハ、そりゃそうですよね。


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 オヤジネタでもう一つ思い出したので書きたいと思います。

 あれは多分、私がまだ六歳か七歳くらいの時だったと思います。
 私、弟、オヤジの三人でママチャリに乗ってスーパーまで買い物に出かけました。
 三人ですから当然「三人乗り」です。
 乗り方はと言うと、
 弟が後ろの座席、オヤジがサドル、私は前カゴでした。
 当時の小さい体は三角座りで前カゴにピッタリフィットし、上手い具合に固定化されていたのを憶えています。
 自転車の最前部から眺める光景は非情に素晴らしく、顔に当たる風が爽快でありました。気分的にはバイクで峠を攻めている感じです。

 スーパーへと続く道。歩道にいる通行人達を避けながら、オヤジは軽快に自転車を飛ばしていました。
 が、交差点で歩道から一時的に車道へと移る際、予想外に大きな段差がありました。
 そこで見事にバランスを崩したオヤジは私の後ろで、

「ヤバイ!」

 と叫び、

 一人だけ大脱出。

 私はと言うと、体がカゴにピッタリフィットしているため、身動きなど取れません。

 今でも鮮明に覚えています。
 私の視界が緩やかな放物線を描き、地面へと吸い込まれていった時のことを。

「す、スマン! 大丈夫か!?」

 そう叫んで駆け寄ったのは、後ろで泣いている弟の方でした。

 私はと言うと、あまりの痛さに泣くどころか、今起こっていることが本当に現実なのかどうかすらも受け入れられていませんでした。
 オヤジが私に駆け寄ってくれたのは、弟が完全に泣きやんだ後。

「お、そうや! コッチはどうや!」

 『コッチは』じゃねぇよ。

「お前血ぃ出とるやんけ! はよ言わんか!」

 何で俺が怒られるんだよ。

「どうや! 痛いか!? 痛いか!? 痛いか!?

 痛いに決まってんだろーがよ!
 いいから取りあえずカゴから出せよ!

 ……まぁ、そんなこんなで。大人の身勝手な行動を初めて見たのはその時でした。

 普通、脱出じゃなくて自転車支えるとかしません? ねぇ? あの件に関しては未だに納得行ってないんですけど。
 

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 世の中、不味い飲み物というのは色々あります。
 代表的なのはやっぱり「青汁」ですよね。他にも「ノニジュース」とか「ゴーヤジュース」とか、罰ゲームなどに良く使われる面々が浮かんできます。
 で、最近見つけてしまいました。新たなヤバい飲み物を。

 その名も「ザラツク牛乳」

 なんて挑戦的なネーミングでしょう。
 明治や森永の「おいしい牛乳」に真っ向からケンカをふっかけているこの牛乳。産地を見ると北海道です。
 やってくれました北海道。さすがスケールが違います。夕張市のヘッポコ市長を輩出するだけあって、やることが大胆です。
 さぁ、ご覧下さい。これが問題の物件です。
















 え? 何? 言いたいことがある?

 却下します。



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 若者言葉というのは非常に独特で、ちょっと聞いただけでは意味の分からない物が多々あります。
 まぁ、「エロかわいい」とか「ちょいワル」とか、ぱっと耳に入っただけでは「何のこっちゃ?」ってなると思うんですよ。
 更に前になると「チョベリバ」とか「チョーMM」とかね。
 で、もっともっと前になると「キモい」
 今では当たり前のように使われているこの「キモい」という言葉。分からない人には分からないと思います。
 少なくともウチのオヤジはそうでした。でも分からなくても使ってみたくなるんでしょうね。若者の仲間入りがしたくて。

 あれは一昨年の冬、実家に帰った時の事です。
 風呂から上がって来たオヤジが言いました。

「あーキモい。ホンマごっつキモかった

 (゚Д゚;≡゚Д゚;) !!??

 最初まったく意味が分からなかったのですが、多分オヤジは「キモい」「気持ちいい」と解釈したんだと思います。

 で、次の日。パソコン作業で肩を凝ったのか、オヤジはオカンにマッサージを頼みました。そこでも、

「あーそこそこ、キモいっ、そこキモいっ。あーキモいキモいキモい

 と、至福の表情吐きまくり。
 するとだんだんオカンの表情が雲って来て、

「そんなにキモいんやったら自分でし!」

 とキレて退散。オヤジは何故怒られたのか分からずに茫然自失。
 面白かったんでホントのこと教えずに放っておきました。
 するとまた次の日、天気が良かったんで外で愛車を洗っていたオヤジが、隣のおばさんに「良い天気ですねー」と挨拶されて、

「いやー、今日はキモいですね」

 爆死。

 さすがに可哀想になったんでホントのこと教えたら、半泣きになって謝りに行ってましたね、ウチのオヤジ。

 で、今日なんで突然こんな話をしたかというと、ドレッシングを試作してる時に大豆粉を頭からかぶってしまいまして。真っ白になった私を見て、同じチームの人が「キ(ry。

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 『ロスト・チルドレン』最後まで読んで下さった方。本当に有り難うございます! ちょっと分かりにくい単語を連発してしまいましたが、楽しんで読んで頂けたようで安心しております。ジュレオンはマッドなので、彼の心理はちょっと分かりにくかったかもしれないですね(汗)。


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プロフィール

Author:飛乃剣弥
最近、色んなことがどーでもよくなってきた。
それでも20%の酸素は必要。
特技は暴飲暴食と上司にタメ口。
スタンドは『ザ・ワールド』(よく無自覚に空気を凍り付かせる)。
ある種の相方

Side:バナジウム虎吉
 かえってきたツッコミ猫。
 マジに怒るとヒゲにシワがよるらしい。
 あと♀。
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登場人物相関図

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登場人物紹介
『魔女』
 現部署の同僚。女性。その柔和な微笑みは5人もの男をたぶらかし、飾り気のない言葉はオヤジ衆限定で大ウケする。真面目で頑張り屋さんなんだけど、薄氷でできた心を持つ、庶民的魔女の代表格。上唇の産毛が、近距離だとヒゲっぽく見えるのは、私が墓場へ持ち込むアーティファクトの一つ。


『漢♀』
 現部署の後輩。一応女性(諸説あるらしい)。2010年三の月に舞い降りた世紀末の大悪魔。万物流転の原理すらねじ曲げ、彼女の覇道にぺんぺん草なし。推定年齢50億26歳。今の地球は彼女が小学校の時に、図工の課題でやっつけ的に作ったというのが最も有力。


『イジメてちゃん』
 現部署、他チームのリーダー。男性。高い権力と低い物腰を併せ持つ、癒し系愛すべきバカ。仕事のふられっぷりは一人前、小言を言われる時は一番前。リーダーオーラ皆無、人生運皆無。「コラ!」と言えない、「いいえ」も言えない。身長A、性格S、男前度B、ストレス性胃腸炎度SS。


『毒メン』
 現部署の後輩。男性。世にいる大半の女性をトロかす甘いマスクから、悪意皆無の猛毒を吐き出す。ポリシーは一貫する、周りからの視線は完スルー。自分大好き、自分が一番、自分よければ全てよし。取り合えず俺最高。身長A、性格D、男前度SS、ジャイアン度SS。


『テキトー』
 現部署のリーダー。男性。貫禄のあるお腹が特徴的な三等身デフォルメキャラ。人生テキトー、大の甘党。体の大部分はチョコレートで構成されており、糖分が切れると極端に動きが鈍くなる。身長A、性格A、男前度B、無責任度SS。


『大胆撫子』
 現部署の新人さん。直属の後輩女性。清廉、華憐、お淑やかと三拍子揃った、大和撫子の純血を受け継ぐ絶滅危惧種。彼女の存在プライスレス、ホントにこの会社で良かったのかプレイスレス。時々飛び出す予想外の発言が、おじさん心を巧みにくすぐる。身長B、性格A+、美人度A+、言葉のマジシャン度S。


『逆コナン』
 現部署のボス。自他共に認めるスケベ親父。オンリーワンが大好き、ロンリーワンが大嫌い。本人は周りから人気があると思い込んでいるが、半分以上が同情であることに気付いていない。身長A、性格B、男前度B-、ロリコン度S+。


『シャドウゲイト』
 現部署の先輩女性。女性では最年長。ビーバー顔、フィーバー体質。おだててやれば際限なくテンションは上がっていくが、お世辞だと見抜かれると急降下。そして死。身長B、性格C-、美人度D、おかあさん度SS。


『ザラキ』
 現部署の後輩女性。帰国子女。英語ペラペラ、日本心ペラペラ。“気遣い”の意味を若干はき違えているところがあり、親切心で人の精神を谷底へと突き落とす。身長C、性格B+、美人度A、クリティカル率S。


『ジェシー』
 本妻。五年間連れ添い、数々の艱難辛苦を共に分かち合ってきた喪服美人。しかし旦那の勝手な都合でオーバークロックさせられ、メモリを半減させられ、あまつさえ超ハイスペックな側妻に旦那を寝取られてしまった悲劇の団地妻。復帰のため、側妻に呪いを施し中、らしい……。


『キャサリン』
 側妻。最新のCPUを内蔵した、超ハイスペックなキャリアウーマン。が、非常にプライドが高くて気むずかしく、起動させるだけで多大な労力を割かれることもしばしば。また起動後も、こっそりアイコンを消したり、DVDドライブをガン無視したりなどのお茶目なイタズラを連発し、旦那を振り回している。


『トリビアン』
 元上司。すでに退職。男性。四十代後半。強い者に弱く、弱い者に強い。常に底知れない小物オーラをまとう。何にでも『へぇーへぇー』と返すため、ソレが重要かどうかの判断が非常に難しい。必殺技は『赤ちゃん喋り』。


『アバウト・ミー』
 前テーマのリーダー。男性。三十代後半。血迷って大手企業を退職し、我が社の所長の怪電波に捕らわれた哀れな中途採用者。生き方もいいかげんなら、言動のすべてがいいかげん。なんとなく『ヨソ様』に通じるところがある。必殺技は『KYっておいしいの?』。


『デコっぱら』
 前部署の先輩。女性。三十代前半。人当たりがよく、愛嬌もあり、十人中九人が可愛いと言うだろう容貌の持ち主であるが、残念ながら額に三段腹がある。必殺技は当然『上目遣いから怪光線』。


『年下おかみ』
 前部署の後輩。女性。二十代半ば。肌の色、言葉遣い、身にまとうオーラ、全てが白い。一見すると良家のお嬢様だが、実はとんでもない秘密兵器を隠し持っている……と勝手に妄想して私が一方的に崇め奉っていた……が、本当に持っていたことが発覚。その必殺技は『暗黒面オーラ』。聞く者の服従心を強制的に引き出す恐ろしい技である。コレにより『年下あねご』から『年下おかみ』にクラスチェンジ


『人妻カオス』
 前部署の先輩。女性。三十代後半。やることなすこと全てが突飛で人畜有害。自爆することもしばしば。社歴が長いわりにルーチンワーク専門。必殺技は『残念なことが。失敗しちゃった』。


『お局様』
 前々々部署で非常にお世話になった女性。推定年齢五千歳。妖怪の生まれ変わりとのウワサも。いろんな意味で怖い。


『飛躍魔人』
 前々部署の直属の上司。女性。三十代後半。頭はキレるが、思考に脈絡のないことが多い。面倒見はいいが、軽い口調で大仕事をふる。怖い。


『死語使い』
 前々部署の大先輩。女性。三十代後半。「ロン毛」「アウトオブ眼中」などの死語をたくみに使いこなす。美人だが静かにキレる。怖い。


『ミス・ミスター』
 本社に異動となった一期上の先輩。女性。三十代前半。「液々しちゃう」「照りっぱなし」など、地球外言語をよくたれ流す。基本的にほわほわとした性格だが、笑顔でキレる。怖い。


『ブラック・マジョム』
 前々部署の先輩。女性。三十代前半。結婚願望が非常に強く、食虫植物のように相手を狙っている。声は幼く可愛らしいが頭の方はそれ以上に幼く、言って良いことと悪いことの区別がついてない。素で破滅の言葉をバラまく。怖い。


『ヨソ様』
 四つ下の後輩。男性。二十代前半。とにかく怖いもの知らずで、常に我が道を行く。本人の知らないところで、私に実害が及んでいるケースが多い。怖い。


『ザ・ハーレム』
 本社に異動となった前々上司。男性。四十代後半。五人の女性を一度に相手にしたことがあるらしい。「女子大生」と「女子大学生」の違いに異常なこだわりを持つ。ヌルい。


『サリ平』
 元特許部署の人。男性。三十代後半。「サリーちゃんのパパ」と「波平」のキメラ体。現在は退職してプー。基本的に毛深いが大切なところは薄い。ハゲい。
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