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 後悔はするが反省はしないッ!
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 終わった……終わっちまったよ……。一週間一話のペースで進め、五週間で長編を書き上げるという過去最速の執筆速度を記録して……。うん、思い残すことは何もないね(笑)。
 しかしまー、書き上げて見返してみると、


 プロットと全然違う。


 ビックリしますよ、この違いには。ホント。
 まさか久里子があそこまで大活躍することになろうとは。『羅刹』がここまで自己主張してくるとは。キー人物であるはずの美柚梨なんて、プロット時には名前すらありませんでしたからね。『月詠』の『精神干渉』だって完全な即席ですよ。当初は玖音が「なんか人の心読めちゃうんだよねー」とか「召鬼を介して魔人にアクセスできたらカックイー」とか、彼独自の『特殊能力』で押し通そうとしていましたから。
 書き始めると浮き彫りになってきますよね。


 ご都合主義が。


 ホントにそんなプロットでよく最後まで書き切れたモンだ。
 毎回丁寧な感想を下さったあおいさん! 貴女からのメールが無ければ頓挫していたかも知れませぬ。ホント、有り難うございました。
 その他読んで下さっている(と信じている)皆さん。楽しんで頂けましたでしょうか。「読んだでー」ボタンをポチッと押していただけるだけでも、非常に励みになります。

 第二部コレにて完結ですが、サブストーリーは色々考えております。あと、千年前のお話として第零部も書きます! 
 鋭気補充とプロット練りのために来週の更新はお休みしますが、また近いウチにお会いしましょうー。ではでは、飛乃剣弥でしたー。


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 >謝楽さん
 「アシェリー様のお通りだ!」二話まで読んで下さってどうも有り難うございます。時間のある時に、のんびりとマイペースで読み進めてください。



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 タマネギを切ると涙が出てきます。それは硫化アリルと言う成分が目や鼻の粘膜に刺激を与えるかららしいです。昔聞いた話では、目を瞑るよりも鼻をつまんだ方が効果的とのことでした。
 で、先程タマネギを切っている際に、そのことを踏まえて対処してみました。
 対処法は簡単。切っている間中、口から息を吸い込んで鼻から出し続ける。
 これだけ。
 端から見ると変質者っぽいですが、非常に効果的でした。
 涙など一滴も出ません。
 その絶大な効果にあまりに感動しすぎたのでしょうか。なぜかチンゲンサイを切っている時に……。
















 大粒の涙が。

 お、おかしい。絶対におかしい。この涙の量は異常だ。
 これではまるで……。










 そ、そうか……。







 まな板だ。






 まな板に残っていたタマネギの涙成分が、時間差攻撃を……。

 「やられた……」と、悔しい思いをしつつも、




















 まぁたまにはいいかなー、と思ったみたりもしました。
 

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 今日、仕事で使っていた容器がなくなりました。
 5リットルほどの液体が入る、丈夫で非常に使い勝手のいい容器です。私達はソレを普通『キュービ』と呼んでいます。
 コレです。




 で、新しく注文するためにカタログを捲りました。
 ところがいくら『キュービ』で探しても出てきません。女の先輩に聞くと、どうやら正式名称は別のようです。しかし彼女はその名前を知りませんでした。
 そこでわりと物知りな、隣の席にいる男の先輩に聞きました。
 すると、

「ああ、『キューカンバ』でしょ」

 さすがです。即答でした。
 しかし『キューカンバ』ですか。まぁ『キュー』は分かるのですが、『カンバ』とは……。ちょっと気になったので『カンバ』の意味をネットで調べてみました。



 カンバ【ボリビアで、アマゾンの低地やそこに住む人たちをさす俗語】



 …………。
 ……いったいどんな繋がりがあるのでしょうか。

「キュービってアマゾンとかの商品なんですかね?」

 さっきの先輩に聞いてみました。
 あの辺りの木から取れた樹脂を使っているとかだったら、辛うじて納得行くのですが……。

「アマゾン? まぁ、あそこは何でも置いてるからね」

 それは知りませんでした。大自然の恵みというヤツなんでしょうか。

「キュウリも売ってんじゃない?」

 まぁそりゃ、キュウリくらいあってもおかしくないでしょうね。でもやけに限定してきましたね。ひょっとして菜食主義者?

「そこのキュウリとかよく買うんですか?」
「いや、それは買わないけど、この前パソコン買った」



 …………。
 ……パソコン? アマゾンで?


「アマゾンでですか?」
「ああ、Amazonでな」

 ……ん?

「で、『キュービ』の正式名称って『キューカンバ』なんですよね?」
「そ。『キュウリ』は『キューカンバ』って言うの。勉強になった?」

 ……話がかみ合ってない?


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 『約束の保証、してくれますか?』を最後まで読んで下さった方。どうも有り難うございます。大変、励みになります。

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 web拍手で温かいお言葉を下さった方。ほんとーにどうも有り難うございます。ジョジョは大好きなので、色々ネタにさせてもらっています(笑)。



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 ネットで今年最大級の衝撃物件を発見してしまいました。
 その名も『カオマル』
 以下に商品について書かれたホームページの文章を抜粋します。

『最近あまり笑ってない、ストレスを感じる、誰かとすれ違いがち…、等そんな悩みのあるひとに』

 これだけ見ると癒し系グッズのように思えます。
 ですがソレは大間違いです。
 では皆さん。心の準備はよろしいでしょうか。
 さぁ、これが『カオマル』の正体です。











恐!






キモ!
 




濃!





鬱……








 いかがでしたか? 堪能していただけましたでしょうか。
 この筆舌に尽くしがたい破壊力。一瞬、走馬燈が垣間見えたかのような錯覚。見る者を震撼させ、体の最深から恐怖を喚び起こす怒濤の如き威圧感

 しかもコレ、柔らかいんです。
 実は石膏じゃないんですよ。ゴム質なんです。
 触ったら絶対に、







おぉぅ……
 


 ってなります。


 さらにこの『カオマル』の使用例がもの凄い。
 これは同ホームページに書かれていた、恐ろしい記載です。

『○一度握ればもう手飛せないこの感触。ついつい時間を忘れてしまいます。
 ○ちょっと気のきいたプレゼントにどうぞ。
 ○なかなか言葉に出来ない気持ちをメッセージにそえて……
 ○夫婦げんかで投げ合っても柔らかいので安心です。(が、おすすめできません)
 ○顔のタイプは4種類。気分にあわせてご使用ください。』





 もぅね……










 ツッコミどころ満載です。




○一度握ればもう手飛せないこの感触。ついつい時間を忘れてしまいます。

 時間どころか我を忘れそうです。『手飛せ』っていう誤字がまたステキ。


○ちょっと気のきいたプレゼントにどうぞ。
 非常に悪質なのでやめましょう。


○なかなか言葉に出来ない気持ちをメッセージにそえて……
 言葉を失わせる破壊力を持っていますからね。微妙におかしい日本語もグッドです。


○夫婦げんかで投げ合っても柔らかいので安心です。(が、おすすめできません)
 絵的に恐いので絶対に勧めないでください。


○顔のタイプは4種類。気分にあわせてご使用ください。
 その気分になった時点でもう手遅れですよね?  







 いやはや、世の中には色んな物がありますな。
 そう言えば昔、似たようなのどっかで見たことあるなーと思って一生懸命思い出しました。そうです。コレですよコレ。














キモムカツク(新ジャンル?)


 


 『カオマル』のホームページはコチラ。
 今年最後の人格破壊兵器をご賞味あれ。 



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 本日出張で、とある製造委託メーカーに行ってまいりました。
 色々な機械が置いてあり、物珍しそうに見ながら工場見学をしていると、目立つ場所に張り紙を発見。

『5Sを必ず守ろう!』

 そう書かれていました。
 で、5Sとは? と下の方を見ていくと、

『整理』
 ほうほう。
『整頓』
 なるほど。
『清潔』
 ごもっとも。
『清掃』
 大切だよね。
『躾』
 うんう……んん!?

 『躾』!? (゚Д゚;≡゚Д゚;) !?

 いや、流れ的におかしいでしょ。
 もう明らかに『無理矢理五個考えてみました』的なオーラが悲しいくらいに伝わって来ました。その時の衝撃を言い表すとすれば、

『料理の“さしすせそ”と言えば』
 『さ』砂糖
 『し』塩
 『す』酢
 『せ』醤油









 『そ』そば粉
 (゚Д゚)!?






『戦隊モノ五人の色と言えば』
 『レッド』
 『ブルー』
 『グリーン』
 『イエロー』










 『グロスオプティマイザ』
 (゚Д゚)!!??






『五大陸と言えば』
 『ヨーロッパ』
 『アジア』
 『アフリカ』
 『アメリカ』










 『エロマンガ島』
 (゚Д゚)!!!???


 とまぁ、このくらい笑撃的だった訳ですが……伝わりました?

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 『約束の保証、してくれますか?』を最後まで読んで下さった方。どうも有り難うございます。
>細かい表現が上手いです。思わず笑ってしまいました。
 柚木と一弥では同じ物を見ても、それぞれ感じ方が当然違うので、その辺りの表現には結構懲りましたね。笑って頂けてなによりです。
>素直な話ですごく面白かったです~。
 いや、ホント有り難いお言葉です。励みになります。最後まで楽しんで頂けたようで作者冥利に尽きます。


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商品企画案。書きましたよ。ええ書きましたとも。
 つーか、気分的には『書いてやったぞコラ、敬ってへつらえ』ってな感じです。
 で、この商品企画案、職制を通じて出さねばならないようです。職制というのは職場の繋がりのことで、具体的に言うと課長、部長と見せて、部長が役員に持って行くって流れです。
 最初、直属の上司である課長に見せた時、私は一発オッケーだと信じて疑いませんでした。
 だって書いてあげたんですから。
 しかも小説で鍛えた語彙力全開で。なんで非常に濃い文体になりました。他の奴らじゃこの味出せねーだろーってなモンです。
 ところが、

「あ、飛乃君さ。まず分かりにくいよね。
目的が見えないんだけど」

 ほぅ、分かりにくいと来ましたか。ソレは確かにいけませんね(リテイク1)。

「うん。目的はハッキリしてるんだけど、今度はステップが抽象的
なんだよね」

 ううむ、言われてみればそうかも(リテイク2)。

「ステップに奇抜性が無いね


 左様で御座いますか(リテイク3)。

「ちょっと現実味が無い
と思うんだけど」

 やりすぎましたかね(リテイク4)。

「うん、目的もステップも良いんだけど、文体に主体性がない
よね。もうちょっと、自分はコレを提案したいんだってのをアピールした方が良いよ」

 ……分かりました(リテイク5)。

「ああ、違う違う。これじゃ評論家っぽいからさ。なんかエラそうなんだよね
。提案書なんだってことを意識して直してみて」

 …………(リテイク6)。

「そうだねー、じゃあと商品名
もうちょっとひねってみようか」

 ……………………(リテイク7)。

「うん、いいんじゃない。で、今更で悪いんだけどさ。文章がゴチャゴチャし過ぎ
てるから、いらない修飾語とか取ってもうちょっとスッキリさせてみようか」

 本当に今更だな、おい。

 こんな感じで課長のチェックは突破しました。
 で、ソレを部長に持っていくと、

「もうちょっと、エラそうに
言い切った方が良いんじゃない? 自分の意志を強く押し出すことも踏まえて」





























わかりました。


 嗚呼、悲しき雇われの身……。
 でもまぁ心の中では、









 ってくらい怒ってたんですけどね。
 まぁ、何はともあれ終わって本当によかったですよ。



「自分で自分を褒めたいと思います」




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以前、と言ってもかなり前ですが、一日で大きく二回ヘコんだことがありました。その内の一回は11/11の雑記で書いた「昇進のための資格取り」
 で、今回はもう一つの方を書きたいと思います。
 事の発端は今を遡ること約一ヶ月。そう、あれは私がデスクワークの息抜きとして、バレンタインデーに女性社員から貰った『サボテン』に、スポイトで水をあげていた時のことでした。

「飛乃君、さ。今時間ある?」

 あまり相性のよろしくない部長から声を掛けられました。
 さすがに「無い」とは言えませんでしたので、「はぁ」と曖昧に返しました。
 で、連れて行かれた先は応接室。私のような下っ端社員が足を踏み入れる機会など滅多にない場所です。
 部長は妙に神妙な顔つきでこう切り出しました。

「再来年、さ。ウチの会社五十周年なの、知ってるよね」

 ちっとも知りませんでしたが、取りあえず「はぁ」と曖昧に返しました。

「でね、その時に商品一杯出したいんだけど。企画案がちょっと足りないんだわ」

 何を言いたいのかはこの時点で分かりましたが、知らないフリして「はぁ」と曖昧に返しました。

「この事、別に飛乃君だけに言ってるんじゃなくてミンナに言ってるんだけど。ちょっと何か考えてみてくれない?」












 と、言ってやりたかったのですが、さすがにそれだけの勇気はなく、「はぁ」と曖昧に返すことしかできませんでした。

「あ、いや。別に嫌ならいいんだ。でもまぁ、出来ればやって欲しいって思うけどね。だから強制じゃないんだけど


 私の『断る』オーラが通じたのでしょうか。部長はやけに下手に出ます。

「まぁ、他にも候補者は沢山いるからさ。だから強制じゃないんだけど


 …………。

「ただまぁ……うん。会社に自分の事をアピールするには良い機会だと思うんだ。別に強制じゃないんだけど


 …………。
 ……………………。

「けどまぁ、もし採用されたらウチの部署もかなり認められるしさ。それなりに賞金も出るし。やってみる価値はあると思うんだよね。強制じゃないんだけど


















 まぁ、そんな感じで商品企画を出すことになりまして。
 この一ヶ月、それなりの時間を割かれていました。ようやくソレが収拾したので、皆さんにお知らせしようかと思った次第で御座います。
 どんな紆余曲折があったかは、また次回と言うことで。 



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 最後のラストスパートが効きました。なんとか日曜日中にアップ完了です。
 あー、いいね。戦闘シーン。やっぱ一番好きです。ハイテンポな曲聞きながらノリノリで書いてました。前半であった久里子と阿樹の頭脳戦の倍以上の速さで(笑)。いやー、スッキリした。伏線も大体回収したことだし(実はコレが一番スッキリした理由かも)。
 ただ一番心配なのは真田家の人間関係。いろいろ娘とか、孫とか、従姉妹とか出してしまったけど読者様の頭の中で整理しきって貰えているだろうか……。分かりにくかったらホントスイマセン(汗)。あと視点もゴチャゴチャ変えててスイマセン(滝汗)。

 さて、第二部もいよいよ次のお話でラストです。玖音と冬摩の戦闘シーンも早く書きたかったですが、五話にはもっと書きたかったシーンが出てきます。『敵が味方に……』王道ですが、他のマンガとか小説読んでても燃える展開ですよね。
 ラストは勿論ハッピーエンド。玖音も美柚梨も冬摩も朋華もちゃーんと幸せ一杯で終わらせます。そして『月詠』も。多分、少しくらい戦闘シーンはあっても、心理描写と過去回想が主体になると思います。

 それでは、最終話でお会いしましょう。飛乃剣弥でしたー。ではではー。



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 さっき小説を書いてる時に気付いたんですが、「いたずら」って二通りの変換が出来るんですね。
 一つはよく使う「悪戯」
 そしてもう一つは「徒」
 後の方の意味は、

 【無益であるさま。役に立たないさま。無駄で価値のないさま】

 らしいです。
 コレ見てふと思ったんですが、「先生」って熟語は確か「先に生まれた」から「先生」なんですよね。
 じゃあ「生徒」は?

 …………。
 ……あれ?

 コレって大問題なんじゃないですか?

 例えば、『生徒は学校で定められた規律を遵守し……』とか言う文章があったとすれば、

 無価値で役立たずに生まれた者は、学校で定められた規律を遵守し……』

 奴隷ですか?

 教育の世界では、「子供」を「子ども」と書かなければならないそうです。理由は「供」と書くと「付属物」のように聞こえるから。ぶっちゃけ「子供」って差別用語らしいです。だったら「生徒」も差別用語にすればいいのにね。
 どうですか? 子供代表としてと不公平感じませんか?









しらねーよ。


 だって。


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 一週間ほど前、労働組合からカンパ金のお願いが回ってきました。
 チリも積もれば山となる。数百円ずつとかでも、ミンナから集めると結構な金額になるんですよ。
 集計封筒の中を見ると、五百円玉や百円玉が沢山入っていました。振るとじゃらじゃらと小気味良い音が奏でられます。数百円くらいで良い事をした気分になれるのなら、私もまんざらではありません。
 が、財布を開けてみて思い出しました。
 前の日、スーパーでお肉と卵とキムチの素を買った時に、ちょうど小銭を放出しきっていたのです。
 財布の中にあったのは、一円と五円玉だけ。しかしお札はあります。千円、五千円、一万円。すべて揃っていました。
 私はカンパ金の入っている封筒の中を見て悩みました。中には小銭だけでお札は入っていません。
 コレも何かの縁です。きっと神は、ここで気前よくお札を入れて勇者になれと言っているのでしょう。そうに違いありません。恵まれない子供に大きな愛の手を差し出せというお告げ。私はそう解釈しました。

 で、今日。カンパ金の集計金額がメールにて知らされました。









「今回のカンパ金は6520円集まりました。皆さんどうもありがとう御座いました」


 おぅ。まぁとっとけ。

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 『三度目の正直』最後まで読んで下さった方。どうも有り難うございました。最後まで飽きることなく読んでいただけましたでしょうか?


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プロフィール

Author:飛乃剣弥
最近、色んなことがどーでもよくなってきた。
それでも20%の酸素は必要。
特技は暴飲暴食と上司にタメ口。
スタンドは『ザ・ワールド』(よく無自覚に空気を凍り付かせる)。
ある種の相方

Side:バナジウム虎吉
 かえってきたツッコミ猫。
 マジに怒るとヒゲにシワがよるらしい。
 あと♀。
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登場人物相関図

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登場人物紹介
『魔女』
 現部署の同僚。女性。その柔和な微笑みは5人もの男をたぶらかし、飾り気のない言葉はオヤジ衆限定で大ウケする。真面目で頑張り屋さんなんだけど、薄氷でできた心を持つ、庶民的魔女の代表格。上唇の産毛が、近距離だとヒゲっぽく見えるのは、私が墓場へ持ち込むアーティファクトの一つ。


『漢♀』
 現部署の後輩。一応女性(諸説あるらしい)。2010年三の月に舞い降りた世紀末の大悪魔。万物流転の原理すらねじ曲げ、彼女の覇道にぺんぺん草なし。推定年齢50億26歳。今の地球は彼女が小学校の時に、図工の課題でやっつけ的に作ったというのが最も有力。


『イジメてちゃん』
 現部署、他チームのリーダー。男性。高い権力と低い物腰を併せ持つ、癒し系愛すべきバカ。仕事のふられっぷりは一人前、小言を言われる時は一番前。リーダーオーラ皆無、人生運皆無。「コラ!」と言えない、「いいえ」も言えない。身長A、性格S、男前度B、ストレス性胃腸炎度SS。


『毒メン』
 現部署の後輩。男性。世にいる大半の女性をトロかす甘いマスクから、悪意皆無の猛毒を吐き出す。ポリシーは一貫する、周りからの視線は完スルー。自分大好き、自分が一番、自分よければ全てよし。取り合えず俺最高。身長A、性格D、男前度SS、ジャイアン度SS。


『テキトー』
 現部署のリーダー。男性。貫禄のあるお腹が特徴的な三等身デフォルメキャラ。人生テキトー、大の甘党。体の大部分はチョコレートで構成されており、糖分が切れると極端に動きが鈍くなる。身長A、性格A、男前度B、無責任度SS。


『大胆撫子』
 現部署の新人さん。直属の後輩女性。清廉、華憐、お淑やかと三拍子揃った、大和撫子の純血を受け継ぐ絶滅危惧種。彼女の存在プライスレス、ホントにこの会社で良かったのかプレイスレス。時々飛び出す予想外の発言が、おじさん心を巧みにくすぐる。身長B、性格A+、美人度A+、言葉のマジシャン度S。


『逆コナン』
 現部署のボス。自他共に認めるスケベ親父。オンリーワンが大好き、ロンリーワンが大嫌い。本人は周りから人気があると思い込んでいるが、半分以上が同情であることに気付いていない。身長A、性格B、男前度B-、ロリコン度S+。


『シャドウゲイト』
 現部署の先輩女性。女性では最年長。ビーバー顔、フィーバー体質。おだててやれば際限なくテンションは上がっていくが、お世辞だと見抜かれると急降下。そして死。身長B、性格C-、美人度D、おかあさん度SS。


『ザラキ』
 現部署の後輩女性。帰国子女。英語ペラペラ、日本心ペラペラ。“気遣い”の意味を若干はき違えているところがあり、親切心で人の精神を谷底へと突き落とす。身長C、性格B+、美人度A、クリティカル率S。


『ジェシー』
 本妻。五年間連れ添い、数々の艱難辛苦を共に分かち合ってきた喪服美人。しかし旦那の勝手な都合でオーバークロックさせられ、メモリを半減させられ、あまつさえ超ハイスペックな側妻に旦那を寝取られてしまった悲劇の団地妻。復帰のため、側妻に呪いを施し中、らしい……。


『キャサリン』
 側妻。最新のCPUを内蔵した、超ハイスペックなキャリアウーマン。が、非常にプライドが高くて気むずかしく、起動させるだけで多大な労力を割かれることもしばしば。また起動後も、こっそりアイコンを消したり、DVDドライブをガン無視したりなどのお茶目なイタズラを連発し、旦那を振り回している。


『トリビアン』
 元上司。すでに退職。男性。四十代後半。強い者に弱く、弱い者に強い。常に底知れない小物オーラをまとう。何にでも『へぇーへぇー』と返すため、ソレが重要かどうかの判断が非常に難しい。必殺技は『赤ちゃん喋り』。


『アバウト・ミー』
 前テーマのリーダー。男性。三十代後半。血迷って大手企業を退職し、我が社の所長の怪電波に捕らわれた哀れな中途採用者。生き方もいいかげんなら、言動のすべてがいいかげん。なんとなく『ヨソ様』に通じるところがある。必殺技は『KYっておいしいの?』。


『デコっぱら』
 前部署の先輩。女性。三十代前半。人当たりがよく、愛嬌もあり、十人中九人が可愛いと言うだろう容貌の持ち主であるが、残念ながら額に三段腹がある。必殺技は当然『上目遣いから怪光線』。


『年下おかみ』
 前部署の後輩。女性。二十代半ば。肌の色、言葉遣い、身にまとうオーラ、全てが白い。一見すると良家のお嬢様だが、実はとんでもない秘密兵器を隠し持っている……と勝手に妄想して私が一方的に崇め奉っていた……が、本当に持っていたことが発覚。その必殺技は『暗黒面オーラ』。聞く者の服従心を強制的に引き出す恐ろしい技である。コレにより『年下あねご』から『年下おかみ』にクラスチェンジ


『人妻カオス』
 前部署の先輩。女性。三十代後半。やることなすこと全てが突飛で人畜有害。自爆することもしばしば。社歴が長いわりにルーチンワーク専門。必殺技は『残念なことが。失敗しちゃった』。


『お局様』
 前々々部署で非常にお世話になった女性。推定年齢五千歳。妖怪の生まれ変わりとのウワサも。いろんな意味で怖い。


『飛躍魔人』
 前々部署の直属の上司。女性。三十代後半。頭はキレるが、思考に脈絡のないことが多い。面倒見はいいが、軽い口調で大仕事をふる。怖い。


『死語使い』
 前々部署の大先輩。女性。三十代後半。「ロン毛」「アウトオブ眼中」などの死語をたくみに使いこなす。美人だが静かにキレる。怖い。


『ミス・ミスター』
 本社に異動となった一期上の先輩。女性。三十代前半。「液々しちゃう」「照りっぱなし」など、地球外言語をよくたれ流す。基本的にほわほわとした性格だが、笑顔でキレる。怖い。


『ブラック・マジョム』
 前々部署の先輩。女性。三十代前半。結婚願望が非常に強く、食虫植物のように相手を狙っている。声は幼く可愛らしいが頭の方はそれ以上に幼く、言って良いことと悪いことの区別がついてない。素で破滅の言葉をバラまく。怖い。


『ヨソ様』
 四つ下の後輩。男性。二十代前半。とにかく怖いもの知らずで、常に我が道を行く。本人の知らないところで、私に実害が及んでいるケースが多い。怖い。


『ザ・ハーレム』
 本社に異動となった前々上司。男性。四十代後半。五人の女性を一度に相手にしたことがあるらしい。「女子大生」と「女子大学生」の違いに異常なこだわりを持つ。ヌルい。


『サリ平』
 元特許部署の人。男性。三十代後半。「サリーちゃんのパパ」と「波平」のキメラ体。現在は退職してプー。基本的に毛深いが大切なところは薄い。ハゲい。
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